サンライズステークス (2025/01/06 中山11R)
・序
【日付】2025/01/06
【場所】中山競馬場
【クラス条件】3勝クラス ハンデ
【レース名】サンライズステークス
・馬場傾向
前日01/05はBコース継続使用にも関わらず超高速馬場。
2勝クラスで33.1-34.0 67.1sという下駄を大幅に履かせた状態。
参考として2023-2024中山の「クッション値9.1以上」での傾向を。
【データ概要】
・クッション値9.1以上 対象16R216頭 (平均出走13.6頭)
・1-5番手の先行馬で馬券の58%程度
・6-9番手で31%、10番手以降で10.4%とセオリー通り前有利
【まとめ】
・逃げきりは少ない (単騎なら可能)
・勝ち馬は6-9番手からが56%と先行有利にしてはやや特殊な結果に(図表緑部分)
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
【この項目におけるポイント】
・ジャスパーノワールが先手を取る可能性大
・他は出たなりでの番手争い
①03ジャスパーノワール
②13イルクオーレ
③06オードゥメール
④14エイシンエイト
⑤07イサチルシーサイド
⑥10マイネルレノン
【予測値からの隊列長】
2.28-2.69s 10.3-13.5馬身
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.32-0.36s 1.44-1.8馬身 (ジャスパー単騎)
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
【この項目におけるポイント】
・脚を使わされた形だとここまでの上がりは出ない
・前目にポジションが取れるか、前がやりあって撃沈するかのどちらかの条件が必要
①09スーサンアッシャー
②15アスクビギンアゲン
③16ブルースピリット
④02ルーフ
⑤04エコロレジーナ
⑥05クロスマジェスティ
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
出走16頭中3戦以上の対戦ノードを保有する馬が10頭と微妙な頭数。
今回は見送り
【この項目におけるポイント】
・10頭のみで算出するとジャスパーノワールが負けノード無しでレーティング値1600を超える
・最下位はオードゥメールとイルクオーレ。こちらは負けたときの着差ベクトルが大きいレースが複数回カウントされた
(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位8頭)
【この項目におけるポイント】
・馬場によるタイムの底上げでコアタイムの左寄りを取ると推察される
・前半7位後半7位のステークホルダーが予測値トップという特殊な結果に
①12ステークホルダー (前半7位)
②13イルクオーレ (前半2位)
③02ルーフ (前半11位)
④15アスクビギンアゲン (前半14位)
⑤10マイネルレノン (前半5位)
⑥05クロスマジェスティ (前半10位)
⑦06オードゥメール (前半3位)
⑧14エイシンエイト (前半4位)
・結論
上記各項目の内容から
・先行1-5番手から軸を選択
最有力
06オードゥメール
☆アピールポイント
前半予測値からもある程度のポジションが取れる。03ジャスパーノワールを行かせたその後ろのラチ沿いを狙ってロスなく行ければ。
有力①
10マイネルレノン
☆アピールポイント
操作性向上で位置を取れる競馬が出来るようになり成績が安定した。内目に潜り込んで抜け出し、というのはこれかエイシンエイトなのだが、馬番的にこちらをチョイス。
有力②
12ステークホルダー
☆アピールポイント
ポテンシャルレベルが一段上だが、ブリンカー慣れしたときにどうなるか。速い流れで外目追走のまま脚を失くすのは鞍上の得意とするところでもあり過信は禁物。
お楽しみ①
07イサチルシーサイド
12ステークホルダーに掃除される前に03ジャスパーノワールの影を捕らえる位置まで来れればなだれ込み可能。
隣の06オードゥメールかこれのどちらかが番手予測なので二段構えでも。
消し
03ジャスパーノワール
1000mを超えると失速率が高くなる同馬。ベルトコンベア的な今の馬場は確かに逃げきるには向いているものの、信頼度は今一つ。
捕まる前にゴールできるかどうかだが、ヤネは愚直な一生懸命タイプなので息を入れられるかどうか……
・個人的な買い目
06オードゥメール単勝
馬連06-10.12.07
ワイド06-10.12.07
【2025年成績】
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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