マーガレットステークス 考察と予想
・はじめに
2/26 阪神競馬場10R 三歳別定 芝1200m
マーガレットステークスの考察と予想記事です。
ウイン5対象レースですが、力差がハッキリしているので絞りやすいレースだと思います。
・前半3F地点ポジション
先行力のある第一グループの中でダートから参戦のオメガシンフォニーは末が甘いためにハナが必須条件。走法から芝でも逃げの選択肢をチョイスするはず。
ただ第二グループまで0.5s程の能力差しかなく、ゲートを上手くでればミルトクレイモーあたりまではハナに立って行ってもいい。
また、ダート→芝となるアームズレインも先行タイプなので前半で飛ばして行きたいと考えていそう。
コーナーに差し掛かるまでは少し出入りがあるかもしれない。
ビッグシーザーも前に取り付けるが、距離延長でNHKマイルを念頭に置いた場合は少し控えるパターンか。
・上がり3Fポテンシャル
上がりポテンシャルにかなりの隔たりが見られる。レベルAの三頭はこのメンバーでは抜けた脚力。
展開次第では上位三頭が後ろを離したレースになる。
ただ少頭数だけに仕掛け所を後ろがミスることの多い日本の競馬。親の顔より見慣れた「後ろのバカども」のフレーズがネットに飛び交いそう。
・予測走破タイム
前半のアドバンテージをどれだけ生かしてなだれ込むか、という馬はウメムスビ、バレリーナ、トールキンの三頭。
これらを目標にミルトクレイモーとビッグシーザーが差しきれるかどうかといった予測値に。
前半が遅ければ前も後ろもゴール前で現地集合というのも可能だが、短距離のポテンシャルタイムで1.0s違う場合は走破能力よりもゲートや進路等の不利に頼るしかない。
あとは急激な成長か、大幅な条件替わりがハマった場合。
預言者でもない限りは素直に能力順で選ぼう。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
コーパスクリスティが下位グループの中では上位。ただし能力値が高い馬との対比は朝日杯のみなので実績よりも人気過剰になりそう。
ビッグシーザーが予測値1位のミルトクレイモーに勝利していることと、他馬との予測値の隔たりを考慮すれば、この2頭が抜けた存在と判断できる。
・タイムレンジの比較による勝敗予測
予測値から全体の分布を算出すると、やはり上位2頭のミルトクレイモーとビッグシーザーが抜けている。
特にビッグシーザーは余力残しでのレースがあるだけに、数値に反映されていない伸び代がまだありそう。
若駒、少頭数ということで紛れがあるとしても赤ラインまで。
・結論
最有力
04ビッグシーザー
有力
07ミルトクレイモー
ウイン5はこの2点。
ビッグシーザーは今後を見据えてあまり前に行かない競馬をするのかどうか。距離の融通が利けばNHKマイルも見えてくる逸材。
ミルトクレイモーの付け入る隙はビックーザーよりも前にポジションを取って凌ぎきる形しかない。ビッグシーザーが前にポジションを取った場合はさすがに着狙いしかなくなる。
ただ脚の溜め方ひとつでメンバー最速の上がりを出せるケースもありそうなので成長力に期待する人はこちらからでも。
コーパスクリスティは秋明菊賞のレースレベルがあまり高くないので前有利な馬場の時だけ考慮すればよいだろう。
・個人的な買い目
ビッグシーザーとミルトクレイモーの馬連04-07
と
ビッグシーザーからの三連複流しでミルトクレイモー、ウメムスビ、トールキン、ブーケファロスの6点。
04-01.03.05.07
©️ぺぬ
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