クリスマスカップ (12/21中山12R)
・序
12/21(土) 中山12R 2勝クラス 芝1200m
クリスマスカップにおける予測値とレーティング比較
・馬場傾向
2024年度
・1勝クラス以上
・良馬場(c値9.6以上、含水率14.5%以下)
・対象16R
【データ概要】
・16R217頭対象
・Hペース10R、Mペース6R
・逃げきり勝ちは2/16R=12.5%
・前半32秒台でも差し一辺倒という傾向は見られない
【まとめ】
・1-9番手まではメンバー構成次第のフラットな勝負
・10番手以降からは勝ち馬無し
・67s台半ばであれば素直に力勝負
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
末の失速がかなり大きな10ペイシャカレンが押して前を伺う。つられなければ前傾タイプがかち合う事もあまり無さそう。
馬場恩恵で全体スピードが上乗せされる可能性は大きく、予測値よりも0.3-0.5s速くなることも。
①02ジューンブレア
②09ゴールドスター
③07ヒラボクミニー
④10ペイシャカレン
⑤05ゴキゲンサン
⑥15スムースベルベット
【予測値からの隊列長】
1.47-1.85s 6.6-9.9馬身
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.03-0.06s 0.15-0.27馬身(雁行)
・上がり3Fポテンシャル(上位8頭)
後半加速型が多い
①08ディアドゴス
②06メイショウミリオレ
③11アンビバレント
④12アスクキングコング
⑤04インプロバイザー
⑥13マルプリ
⑦01ジャガード
⑧14トーホウフランゴ
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
・基準馬 ☆05ゴキゲンサン(基準レーティング1500)
high
04インプロバイザー(1500-1590)
07ヒラボクミニー(1510-1580)
middle
12アスクキングコング(1490-1550)
06メイショウミリオレ(1480-1540)
☆05ゴキゲンサン(1470-1530)
11アンビバレント(1400-1450)
low
13マルプリ(1320-1460)
14トーホウフランゴ(1330-1390)
01ジャガード(1330-1380)
10ペイシャカレン(1320-1380)
最下位
15スムースベルベット(1320-1370)
02ジューンブレア、03フミサウンド、08ディアドゴス、09ゴールドスター、16クオレスは対戦数が基準に満たないのでオミット。
(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位9頭)
上位2頭は安定。
手薄なメンバー構成だけに展開を壊すような暴走がなければ平穏な結果になりそう。
3コーナー予測ポジションと組み合わせながらの選択となる
①02ジューンブレア (前半1位)
②08ディアドゴス (前半9位)
③04インプロバイザー (前半8位)
④06メイショウミリオレ (前半13位)
⑤09ゴールドスター (前半2位)
⑥12アスクキングコング (前半10位)
⑦13マルプリ (前半12位)
⑧11アンビバレント (前半15位)
⑨03フミサウンド (前半11位)
【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】
・結論
走破タイム予測値と3コーナー突入ポジション9番手以内から軸を決定。
最有力
02ジューンブレア
☆アピールポイント
基礎スピードが高く、番手競馬も可能。
外から10ペイシャカレンや09ゴールドスターが来ても騎手のタイプからは張り合う事もない。
あとは見合うオッズになるかどうか。
武英智厩舎×チャンピオンHは複勝率30%強。
同馬のローテーションとしても40%の複勝率。
有力
08ディアドゴス
☆アピールポイント
終い堅実だが、溜めが必要なので道中内外のどちらを選択するかで着順は変化するおそれが。
頭までとするには安定感には欠ける。
羽月厩舎×宇治田原優駿Sはあまり成績の良い組み合わせではない。同馬は3回中2回馬券になっているが、やはりデキはしっかり確認すべき。
09ゴールドスター
☆アピールポイント
ハナもしくは番手に行ってペイシャカレンが早めに脱落するのであれば、後傾型の多いこのレースではチャンス。
奥村厩舎×ジョイナスFはそれなりに見かける組み合わせだが可もなく不可もなく、というレベル。
お楽しみ
12アスクキングコング…叩き2
03フミサウンド…鹿戸厩舎×NF天栄は40%オーバーの複勝率。
消し
07ヒラボクミニー
レーティングは上位も、イーブンペース向きとなるこの馬。
馬場恩恵で前半が速くなってしまったときに末が持つのかどうかは未知数。
村田厩舎はどちらかと言うと叩きまで計算しての出走傾向だが…
人気がなければヒモ程度の扱い。
・個人的な買い目
馬単02→08.09
三連複02-08.09-03.08.12
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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