南総ステークス (2024/12/01中山9R)
・序
12/01 中山9R 3勝クラス 芝1200m
南総ステークスにおける予測値からの考察
・馬場傾向
とにかく速い中山の芝。開幕+クッション値10台で土曜日の2勝クラスのタイムは67.5s
ママコチャがスプリンターズS勝ったときは68.0sでしたよ……
まずは全体概要から
・2024良馬場、68.0s以内のレースは13R
・そのうち5Rが前後半差1秒以内の『高速ミドルペース』
・逃げ1番手は馬場で加味されるスピードについていけず、失速率が高くなり差されるケースが多い。逃げきりは7.7%
・勝ち馬は6-9番手からの差し馬の占有率が61.5%
さらに色分布で
先行…黄
中団…緑
後方…紫
で1-3着の比率を見てみると……
前だけで決まるのは相当強い逃げ馬のみ、という形。
3コーナー先頭はどうしても目標になる、ある意味ペースメーカー的な存在になりがち。
・前半3F地点ポジション(上位7頭)
05ウォータールグランが単騎すんなりであれば隊列コントロールが効くのでもう少し前半は抑えられたスピードで済みそう。
コーナーで落としてしまえば前半33.3sまで抑えることも可能なので余力をもって直線を迎えられる。
逆に他馬のゲートの出が良く、前競りが発生してしまうと32.8s前後のハイスピード消耗戦に。
①05ウォータールグラン
②06オードゥメール
③10エイシンエイト
④16タガノシャーンス
⑤12フィオライア
⑥01カピリナ
⑦13オックスリップ
【予測値からの隊列長】
1.96-2.40s 8.8-12馬身程度
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.31-0.4s 1.4-2馬身 05ウォータールグラン単騎濃厚
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
04ランドオブラヴは別格の末脚。
取り消し明けがどうか、状態に注意。
①04ランドオブラヴ
②08ブルースピリット
③07ラキエータ
④09クロスマジェスティ
⑤16タガノシャーンス
⑥03エコロレジーナ
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
対戦ノードを5戦以上保有する組み合わせが全体の2/3に満たないのでレーティング算出不可。
(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位8頭)
①04ランドオブラヴ
②16タガノシャーンス
③08ブルースピリット
④05ウォータールグラン
⑤03エコロレジーナ
⑥01カピリナ
⑦06オードゥメール
⑧10エイシンエイト
【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】
・結論
最有力
04ランドオブラヴ
☆アピールポイント
前走取り消しは返し馬での暴走とのこと。
持てるポテンシャルは非常に高く、あとは折り合いと開幕馬場で後ろからまとめて差しきれるかどうかの仕掛けタイミングだけ。
ミッドウェイFより11/8帰厩……それにしてもこの勝負服、ダーレーじゃなくて広尾R。『まあミッドウェイに預けたしダーレーと同じ扱いでいいや』って蛯名は思ってそう(笑)
有力
05ウォータールグラン
☆アピールポイント
単騎なら残せる確率はハネ上がる。
叩き2戦目で輸送による入れ込みが無いことを願う。
03エコロレジーナ
☆アピールポイント
千直を念頭に置いたローテから徐々に変化。
高速決着に対応可能なので、内枠から上手く捌ければ。
お楽しみ
16タガノシャーンス
10エイシンエイト
こちらは前が潰れない程度なら展開の利が。
08ブルースピリット
逆に前潰れなら出番があるのはこちら。
ちょっと疑問符組
13オックスリップ
12フィオライア
01カピリナ
高速決着にどこまで対応出来るかが未知数。
全くダメということもないだろうが、過信して軸にするだけの材料が少ないのも事実。
ここでひとつ実績が出来ればシステムデータにも反映されるのだが、現時点ではごく普通の出力結果。
・個人的な買い目
馬連04-03.05
ワイド04-03.05
04ランドオブラヴの予測値とコアタイム差より、単勝3.5倍以上オッズがつくなら単勝も
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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