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立雲峡S 考察と予想
はじめに
11/27(日) 阪神10R 立雲峡ステークスの予想記事になります。
マイルチャンピオンシップの後始末、と思ったら最終週でBコースへ変更。
そう、これでこそギャンブル。予定調和はいらない。
メニューはいつもの通り初手から5F地点までのポジション推移とコーナリング特性で余力等を考察、仕上げに上がり3F予測で完成となります。
ハンデ戦ですが、そこまでの接戦になるかどうか……
初手2F
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1400m戦メインの馬が参戦して出だしは早めの先頭争いに。
1800mで先頭や番手が定位置だったノースザワールドは普通に出れば初速負け。先団から6-7番手といういつもとは違う立ち上がりがトップハンデ馬に課せられる。
ただ延長組も隊列さえきまってしまえば脚を残しておきたい部分もあるので三頭競り合ったままコーナー突入は避けたい所。
隣合うバトーデュシエルとブライトオンベイスのどちらが前を主張するか、早めに決まらないとペースも上がって分断競馬の可能性が。
3F目
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コーナー手前までにバトーデュシエルかトウカイオラージュがハナを取る可能性が高く、ブライトオンベイスやアルーリングウェイは一つ置いた番手を選択するであろう。
ブライトオンベイスは過去走は先頭で通過しているレースが多いが、相手関係有ってのもの。
スピードだけなら三頭さほど差はない。
バトーデュシエルとトウカイオラージュが距離に対する不安から様子を見つつハナを譲るというパターンとどちらが有り得そうか、それは枠並びと2F目の加速に左右される。
因みに2F目のみで一番速いのはバトーデュシエル。枠も内よりで出していくしかない。
コーナリング特性
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さて、最終週でのBコース替わり。コーナーから上手く芝の綺麗なゾーンに繋げられる先行馬とラチ沿い確保の馬を考えたときに『コーナリング特性が高い』というのは大きなアドバンテージになるのではなかろうか。
図では★印が右回りでのパフォーマンスUP、黒文字馬名は左回りよりパフォーマンスDOWNとして区別しているので参考にしていただきたい。
5F目
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ハンデ戦だけあって先頭から最後尾までの差もそこまで広がらず、後は末脚との相談となる。
ただ先頭4頭とその後ろには少し断層が生じる可能性がデータから見て取れた。
そのまま前がグリーンベルトを確保して終わるのか、やや離れたところから後続が末脚を伸ばしてくるのか、ハンデキャッパーの仕事ぶりがここから堪能出来る。
上がり3F予測値
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レベルAの4頭は進路さえ有れば確実に末脚を伸ばしてくる。
レベルBがハンデによってどこまでレベルAに迫れるか、そして失速大のレベルDがハンデ恩恵でギリギリ持ちこたえられるのか、この辺りは調教や騎手を考慮してアレンジするのも手だろう。
予測走破タイム
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やはりハンデキャッパーが超優秀という、理論値だけでも93.75付近に密集する形。
そのなかでかろうじてデータ的に抜けたのはアルーリングウェイとノースザワールドの2頭。
ノースザワールドはトップハンデで人気だけに納得。
しかし右回りが得意とは言えず、また少し速い流れをどう処理するのかがやや不安。
アルーリングウェイは少し人気は落ちるので狙い目。なお鞍上は藤岡祐騎手。
トウカイオラージュはダート抜きでモデルを作成した為か、思ったより速い走破タイム。馬場さえ良ければいまだに阪神1400を1:21台で走れるのだから一発あっても不思議ではない。
アステロイドベルトはもう少しハンデが軽くても良かった印象。
いや、本当にハンデキャッパーさん優秀。
結論
最有力
11アルーリングウェイ
7ノースザワールド
上位混戦
選びきれないので
★付きから
3トウカイオラージュ
9ルージュラテール
13ブライトオンベイス
上がりレベルAから
10ノーブルアース
2メイショウシンタケ
13ルージュラテール
被ったからヒモは13ルージュラテールと考えがちだが、ノベンバーステークスの遅刻を見る限り展開に左右される馬なので微妙。まして人気になるなら遠慮してもらいたい部類。
どうせぐちゃぐちゃでワケわからんことになるゾーンだしね。
敢えて14トウカイオラージュ、2メイショウシンタケ、10ノーブルアースとキャラが違う不人気どころを考えたい。
メイショウシンタケが外枠なら激推しだったんだけど、上手く持ち出してくれませんかね、福永さん。
個人的な買い目
まず11アルーリングウェイの単勝
11アルーリングウェイから7ノースザワールド、2メイショウシンタケ、3トウカイオラージュの馬連
11─2.3.7(配分して)
余裕があれば
三連単
11-2.3.7-2.3.7
を狙ってみたい。
今回の予測データ作成もMahmoud氏のサイトの数値を利用させていただきました。いつもありがとうございます。
©️ぺぬ
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