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「NEW GENERATION THE LIVE スターズ編 ウルトラマンゼロ~はじまりの物語~in博品館劇場」を観てきました。


メインビジュアル。

銀座・博品館劇場にて、2024年11月2日から4日までの計3日間・全6ステージが開催された、秋恒例、ウルトラマンのステージ、「THE LIVE in 博品館劇場」今回は今年15周年の「ウルトラマンゼロ」をメインに据えた「はじまりの物語」が上演されました。
その感想とレポもどきを思う侭に書いていこうと思います。ステージの内容を盛大にネタばれしていますので、17日からのアーカイブ配信で初めてみるよ~って方がおられたらご注意ください。そうそう、今回はアーカイブ配信がステージ終了から2週間後と、U-NEXTさんに配信先が変わってから初めてこんなに間が空いた気がする…。なんでだろう~なんでだろう~♪

訂正。アーカイブ配信、17日からはなく17日まで、でした。ロビーに貼ってあったチラシには17日からと書いてあったような気がしたのですが、記憶違いでした。お詫びして訂正いたします。大変失礼いたしました。

さて、二部構成の第一部はゼロさんが初登場した、映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」をなぞると申しますかアレンジと申しますか。登場キャラを一部変更して濃縮したようなお話になっていたと感じました。

物心ついた頃から両親の顔も知らず、一人で生きてきたゼロさん。その過酷さの中で、「強い力」を求めたのは自然なことなのかもしれません。ただ、そのベクトルは誤った方向に行ってしまった。寸でのところで食い止めたのは、ウルトラセブンさん。光の国を支える人工太陽・プラズマスパークの力を己のものにしようとした禁忌を犯したゼロさんから「ウルトラの力」を奪い、辺境の惑星・K76星へ追放する。そこでは、ウルトラマンレオさんと双子の弟・アストラさんの厳しい修行が待ち受けている訳ですが、映画だとゼロさんは「テクター・ギア」という大リーグ養成ギブスみたいな、全身を覆う訓練用の黒いアーマーを付けていたのですが、今回の「はじまりの物語」では、ゼロさんの、所謂「人間体」が登場。「ウルトラの力」を奪われ、自分の望む力は手に入れることができず、毎日ただひたすらボロボロになるまで行われる特訓。その表情は焦りと苛立ちが色濃くにじみ出た険しいもの。そんなゼロさんを変えた大切な出会いが。それはピグモンさんとの出会い。最初は、疲れ果てて横になった時に顔を覗き込まれてキレた(^^;)ゼロさんでしたが、自分を慕ってくれる可愛らしいピグモンさんと少しずつ打ち解けて、いつしかその表情も穏やかで優しいものになっていく。ある日、ピグモンさんが、横になっているゼロさんに食料を届けて立ち去ろうとした時に「お前だったのか。俺に食料を届けてくれたのは…。」というゼロさんのセリフがあるのですが…。おそらく、けっこうな割合で「ごんぎつね」を思い浮かべた人がいたかと(^^;)
はい。私もその一人です(^^;)ピグモンさんと食事をとりながら、これまでの自分の身の上話をするゼロさん。たった一人でもいい。こうして自分の胸の内を打ち明けられる存在がいるということは、とても大きなことなのだと思うのです。それはゼロさんだけに限らない。誰にでも当てはまることなのではと思います。そう。ゼロさんへの自分の想いを理解してくれたウルトラマンさんがいるセブンさんにとっても。
ゼロさんが修行に明け暮れていた頃、ゼロさんと同じように禁忌を犯し光の国を追放され、牢獄に監禁されていたウルトラマンべリアルが脱獄してから怪獣墓場での怪獣軍団とウルトラマンさん・ウルトラセブンさん・ウルトラマンメビウスさんとの死闘と、アイスラッガーをK76星に向かって飛ばすセブンさんまでの流れは、映画と同様の緊迫した状況になっています。怪獣たちが蘇った時にちょっとした「コント」みたいなのが見られたり、ウルトラマンさん達の闘い方が、それぞれのキャラの特徴をよく捉えた素晴らしさで魅入ったり、最後まで孤軍奮闘するセブンさんに手に汗握ったり、べリアル陛下の禍々しく荒々しい威圧感にざわついたり、見どころ満載の場面となっておりました。
K76星に話が戻り、この日もゼロさんの修行を観にやってきたピグモンさんを「妙な応援団」といいながら、まんざらでもないゼロさんの表情には以前のような険しさはもうありません。その心の中に明らかに何かが芽生えている。そんな表情です。そこへやってくる怪獣・ゴルザ。人間体のままでは満足に戦えない。でも、今、自分が戦わなければ非力なピグモンさんは守れない。意を決したゼロさんが怪獣に立ち向かう。力の差は歴然。それでもたとえこの身が砕けようとも、いつもそばにいて支えてくれたこの小さな命を守る為に…俺は戦う。「意地見せやがれ!」守りたい。一途なその想いを込めた拳をゴルザに食らわせようとした瞬間。ゼロさんは人間体からウルトラマンゼロ本来の姿に戻っていた!訳が分からないけど、今は戦うしかない。本来の姿に戻ったゼロさんは強かった。怪獣は引き下がりピグモンさんを無事守ることができた。そこへやってくるレオさんとアストラさん。何故「ウルトラの力」が戻ってきたのか、そして、これまで極秘にしていたセブンさんとゼロさんの関係をここですべて明らかにします。自分から「ウルトラの力」を奪った訳、「父親」であることを隠していた訳、今まで知らされていなかった様々な「訳」を聞いて混乱するゼロさん。そりゃそうだ。自分の父親があのウルトラセブンだといきなり知らされてどうリアクションとればいいんだ。「またしても何も知らない大泉洋さん」みたいになりますよね。
セブンさんの「父親」としての自分への想いをレオさんから聞いたゼロさん。父親と名乗りもしないでずっと独りぼっちにさせられた…という「恨みつらみの念」より、大きな愛でずっと自分のことを見守ってくれていた、今、この瞬間、窮地に立たされている父親を救いたいという「息子としての愛」が勝った。「守りたい」自分の為の力ではなく、誰かの為の力を…。だから彼はいま「ウルトラマン」なのだという強さが印象的なシーンだと思いました。あと、印象的だったのはピグモンさんのリアクション(^^♪前回の「UFZ編」で惑星エスメラルダが壊滅したという報を聞いたときの「えーー!」と、今回の、ゼロさんがセブンさんの息子だったと聞いた時の「えーー!」どちらもナイスリアクションでした(^^)/私も積極的に真似して使っていきたいと思います(^^♪
ちなみに、ゼロさんの「人間体」を演じたのは「THE LIVE~ブレーザー編・…未来へ」で、ゲント隊長の特機団時代の相棒・ジンを演じた力丸佳大さん。(注*初日からエンドクレジットがスクロールされていたので、キャストさん・スタッフさんの名前は劇場に来た人はわかっています。)K76星に来たばかりの時の「自分の為の力」を欲していた時の険しい表情から「誰かの為の力」の意味を知った「真の強さ」を身につけた時の雄々しい表情への変遷が見事で、そのキレと迸る強さのある華麗なアクションと共に、私…いえ、私達、観客の心をアツくしてくれました。

第一部もいよいよクライマックス!怪獣墓場での壮絶な激闘が始まります。
BGMとしてかかる「ウルトラマンメビウス」盛り上がります(^^♪…私事で恐縮ですがこの曲を聞くと、どーしても「怪獣散歩・鳥取編」が脳内を駆け巡り、手が左右に動きそうになってしまいます(^^;)←わかってくださる方、私と握手です(笑)「怪獣散歩」さん、何とかしてください(^^;)そうですね。早いところ放送が復活してくださったら治ります。是非ご検討のほどを<(_ _)>
手に汗握る死闘は文章で書くより、アーカイブ配信を観ていただくのが一番!畳みかけるような盛り上がりの連続!胸アツシーンしかありません!
場内が一番盛り上がったと思うのはセブンさん・レオさん・アストラさん揃踏みの場面。アーカイブ配信をイヤホンで聞きながら見ると、お客さんの「すげぇ!」という声が微かに聞こえます。そのくらい盛り上がった気がします。レオさんの声を担当された夏八木さん。第一声を聞いた時に、オオトリ・ゲンを演じた真夏竜さんご本人かと思ったくらいに威厳のある声が似てたしカッコよかったです。今回のウルトラマンさん達の声をご担当された声優さんも皆さん、カッコ良かったです←語彙力壊滅(^^;)そして更に、アクションの厳かさとBGMの「ウルトラマンレオ」がよりアツくさせてくれます。個人的にはこの曲はレオさんの「厳しさ」をよく表現していると思うので好きです。べリアル陛下VSゼロさんの死闘は物凄い!何かもういろんな「音」が聞こえてくるみたいでした。もちろん!べリアル陛下に「お前は何者だ?」と聞かれてゼロさんが答えるシーンもあります!この時のゼロさんの万感の想いが込められた「タメ」が、とてもカッコいい(*‘∀‘)
怪獣墓場での死闘が終わり、セブンさんとゼロさんが他人ではなく親子として対面する場面。「強くなったな…」セブンさんのその一言で、ふらふらと歩み寄る、今までの「蟠り」のようなものは溶けてなくなったかのようなゼロさんの、うれしさだけではない様々な感情が混じりあった何とも言えない表情。セブンさんに抱き寄せられて一気に爆発した感情。セブンさんはそんな息子を見て「今までよく頑張ったな」と労うように肩にトントンと手を触れる。ゼロさんと同じくらい、いえ、もっと辛かったのはセブンさんだと思います。力を欲し禁忌を犯したゼロさんに「あんただって宇宙警備隊として力を振るっているじゃねぇか!」と言われた時の苦悶の表情。「力と強さ」の意味をはき違えている息子を見るのはとても辛かったでしょう。このままではいけない。あえて父だと名乗らずに心を鬼にして息子の行く末を案じる。その苦しさにいっそ鬼になれたらどれだけ楽だろう…そんなことも思ったかもしれません。でも、その苦しさより息子への愛の大きさのほうが勝った。そして、息子も父の愛の大きさと優しさ、そして、苦悩を知った。切なくてあたたかいこの場面に涙が溢れました。この二人に幸あれと思わずにはいられなかった。それで、母親はどなたなの?という謎はいまだに解き明かされる気配すらありませんが、それはひとまず置いておき(^^;)セブンさんだけではなく、レオさん、アストラさん、ピグモンさん、沢山の人達の愛を受けて、ウルトラマンとして大きな成長を遂げたゼロさん。ふと思ったのですが、自分の想いを受け止めてくれて支えてくれた人がいたセブンさんとゼロさんって何だかんだで「ウルトラ幸せ者親子」ではなかろうか。第二部ではとある人物との出会いがゼロさんをさらに大きく成長させてくれます。

休憩告知のナレーション。「UFZ編」と同様にUFZの面々がつとめました。声が流れると大きな歓声があがった場内。UFZの人気の高さは健在だと証明する一幕でした(^^♪そんな中、トライスクワッドからタイガさんの声が流れた時も大きな歓声が。こちらもその人気は健在です(^^)/

第二部。舞台は地球へと変わります。
このステージのメインタイトルは「NEW GENRATION THE LIVE」と、いうことで、冒頭はゼロさんと関わりの深い「ニュージェネウルトラマン」が、Voyagerさんによる各々の主題歌・生歌唱に乗せてご登場。まずは来年放送開始10周年!私の一推しウルトラマン!Voyagerのお二方もオペレーター役としてご出演された「ウルトラマンX」よりエックスさんがユナイテッド!トランポリンを使って華麗に前方宙返りからの登場と、第5話「イージス 光る時」からの名セリフ、「2万年も待ってられないんでね。」をビシッと決めると大盛り上がりの場内(^^♪武骨さとスマートさが併走したバトルがカッコいい(*‘∀‘)さすが私の推し(*‘∀‘)暗転した場内に響きわたるオーブニカの音色。この音色が聞こえてくると、どのステージも例外なく場内がどよめきます。ガイさんが旅立ってからどれだけの月日が過ぎても、その哀愁漂う音色はファンの心を掴んで離しません。次はこの方。「ウルトラマンオーブ」よりオーブさんです。まずはスペシウムゼペリオンさん。ゼロさん共々、回し蹴りもそのスタイルも美しい💛オーブさんは形態が変わるウルトラマン。お次はアツいやつ!バーンマイトさん。オーブがアツいやつなら俺も、と、ばかりにゼロさんもタイプチェンジ。ストロングコロナゼロさん、これまたアツくご登場!プロレスのタッグマッチを見ているような荒々しいアクション。クソアツイです(^^♪(褒め☆)お次はこの形態。キレのいいヤツ!ハリケーンスラッシュさん。青色が映えるその姿に、これまたじゃぁ俺も!青いゼロさん・ルナミラクルゼロさん、クールにご登場。どちらもランス持ちのスタイリッシュなバトル。華麗でした(^^♪最後はスペゼさんといつものゼロさんでフィニッシュ。ゼロさんに一礼をするオーブさん。礼儀正しいです。

暗転の後、ピンスポに照らされた男性。第二部のもう一人の主役・伊賀栗レイトさん。第二部はレイトさんとゼロさんの物語になるようです。

そして、この地球を守るウルトラマン。こちらも前方宙返りを颯爽と決めてご登場。ウルトラマンジードさんです。ダークロプスとの戦闘にゼロさんも参戦。その最中に紛れ込んでしまったレイトさん。「何かの声が聞こえた」と、逃げることをしないでどこかへ行こうとするレイトさんへダークロプスの光線が向けられた!危ない!レイトさんを庇おうとするゼロさん。どうなる二人!暗転の後、レイトさんの「精神世界」を模したベールの向こうの二人。ゼロさんがレイトさんに「残念ながらお前は死んだ」と告げるシーン。何だかどこかで聞いたようなセリフ。ゼロさんの自称お弟子さんがそんなことを言っていたような…。それはさておき、死んだと告げられて妻のルミナさんと娘のマユちゃんにごめんよ(;_;)と上を向いて手を合わせるのをみて「何かいるのか?」と、同じように上を向くゼロさんが面白い(^^♪レイトさんが自らの危険を顧みず、小さな命を救おうとした勇気に感銘したゼロさん。ゼロさんの命を半分あげて「二人で一人」になることで、レイトさんは生き返る、ゼロさんは地球で活動する身体が手に入る、win-winの関係になることを提案。妻と娘の為に二つ返事をするレイトさん。こうして「ゼロさんとの奇妙な共同生活」が始まりました。
レイトさんはサラリーマン。ゼロさんにとっては何もかもが初めてのことばかり。まずは通勤電車。金色の髪を鏡獅子みたいに振り回す人もいれば、ラッパーみたいな人もいて、通勤電車というよりどちらかと言えば「NYの地下鉄」のような趣。隣の人に足を踏まれたのに謝るレイトさん…。レイトさんは営業マン。一般のご家庭に訪問営業です。でも、けんもほろろな対応をされてしまいます。このお家のご主人とおぼしきかた。昭和の成金オヤジみたいな出で立ちが個人的にツボ(笑)。お次は勤務先。同僚が定時で帰る中、残って仕事をするレイトさん。「17時過ぎたぞ…。定時じゃねぇのか…。残業ってやつか…。」
ぼやくゼロさん。残業という言葉を覚えたくらいにレイトさんは残業しまくっているのか…それはそうと、レイトさんに手を振って帰る同僚が可愛い💛&お茶を差し入れする同僚が優しい(^^♪…やっとこさ残業も終わり帰路につくそのさなか、輩のような集団に絡まれてしまい、されるがままのレイトさんに業を煮やしたゼロさん。「ちょっと変われ。」TV本編でもお馴染み「身体乗っ取り(^^;)」。ジード第3話「サラリーマンゼロ」のオマージュともいえるゼロさんと輩のシーンが炸裂します。レイトさん役の小澤さん。さすがLDH JAPAN(^^♪のキレッキレなアクション!と、頼りないレイトさんからビシッと決めるゼロさんへの変わり身が見事な演技は健在!ほんと小澤さんって演技上手(^^♪場内は大盛り上がりです(^^♪初日にこのシーンを見たとき、7年前の風景が脳裏をよぎりました。7年前にこのシーンに登場した演者さんが、7年の時を経て今年のこのシーンにも登場している!個人的にかなり胸アツなシーンになりました。誰か気になったそこの貴方。まずツブイマでジード第3話を見てからアーカイブ配信でよーく目を凝らしてみてください。もう一人いてくれたら尚良かったですが、そうすると第一部との兼ね合いで「あれ?あの人?」と混乱するからできなかったのかも(;_;)懐かしかっただろうな…お互いに。
輩をこてんぱんにしてゼロさんからレイトさんに戻ったら、輩がびびり倒して一目散に逃げていく。輩が謝る中「治療費払いますから!」どこまでお人好しなんだ。レイトさんは…。レイトさんが定期入れに入れている家族の写真。「妻のルミナさんと娘のマユです。可愛いでしょう?」『おおぅ…』ゼロさんには女性の家族はいないから、最初はそう言われてもどう反応していいか分からなかったようだけど、レイトさんにとって「大切」というのは分かる。だから、暴力は見るのもするのも嫌いで人に頭を下げてばかりのレイトさんを歯がゆく思うゼロさん。「そんな生活耐えられるのか?」ゼロさんには絶対に無理であろうことを黙々とこなしていくレイトさんに向けられた苛立ちも混じった言葉に、「耐えられますよ!大切な家族がそれで守れるのなら耐えられます。僕はゼロさんみたいなヒーローではないけど、それが僕なりの闘いってやつですかね。」と、力強く笑顔で答えるレイトさん。ただの情けないサラリーマンではなかった…。ゼロさんにとっては意外な返しだったかも。
急に鳴り響くサイレン。ゼロさんがサーチしたところ、怪獣が出現して火災が発生したらしい。その方向にはレイトさんの家が。今日は休みを利用して実家に帰っていた妻と娘が帰ってくる…。急いで戻るレイトさん。自宅のマンションが燃えている!火の回りが早く勢いが物凄いうえに怪獣もいる…「人間のお前では無理だ!」ゼロさんが身体を乗っ取って行こうとするも、家族を助けたい・守りたいというレイトさんの意思の力のほうが強く、乗っ取りができない。業火の中を突き進むレイトさん。BGMはウルフェス2017で使われた「君と僕の明日へ」サビの歌詞を聞くとラブソングにも聞こえる壮大なこのバラード。レイトさんからルミナさんとマユちゃんへの愛が溢れているようで、涙腺が緩んでおりました。途中、気を失うまでになっても絶対に諦めない。必ずルミナさんとマユちゃんをこの手で助けだす。かけがえのない愛する人達への強い想いと意思で前に進み続けるレイトさんに、情けないと見くびっていた人間が教えてくれた、その心の奥底にある「ウルトラの力にも負けない強さ」を見たであろうゼロさん。普段の姿だけで見切った気になってはいけなかった。やはりこいつは強かった。お前もれっきとしたヒーローだ。俺の力を貸してやる…いや、その言い方は違う。俺が上にいるのではない、二人で一人なのだから、共に行こう…。ゼロさんに変身してルミナさんやマユちゃん、他の住人の皆を救ったゼロさんとレイトさん。救った人々を手から離し「よしっ!」とするゼロさんが頼もしいです(^^♪後は怪獣を倒すだけ。先に戦っていたジードさんと名乗りあい共闘します。レイトさんとゼロさんとくれば、あの形態しかない(*'▽')それはアーカイブ配信でご確認くださいませ(*'▽')ゼロさんと関わりのあるニュージェネヒーロー、最もそれが深いのはこのジードさん。荒ぶる戦い方のジードさんを幾多の戦いを経て洗練されてきたゼロさんが、さりげなく支えていたように感じる、ある意味「師弟」のような関係だったかもしれないと思いました。この二人にかかれば、怪獣たちはひとたまりもない。みごと勝利し、一件落着です。怪獣は「ウルトラマンダイナ」に登場した、ギアクーダの分身体でしたが、腕を上げて襲ってくる姿。ちょっと可愛かったです(^^♪
ダークロプスにパンチを食らわすたびに「イテテ(-""-;)」となるゼロさんがツボ(^^)
表情の豊かさ、さすがのゼロさんです(^^)
こちらも演者さん繋がりで、個人的に「おー(*^^*)」と、なっておりました。

再びレイトさんの精神世界。短い時間になるかもしれないが共にこの世界を守っていこうと決意を新たにする二人。最初はグータッチだったのが、今はしっかりと手を握り合っている。ここに、二人の信頼がより強まったのを見た気がします。この後、捌ける二人。毎回レイトさんのアドリブが楽しかったです。初日「ゼロさんは何歳なんですか?」「ゼロさんの身長はどれくらいですか?」2日目「ゼロさんはどこから来たんですか?」「ゼロさん、焼き鳥は好きですか?よかったらこの後一緒に行きませんか?」最終日「え?この後ですか?マユにおもちゃを買って帰ります💛」「怪獣酒場がこの近所にあるんですが一緒にどうですか?」このアドリブを受けて、この後「Ultra Spiral」を歌う為に登場するVoyagerのTAKERUさんが「更に盛り上がって焼き鳥屋へ行こう!」さらにアドリブを被せてくるのが面白かったです。さすがTAKERUさん(^_-)-☆
今回のTHE LIVE in 博品館劇場もVoyagerのお二人が歌で盛り上げてくれました。「進め!ウルトラマンゼロ」「Ultra Spiral」「ULTRA PRIDE」の3曲を披露。どれも血沸き肉躍る名曲ばかり。「ULTRA PRIDE」にのせての、ヒーローと怪獣・宇宙人・ベリアル陛下とのバトルはとーーってもカッコよかったです(*'▽')Voyagerのお二人はカテコのご挨拶も楽しいのがそれも魅力(^^♪
Voyagerさんも今年15周年!おめでとうございます💛これからもウルトラな歌で、みんなを楽しませて勇気づけてくださいませっ!

そうそう、前説のことにも触れないと。前回はゼットさんがご担当でしたが、今回はピグちゃんとこはるお姉さんも前説担当の仲間入り。お帰りになる時、フイギュアスケートの選手のようにくるくると回るアクティブなピグちゃんも元気なこはるお姉さんも健在でした(^^♪あれ?じゃぁゼットさんはお役御免?安心してください!ちゃんとありますよ!ピグちゃんとこはるお姉さんの後、少したってからのご登場でした。拍手の練習で「Promise for the future」を歌うのもあります!何なら、さらに激しさ(笑)を増して、もはや「ゼットさんワンマンショー」状態(*'▽')前回の「UFZ編」が収録されているツブイマでは、何故かカットされているゼットさんの前説。今回の公演もその可能性が高そう?なので、カットされない(と思う…)アーカイブ配信で目に脳裏に焼き付けてください。今回も楽しかったなぁ。前説(^^♪

嬉しかったのは、終演後のお見送り。コロナ禍が落ち着いて、前々回の公演からだったと思いますが、ようやく復活してくれました(^^♪今回も沢山のヒーローがお見送りをしてくれましたが、驚いたのは「ウルトラマンマックス」さんがご登場されたこと。おそらく、誰も予想だにしていなかったでしょう。マックスさん好きの私は超絶嬉しかったです(*''▽'')
後は、ガイアSVさん、グリッタートリガーエタニティさん、自信はないですが、ウルトラマンさん(マント着用)あともうお一人が思い出せない(ーー;)メビウスさんだったような気もするけど多分違う…。くっそぉ~何方だっけ…。千秋楽はレイトさんとゼロビヨンドさんのお二方がお見送りをしてくれました💛一生懸命に闘ったレイトさん。その大汗は命を燃やした証。お客さん一人一人に笑顔で丁寧にグータッチをしてくださったそのお姿はとても美しかったです!「またな!」爽やかなゼロビヨンドさんの明るいグータッチもとっても素敵でした!
ロビー撮影会はマントゼロさん・アグルさん・ジードギャラクシーライジングさん・ガイアSVさん・メビウスバーニングブレイブさん、そして、千秋楽回は50周年おめでとうございます!のレオさん!皆さん、カッコ良くてシブくて優しくてキュートで素敵だったなぁ~💛超(×10)争奪戦になった、ステージ撮影会チケットは取れなかったけど、お見送りもロビー撮影会も楽しくてワクワクドキドキしたし、ウルトラマンの皆さんとレイトさんに間近で会えたのでオールOK(^_-)-☆
レイトさん、ウルトラマンの皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました(^^♪

今回の「THE LIVE」はゼロさんのはじまりの物語でした。15年経っても変わらずに高い人気を誇るゼロさん。その魅力は一口には語れませんが、あえて言うなら「完成された未完成さ」が魅力なのではと。最初は、ただ強いだけの力を欲したやんちゃ坊主でしたが、周りの厳しくもあたたかい愛に支えれて「ウルトラマン」として歩み始めたゼロさん。
幾多の経験を重ね、どんな困難が襲ってきても常に前を向き、様々な出会いから成長を続け、歩みを止めず、昨日と今日ではまるで違う顔を見せる…おそらくそれは彼の命が尽きるその日まで続くでしょう。戦士として完成されていく中での、完成されることのない「挑戦し成長し続ける魂」それを見続けて行きたい。そう思わせる力がゼロさんにはあると思います。あなたに限界はない。いつまでもその高みを魅せてください。私たちもその背中を追っていきますから。改めて15周年おめでとうございます!ゼロさん!

カテコの時に、レイトさんから業務連絡がありまして、レイトさんのご友人・俳優の小澤雄太さんが舞台にご出演されるそうで、ロビーのチラシを持ち帰ってくれると嬉しい😉&チケット絶賛発売中です!宜しくお願いいたしますm(__)mとのことでした。皆で観よう!

そのチラシがこちら。

エコー劇場、どの席からもめっちゃ見やすくて大好きな劇場です(^^♪

「丸裸刑事」って某派出所漫画のキャラにいそうな名前ですが(^.^)、面白そうです!共演の八木将康さんは、2年前の舞台「DARKNESS HEELS~THE LIVE~2022」で、ウルトラマンベリアルを演じておられた…おう、間接的ではあるけど、ゼロさんとベリアル陛下の共演?!これは胸アツ❗(と、勝手に思っているオタク(^^;)

私達がステージを楽しめるのも、精魂こめて務めあげてくれるキャストさん、陰で支えるスタッフさんのお力があればこそ。今回も大感謝と労いを。本当にありがとうございます。
そして、博品館劇場の皆様にも最大級の感謝を。博品館劇場のスタッフさんは、休憩時間に可能な限り席を回って、帽子をかぶっていたり背筋を伸ばして座っていたりしている、所謂「観劇の妨げ」になりかねない行為をしている人たちに声かけをしてくださっていました。お客からの声かけだとトラブルになってしまうかもですが、劇場のスタッフさんがこうして声かけをしてくださるのは本当に有難い。鏡を見て、自分の頭からはみ出ているところはないか?他のお客さんのお客さんに迷惑となる行為はしていないか?スタッフさんを煩わせることのないよう、私も改めて我が身を省みようと思います。

今回も、楽しくて切なくてあたたかい、心に優しく響く余韻が残る、本当に素晴らしい物語でした。観ることができて良かった!アーカイブ配信で再び皆さんに会える。今から待ち遠しいです。次回は来年の春でしょうか?また会えるその日を楽しみにしています!(^^)!

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