フェアウェルステークス (12/22中山12R)
・序
12/22(日) 中山12R 3勝クラス ダート1200m
フェアウェルステークスにおけるシステム予測値
・馬場傾向
中山ダート1200m
1勝クラス以上、含水率が2%前後
3コーナー位置→入線着順の相関
【データ概要】
・対象15R200頭
・逃げきり発生率は激低、6.7%(1/15R)
・勝ち馬のスタイルは1-5番手までの先行馬で12/15R=80%となっている
・しかしながら先行馬のみでの1-3着独占は1/15R≒6.7%しかない
・10番手以降(紫)が馬券に絡むのは6-9番手よりも多く、ポジションに固執せず差し脚のレベルでチョイスをするべき
【まとめ】
・購入軸は1-5番手の先行馬から
・相手は上がり上位
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
そこまで速くならない組み合わせだが、団子状態になる可能性は高い。
番手競馬が可能なタイプが有利か。
①02ミユキアイラブユー
②15アメリカンマーチ
③06メイショウヒューマ
④14ビルカール
⑤01スマートラプター
⑥16ロードオブザチェコ
【予測値からの隊列長】
2.5-3.0s 11.3-15馬身(ややバラけた隊列)
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.04-0.17s 0.2-0.8馬身(競りまたは雁行)
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
相手選びに重要なウェイトを占める要素。
似たようなポテンシャルなので絞るのは難しいところ。
13エンヤラヴフェイスは追走に脚を使うとここまで差は出ないはず。
あくまでも一完歩あたりのスピードをダートに変換したものなので、実質1番手は05サザンステートと見て良い。
(①13エンヤラヴフェイス)
②05サザンステート
③01スマートラプター
④15アメリカンマーチ
⑤03ダテボレアス
⑥02ミユキアイラブユー
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
各対戦数が算出基準に満たないので今回はオミット。
・基準馬 ☆(基準レーティング1500)
(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位7頭)
上位3頭はポテンシャル幅が大きいもののレベルは高い。
①15アメリカンマーチ
②02ミユキアイラブユー
③01スマートラプター
④05サザンステート
⑤11ダルダヌス
⑥03ダテボレアス
⑦12ヨーカイディスコ
【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】
15アメリカンマーチが能力的にはトップ評価。
・結論
最有力
15アメリカンマーチ
☆アピールポイント
外厩でお馴染みの吉澤ホールディングス所有の秘密兵器。
大外枠ならば他馬を気にせず横綱相撲が見れそう。
坂井の騎乗スタイルとも合っている。
有力
05サザンステート
☆アピールポイント
意欲の連闘、というよりは賞味期限の問題。
関東馬でありながらチャンピオンHを使う同馬。ホイホイと放牧に出せるわけでもなく、使える状態できっちり結果を出しておきたい出走。
叩き3という古風な形ではあるが、ダート馬ならではの使い方と考えてオッズ妙味も期待。
03ダテボレアス
☆アピールポイント
こちらもチャンピオンH経由。西園正厩舎との複勝率は11/30Rで30%オーバー。
中団からのチョイ差し狙いだが、ヤネが不安。
お楽しみ
11ダルダヌス
11/30帰厩。手探り感ある長期明け。オッズはそれなりにつくので。
01スマートラプター
叩き2で前進あれば。
勝負所でワンテンポ遅れるタイプなので最内はやや割引か。
消し
02ミユキアイラブユー
天栄×小島茂厩舎はメインストリームから外れた感のあるノーザン系出走。信頼度は下がる。
補足
ケイアイアニラ、ヨーカイディスコ、エコロアレスはおさえまで
・個人的な買い目
単勝15
馬連ワイド15-03.05 (本線)
三連複1軸流し15-01.02.03.05.08.10.11.12
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
記事内の独自データ、画像の転載、複製、改変等は禁止します