英語は楽し! 第11弾 「英語、なるほど、ふーん!」の世界 Part 3
さぁ、今回も読者さんの「へー」「ふーん」「なるほど!」をお誘いします。
② iPhone の i と Android
どちらもとても日本人に好かれている機種です。ところで iPhone の i って何のことだか考えたことがありますか。実はこれには深い深い意味が込められているのです。アップル社の元CEOであり創業者の一人でもあるスティーブ・ジョブズ氏は、この i に5つの意味を込めたと自ら語っています。一つはもちろん Internet(インターネット) の i です。他の4つは、individual(その人だけの)、instruct(指導する)、 inform(情報を与える)、そして inspire(ひらめかせる)です。 どうですか。これだけでも i のすごさが伝わりませんか。(発音はそれぞれ、「インディヴィジュアル」、「インストラクト」、「インフォーム」、「インスパイア」です)
また英語の i で始まる単語は他に、 interest(インタレスト: 興味を引く)、 intelligence(インテリジェンス: 知能)、 intellect(インテレクト: 知性)、 innovation(イノベイション: 技術革新) など、人間の知識、知能、可能性、無限性、向上心などを表す高度な意味を持った単語がとても多いのです。もしかしたらスティーブ・ジョブ氏は iPhone の i に、こういう語のコンセプトすべてを込めたのかもしれませんよ。だって氏の座右の銘は Think Different (スウィンク ディファレント)ですから。「周りとは違う考え方をしろ!」という意味です。アイフォンの発明が世界を変えたと言われていますが、氏はまさに世界に革命を起こした張本人です。
どうですか、こういう事実を知ると、ご自分のアイフォンに対してこれまでとは違う新たな愛着がわいてきませんか? 自分のアイフォンに対する誇りと得した気分が生じてきませんか? 「俺のアイフォンはこんなにスゲーんだ!」、「私のアイフォンってこんなに素敵なものだったのね!」といった風に。
次回は Android についてお送りします。ではまた。