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ペルセウスS2023


・序

10/29 東京10R OPハンデ ダート1400m
ペルセウスステークス

雨がまた降るのか微妙なところ。
土曜の含水率は2.1%と良馬場ではあったので、土曜馬場基準で予測値を算出した。

・前半3F地点ポジション

01ヘリオスのスタートに対して1200路線のジャスパーゴールドが基礎スピードの高さを活かして並びかける形。
11アーバンイェーガー以下はゲート次第で前に取り付くことは可能だが、直線の長さを意識してしまうと離された集団になる。

二頭が示し合わせたように楽逃げの展開を直線入り口までキープできた場合、馬場状態によってはそのままなだれ込む可能性が高い。
スタートの悪さで損をしている05ヴァルツァーシャルが上手く出られた場合だけ、多少は締まった展開になるだろう。

前半3F予測値

・上がり3Fポテンシャル

05ヴァルツァーシャル、03アマルフィ、10フルムは府中の直線でこそ、というだけの末脚を有している。
問題はどこから追い出すかという鞍上の意識の問題で、05ヴァルツァーシャルは三浦騎手の手腕が問われる。

緑枠は追い出しポイント次第、水色枠は追走時の先頭との距離次第。

後半3F予測値

・対戦マトリクスから見る混戦度合い

地方交流等の関係で対戦マトリクスがスプロール状態に。
有効な着差ベクトルと対戦順位が得られないので今回はオミット。
地方競馬場の測定位置も不明の上、園田のような距離設定は擬似的な値を作らないと厳しい。

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測

予測値からも上位5頭からのチョイスで良いだろう。
01ヘリオスは格上挑戦ではあるが、メンバーの薄さと逃げられる点からも下げて考える必要はない。
04オメガレインボーが思ったよりも数値が低かったが、過去着順で人気するのであれば過剰人気ということで美味しい。こちらはヒモ以下に設定することで買い目を絞れると判断したい。

累計予測値



・結論

最有力
11アーバンイェーガー (松風馬事センター)
05ヴァルツァーシャル

安定度は11アーバンイェーガーのほうがやや上か。
それなりの追走で前を射程圏に捕らえながらどこで仕掛けるかというだけ。

ドスローのときに逃げ馬に付き合い過ぎずにヴァルツァーシャルの追い上げを凌げるかどうか。
ただ去年辺りから松風馬事センターの休み明けの馬券内率は以前よりも下がっており、パドックまで見たいところ。

05ヴァルツァーシャルはやはり追い込み脚質だけに成績が安定しない。しかしこのメンバーなら上位なので、人気が落ちるなら単勝まで考えたい。ただ、追い込み脚質の単勝なのでほどほどに。

有力
01ヘリオス

08ジャスパーゴールド (チャンピオンヒルズ)
10フルム (チャンピオンヒルズ)

チャンピオンヒルズは利用率も高いが好走率も高い。厩舎との相性も特徴があり、中内田厩舎などはノーザン系よりも成績が良いので気になる方はチェックしておくと良いだろう。

ジャスパーの森厩舎はこのクラスでの複勝率は10%前後とさほど高くはない。
フルムの浜田厩舎は外厩を多用しないのでこのフルムぐらいしかデータはない。

04オメガレインボーが山元トレセンから宇治田原優駿ステーブルへと変更しているのは注意。安田翔厩舎自体は外厩の使い方が上手いが、宇治田原優駿Sの最近の成績は微妙なもの。
ここメイチというわけでもなさそうだが果たして……

02アマルファムの佐々木厩舎×朝宮ステーブルもデータ数は少ない。
ダートの場合、使う回数や馬格の問題もあって大型馬などはレースで叩いてこそというスタイルも未だにある。
今回はそこまで気にしないでも良いだろう。

・個人的な買い目

単勝 5  11

馬連5-11
三連複1.5-.1.11-1.5.8.10


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。

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