ヴィクトリアマイル2023 考察と予想
・はじめに
ヴィクトリアマイル2023の考察と予想簡易版です。
土曜夕方からデータシートを作成、相対比較として取得した予測値からの指数で予想していきます。
・前半3F地点ポジション
スプリント路線のナムラクレアがなにもしなければトップスピードになる。だが逃げて押し切る選択を嫌うならば内枠のサウンドビバーチェかララクリスティーヌにハナを譲るだろう。
ソダシの出足はその次のグループとなり、大外から無理に押していくかは鞍上が馬場をどう判断するかによるのでは?
全体の隊列が良馬場寄りで先頭から最後尾まで前半1.6s幅のの15-16馬身、稍重寄りで2.1s幅の20馬身程度の隊列で折り返す形に。
・上がり3Fポテンシャル
東京競馬場マイル戦での最重要項目がこれ。
過去の富士ステークスの記事でも触れたが、ここの上位グループで上位2-3頭を占めるレースが多く、軸馬はこの上がり3Fポテンシャル上位から選ぶのが妥当。
ソングラインが持つポテンシャルが最上位。ソングラインが不発だった場合(進路不利、遠征帰りの調整不足)まで考慮すると
軸に考えてよいのは
ソングライン
スターズオンアース
スタニングローズ
イズジョーノキセキ
の4頭
ソダシ
アンドヴァラナウト
ルージュスティリア
は馬場状態で重に近い場合なら、といったところか。
・予測走破タイム
システムからの予測値はこちら。
延長のナムラクレアの数値が高く反映されるのは仕方ない所。
溜めないと伸びを欠くタイプなので実測値はこれより下がるはず。
延長のナムラクレアを抜きに考えるとやはりソングラインとナミュール、スターズオンアース、そしてソダシがマイルに合った能力のようだ。
守備範囲からの1F延長をラチ沿いを活かして誤魔化せばララクリスティーヌにも三着の出番はありそう。
・馬場によるポジション変動の有無
「逃げ馬がいない」なら押し出されて何が逃げるのか、そしてペースはどの程度か、ここまで判断すべきだろう。
こちらの予測値からは
サウンドビバーチェ、ララクリスティーヌ、ソダシ、ナムラクレア
その次のグループにナミュールとロータスランド、ソングライン、サブライムアンセムが続く予測値になっている。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
ソダシ、ソングラインのランクが上位
距離延長、短縮は比較し難いのでオミット
・タイムレンジの比較による勝敗予測
予測下限25%ラインでトップになったのはナミュールB
これを基準にベストの力が出せるかどうか、といった判断で良いだろう。
ぶっちゃけると腐ってもナミュールB、ソングラインB、ソダシBは死守される走破レベル、と考えればこのどれかか軸になる。
スターズオンアースは出負けというか前半と3-6Fに11秒台が混ざるとB 寄りとなるので能力値に幅が出てしまう。
・結論
最有力
ナミュール
有力
(ナムラクレア)
ソングライン
スターズオンアース
ソダシ
大注目
ララクリスティーヌ
内ラチをキープして経済コースを選択出来れば誤魔化しが効く可能性あり。
近走リプレイ、調教映像などからも後肢の安定感が見られるので最後の直線も追い出すポイントさえハマれば期待できる。
トップスピードでは劣るので、抜き去られたら大失速となるだろう。
・個人的な買い目
ララクリスティーヌの複勝
まあナミュールから馬単馬連で有力5頭に流すのは買います
当てにいくだけなら上のタイムレンジ比較図から
橙グループ→橙グループ→橙、緑グループへの三連複か
スターズオンアースの単じゃない分で利益を出すかんじになるんでしょうかね。
©️ぺぬ
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