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マイルチャンピオンシップ2023


・序

2023/11/19 京都競馬場 GI マイルチャンピオンシップ

・前半3F地点ポジション

前半3F予測値

セルバーグとバスラットレオンの逃げかと思いきや、エエヤン、ソウルラッシュの出足とさほど変わらない予測値。
あとは出たなりのペースで、どちらかというと中団以降のポジション争いの方が熾烈か。
その点を考慮するとソウルラッシュが番手ポケットを確保出来ればかなり恵まれそう。
セリフォスは下り坂を考えるとそこまで内にこだわらない戦法かもしれない。

・上がり3Fポテンシャル


後半3F予測値

ズブくなったなど色々言われつつも末脚のポテンシャルはやはりシュネルマイスターがトップ。セリフォスとの位置関係が勝敗を分けそう。
ジャスティンカフェは下り坂を味方につけてどこまで追い上げてくるか、絵的には凄いものが見れそうだがやはり前半の位置取りと追走が悪すぎる。
レッドモンレーヴ、ダノンザキッドは立ち回りひとつ。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い

Eloレイティング変形版を使用した対戦成績による評価
11セリフォス
09シュネルマイスター

大きく離された形で
01ソウルラッシュ
12レッドモンレーヴ

と続く

対戦数の少ないエルトンバローズは同じ馬場指数における古馬を利用したダミー変数を作成して計算したが、レッドモンレーヴからダノンザキッドまでの数値と同程度。
着差ベクトルが大きくないので上位と対戦したときはどうだろうか、疑う部分の方が大きい。

・前後半比からのペース判定

このメンバーでの前半と後半の加減速割合を比較。
Ave -0.375 Med-0.431 Stdevp0.380
レース全体像としては後半加速型になる。
このレンジに収まるのは
ソウルラッシュ
マテンロウオリオン
イルーシヴパンサー
ナミュール
自身の得意ペースでこなせそうなのはこの4頭。

シュネルマイスターとセリフォスはこのレンジよりも加速割合が大きいので、追走ポジション次第で突き抜けるということになる。

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測


走破タイム予測値

前半のポジション恩恵で予測値はソウルラッシュがトップだが、セリフォス、シュネルマイスター、レッドモンレーヴまで勝機が有ると判断できる。
第一ブロックから勝ち馬が出ると見るのが無難だろう。
あとは買い方の問題。
三連系は『勝ちに行って脱落する馬』もある勝負事と考えれば第二ブロックの人気薄まで押さえたいところ。問題はオッズ。


・結論

最有力
なし

有力
01ソウルラッシュ
11セリフォス

ヒモ候補

5ジャスティンカフェ
6ダノンザキッド
7エルトンバローズ
9シュネルマイスター
12レッドモンレーヴ

9のシュネルマイスターをどう扱うか、これが最大の関門。
駐立の問題で当週にゲート練習ということは、仮にすんなり出ても一歩目の踏み込みは甘い可能性が残る。
ならば軸扱いは避けてリスクを減らす方向が最善の立ち回りだろう。

馬番に恵まれたソウルラッシュがロスなく戦えるだけに、こちらを優位と見て馬券を構築したい。
01-09-11は安目なのであくまで精神安定剤の役割。

狙うのは三着に5ジャスティンカフェか6ダノンザキッドが割り込んでくるパターン。

・個人的な買い目

01.11-01.11-05.06.07.09.12
01.11-05.06.07.09.12-01.11
の三連単
01.11-01.11-05.06が本線。

なんならオッズを見て01-05.06か11-05.06のワイドだけでもいい気がする。
馬連01-11の一点も考えたが、それが当たったからどうよ?という虚しさを思うと手は出せない。


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。

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