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春雷S (2024/04/14 中山12R)
・序
中山12R OPハンデ 芝1200m 春雷Sの予測値とレーティング比較
・馬場傾向
中山芝1200の3コーナー時点のポジションと着順の相関
![](https://assets.st-note.com/img/1712796588111-bR5ODejvfx.jpg?width=1200)
先手を取れる5番手まで、というくくりでまとめたものはコチラ
![](https://assets.st-note.com/img/1712796691947-0syGzo8tOS.jpg?width=1200)
3cまでに『5番手以内のポジション』を取れる馬は
・基礎スピードが高い
・仕掛どころを自分で決定できる
・走行ルートでのロスや不利が後方よりも小さい
といった理由から結果においても後方組よりも有利なことがわかる。
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1713009392335-yiQrHDtsAC.jpg?width=1200)
先行力が高いのは
01シナモンスティック
07カルネアサーダ
02ジュビリーヘッド
13サトノレーヴ
(03サーマルウインド)
03サーマルウインドは09メイショウソラフネとほぼ同値の予測となった。33.6sまでは対応出来るので、このメンバー構成なら内枠を活かすために推して行く可能性も。
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1713010393394-hkVy0ZDxkF.jpg?width=1200)
馬場や走行ルートに左右される能力なので青枠内の6頭に大きな差は無いと考えてもよい。
3-4コーナーの掘れ具合からすると大外選択をする馬は多そうだが、先行馬が少ない構成なので果たして間に合うかどうか。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
Eloレイティング変形版を作成し、着差ベクトルに補正値を加え算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
・基準馬 8ファロロジー (基準レーティング1500)
high
10ヨシノイースター(1680-1750)
16ショウナンハクラク(1510-1600)
9メイショウソラフネ(1510-1590)
middle
2ジュビリーヘッド(1480-1570)
7カルネアサーダ(1480-1550)
★8ファロロジー(1500)
low
12ユキノファラオ(1380-1470)
15カイザーメランジェ(1350-1400)
3サーマルウインド、13サトノレーヴは対戦ノードが少ない為オミット。
10ヨシノイースターはスタートに注文がつくわりには安定した勝利ノード数を保有。着差ベクトルも出遅れを加味すればかなり優秀なレーティングとなった。
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位6頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1713010713769-Qs7EOJlybc.jpg?width=1200)
13サトノレーヴは自身のコンディション、そして馬場との戦い。
走破タイム予測値から判断すると、68.0s付近の遅めの決着となる場合に他馬のトップポテンシャルと拮抗する。
逆転があるなら凡タイムのときだろう。
当然オッズも厳しいものに。
セカンドグループはハンデ戦ならでは、といった団子状態でどこからでも買える様相。
予測値以外の要素で判断が必要か。
・結論
最有力
13サトノレーヴ
☆アピールポイント
前回阪急杯出走時にKSトレセンからチャンピオンヒルズへと放牧先を変更。堀厩舎所属のNF、ゴドルフィン以外はこちらへとシフトしつつありノウハウ形成中といった部分はやや心許ない。
良馬場で時計が速ければ早め押し切りか。
有力
10ヨシノイースター
☆アピールポイント
ぺぬレーティングで対戦済みの組み合わせでは断トツの数値。
鞍上が勝ち負けに於いての安全運転思考が高く、その点はやや割引。
03サーマルウインド
☆アピールポイント
奥村厩舎×NF天栄は総数30で馬券率20%強と至って『NFにしては普通』な成績。ただ無理に坂路を使っていないことからも実験的意味合いの1200チャレンジではなさそう。ルメールが健在であればルメールだったのではなかろうか。
★お楽しみ
09メイショウソラフネ
☆アピールポイント
フォレストヒル×石橋厩舎は総数が少ないもののこのメイショウソラフネがほぼ好成績部分を担っている形。
ヤネさえ見なかったことにすればいい。
14カンチェンジュンガ
☆アピールポイント
充実期に入った感のある馬。キャニオンF土山もトレセンとの距離が近く、好調をキープするにはいい環境と見ている。
小倉実績に目が行くが、坂自体はこなせそうな走りなので思いきった穴の演出を期待。
11ソウテン
☆アピールポイント
NFしがらきからの叩き2走目。
斎藤崇厩舎との相性も良く、前走のムルザバエフからの乗り替わりで人気は下位のままだろう。
NFしがらきはジュビリーヘッドも居るがこちらは転厩なのでデータが少ない。西園翔厩舎は短距離特化で注目なので買い目に入れたくなるが、ブリンカーを外して様子見ということは勝負気配は薄い。
・個人的な買い目
馬連13-3.9.10.14を傾斜配分
ワイド13-9.14
13サトノレーヴの単勝が1倍台前半なら見るだけの方がいい。
無理に買う必要はないレース
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。
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