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7/6(土) 潮騒特別 函館10R
・序
2024/07/06 函館10R 2勝クラス 芝1200m
潮騒特別のシステム予測値と独自レーティングの比較
海と縁のない人間なのでハズレる予感……
・馬場傾向
今週からBコース使用。それでも開催後半に差し掛かり、時計の掛かる馬場状態となっている函館競馬場。
去年同様であればややミドルペース寄りの展開が増えてくるはず。
前後半の失速率が小さい、普段目立たないタイプにも出番があるパターンに注意したい。
当日発表の馬場状態
含水率 4c 15.2%
G前 14.5%
クッション値 7.6
Bコース替わりで先週よりは時計が出てもおかしくはないが、それでも他場よりは柔らかい馬場。68s台中~後半程度が最速の限界値だろう。
・前半3F地点ポジション(上位5頭)
逃げてこそ、というスピードを持った馬が居ないこのレース。
想定されるのは
・前半34s切るか切らないかの緩いHペース(弱)
・押し出された馬が先頭のMペース(強)
・隊列の短いSペース(微弱)
の3パターン
![](https://assets.st-note.com/img/1720183431306-wsGGafQbdR.jpg?width=1200)
①04イイヒニナル
②06スクルプトーリス
③10ニシノコウダイ
④09イグニション
⑤01ポエットリー
【予測値からの隊列長】
5.4-7.6馬身
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.18-0.4s
04イイヒニナル、09スクルプトーリス、上手くゲートを出た場合の09イグニションの三頭がハナ候補となる。イグニションは前走から斤量2kgプラス、しかも外枠なので押していく形になる。
三連闘、函館4戦目のスクルプトーリスは状態に注意。このメンツなら思いきって逃げの一手に出る手段もあるが……
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1720183593517-IO3cBNHral.jpg?width=1200)
①02ロゼクラン
②07スマートルシーダ
③03トリップトゥムーン
④08グッドグロウス
⑤05ランドオブラヴ
⑥01ポエットリー
ポエットリーとランドオブラヴは瞬間的に脚を使うタイプなので3F予測値だとそこまで数値は高くならない。だが2Fに限定すると上から1-2番目となる。
総合的に判断すると、この上位6頭に大きな差はないと見てよい。
4cクリア地点でのポジションがより重要ということになってくる。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
大混戦。
やる度に順位が入れ替わる拮抗した力関係、という判定結果。
・基準馬 ☆トリップトゥムーン(基準レーティング1500)
high
なし
middle
スクルプトーリス(1480-1580)
ニシノコウダイ(1460-1560)
☆トリップトゥムーン(1450-1550)
スマートルシーダ(1440-1540)
ランドオブラヴ(1420-1520)
low
ロゼクラン(1400-1500)
最下位
なし
(レイティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
イイヒニナル、イグニション、グッドグロウス、ポエットリーは対戦ノードが少ないためオミット。
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位7頭)
かなりの混戦。07スマートルシーダも臨戦過程と脚質を考慮すれば抜けている存在とは言えないのて注意。
![](https://assets.st-note.com/img/1720184611836-O7GGpLIbcS.jpg?width=1200)
①07スマートルシーダ
②06スクルプトーリス(三連闘なのでパフォーマンスは落ちそう)
③10ニシノコウダイ
④01ポエットリー
⑤03トリップトゥムーン
⑥05ランドオブラヴ
⑦09イグニション
【トップ予測値から0.4s以内となる赤枠まで→馬券候補】
なんといっても少頭数なので、買い目を絞れなければ手を出さずに見送るべき案件だろう。
・結論
最有力
10ニシノコウダイ
☆アピールポイント
このメンバーなら相対的に前から数えた方が早いという恵まれた番組構成。
そういう意味では連闘もスイッチが入りやすい分プラスに働く。
有力
06スクルプトーリス
☆アピールポイント
三連闘というハードな条件で最後に甘くなるのは折り込み済み。
だがこのメンバーで前に行くと予想される馬で人気が無いならオッズ的には却って好都合。
05ランドオブラヴ
☆アピールポイント
行きたがる部分を抑えずにそのまま行ってしまえば、スクルプトーリスかこちらが馬券に近い存在となる。騎手変更がどう出るか。
ただ出遅れ率は09イグニションと共に頻度が高いため過信は禁物。
お楽しみ
03トリップトゥムーン
展開に左右され惜しい形が続くものの、メンバー弱化した今回なら。
予測値も上位。
隊列の長さからもチャンスは十分。
消し
一度疑ってみたいのが01ポエットリー。
山元トレセン×平田厩舎の馬券率は今年1/12。
少頭数とはいえ遅い馬群に包まれたときに最内が却って足枷になる危険性も。
完全に消すわけにもいかないが、博打としては切るべき存在のような存在(フラグ)。
06スマートルシーダは当日の気配が重要。
このローテで中間が強め追い、というのは果たして……
・個人的な買い目
10ニシノコウダイ単勝
ワイド
ニシノコウダイとトリップトゥムーンの03-10
手を広げるくらいならケンでしょうね。
![](https://assets.st-note.com/img/1720227040336-9i9a1qEQ8P.jpg?width=1200)
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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