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CBC賞 (8/18 GⅢ 中京11R)
・序
2024/08/18 中京11R GⅢ ハンデ 芝1200m
CBC賞の予測値とレーティング比較による考察。
ピューロマジックの回避により先行馬の伏兵に妙味ありの一戦。
・馬場傾向
良馬場想定。
2023年度における中京競馬場・良馬場での3コーナーポジションと着順の相関をまずは確認。
![](https://assets.st-note.com/img/1723668720554-lnkx48aPc8.jpg?width=1200)
良馬場
![](https://assets.st-note.com/img/1723668869238-co4DlRF7vD.jpg?width=1200)
良馬場
1-posiというのは「1着馬が3コーナーを何番手で通過したのか」を表したもの。
2-posiは2着馬、3-posiは3着馬の3コーナーでの位置取りをそれぞれ示している。
2023良馬場で行われた10R、3着迄に入った馬30頭のうち21頭が「3コーナーを1-5番手で通過した馬」で占められている。
8/17(土)時点で
含水率 13.3-10.9%
クッション値 9.3
なのでコースコンディション的にもこの条件を満たしていると判断して良い。
【結論】
・ペースを問わず3コーナー10番手以降の馬券率は壊滅的。
・前半が超高速であろうと、前は潰れることなく押しきる形が多い
これだけで今回のCBC賞もどこから組み立てれば良いか、という方向性が見えてくるのではなかろうか。
・前半3F地点ポジション(上位7頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1723813920015-rDTFAmdSbI.jpg?width=1200)
①14レッドヒルシューズ
②11グレイトゲイナー
③03バースクライ
④15メイショウソラフネ
⑤18アネゴハダ
⑥08サウンドビバーチェ
⑦12カンチェンジュンガ
すんなりなら11グレイトゲイナーがハナを切る展開。14レッドヒルシューズは枠的にそれを追走する形だが、さらに外から15メイショウソラフネが被せてくるのかどうか。外を回される形だといくら先行有利といえどもロスは大きい。
03バースクライは高いレースレベルから前半が速く算出されここにゾーニングされたが、本来は中団のスタイル。
また、大外に配置されたメイショウソラフネやアネゴハダよりもサウンドビバーチェが行ききる形は考えておきたい。
【予測値からの隊列長】
2.16-2.64s 9.72-13.2馬身
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.05-0.1s 0.23-0.5馬身 (グレイトゲイナーとレッドヒルシューズ)
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1723814139733-C0cPZTGhwg.jpg?width=1200)
①01ドロップオブライト
②05グランテスト
③06スズハローム
④16アグリ
⑤13ショウナンハクラク
⑥10ヤクシマ
当日のクッション値が9より大きければ前が止まらない馬場だろう。
軸にするのはリスクが伴う。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
・基準馬 ☆15メイショウソラフネ(基準レーティング1500)
high
11グレイトゲイナー(1580-1650)
12カンチェンジュンガ(1560-1630)
16アグリ(1560-1630)
middle
01ドロップオブライト(1500-1600)
03バースクライ(1480-1580)
07ジャスティンスカイ(1480-1580)
13ショウナンハクラク(1460-1580)
☆15メイショウソラフネ(1450-1550)
low
05グランテスト(1400-1520)
04スコールユニバンス(1350-1400)
09ブーケファロス(1340-1390)
17カリボール(1320-1400)
18アネゴハダ(1320-1390)
最下位
10ヤクシマ(1300-1380)
(レイティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
02キタノエクスプレス、06スズハローム、08サウンドビバーチェ、14レッドヒルシューズは対戦ノードが3未満のためオミット。
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位8頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1723814428783-vlMbqTAm1K.jpg?width=1200)
①16アグリ (中団)
②03バースクライ (中団)
③11グレイトゲイナー (ハナ~先行)
④05グランテスト (中団~後方)
⑤01ドロップオブライト (中団~後方)
⑥08サウンドビバーチェ (先行)
⑦10ヤクシマ (後方)
⑧02キタノエクスプレス (中団~後方)
【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】
16アグリ、11グレイトゲイナー、08サウンドビバーチェの前目ポジション3頭中心。
・結論
最有力
11グレイトゲイナー
☆アピールポイント
良馬場で行われるこの舞台なら先行押しきり可能な11グレイトゲイナーが最有力。
馬場恩恵で他の追撃も間に合わない展開が期待できる。
有力
08サウンドビバーチェ
☆アピールポイント
先行力がある馬だが、初めての1200m戦ということで軽視されている様子。
だが騎手も遠慮せずにハナを狙いに行くぐらいの騎乗をすればアタマまで見えてくるポテンシャル。
1200は忙しい、的な言い訳せずに持てる力を発揮してほしいところ。
お楽しみ
消し
02キタノエクスプレス
前走は前傾ラップに対応したものの、ペース配分が前後しただけの一戦となった。
溜めてこそ、という持ち味だけに中山や阪神が向くタイプと判断。
メンバーレベルを考慮すると今までより一列後ろのポジションとなる。これを恐れて前に出していくと末は確実に鈍るのは前走ラップで確認できる。
この人気に応えるだけの信頼感はないという評価。
03バースクライ
ピューロマジック回避で騎手がスライドしてきたが、本来誰を予定していたのか臨戦態勢に疑問が残る。
・個人的な買い目
11グレイトゲイナー
08サウンドビバーチェ
の単勝
複勝が3倍つくならどちらか一点を決め打ちするのもアリだろう。
馬連ワイド08.11.16box
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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