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大和ステークス 回顧

・はじめに


2/19(日曜) 阪神11R 大和ステークス ダート1200mの回顧記事です。

・前半3F地点ポジション


完全な単騎逃げが確定。こんなにハナと番手の前半持ちタイムが違うレースになるとは珍しい。
芝→ダートのスティクスが予測値より速い可能性があるだけで、チェイスザドリームは1秒近く先行出来る。あとは折り合い重視でいかにラストまでコントロールするかといった自分との戦い。
ただ調教を考慮するとぶっぱなしてそのまま押しきる作戦の可能性が高いと見る。
中団のポジション争いが激しくなるので、奇策気味に過去最高の出ムチダッシュを試みる馬がいてもおかしくはない。
馬具もしくは陣営コメントや返し馬で判断するしかないだろう。
ブリンカー…コパノマーキュリー、イバル(初)、クリノフラッシュ、リアンクール、スナークダヴィンチ(再)
チーク…スティクス
となるとスティクスとコパノ、クリノは前を取りに行くだろう。番手が精一杯だとは思うが。
数値的には次に挙げる上がりレベルD組なら前に行く可能性がありそう。
ジャニュアリーSで本命にしたスナークダヴィンチ、こちらはスタートが決まってもやや下がることも。鞍上がメンバー構成を考えて動くタイプかと言われると微妙。
前走後にグリーンウッドでの短期放牧後にCW調整ならば、ケアして帰ってきただけなので臨戦態勢ではある。

ハナを取って逃げたのはスティクス。35.0を逃げと呼ぶべきかどうかはさておき、チェイスザドリームがもっと飛ばさなかったのは謎。調教からも明らかに前を狙っていく形とみていたのだが。
当然のごとく35秒付近のテンの速さならどの馬も対応可能なので予想通り中団は団子状態。

・上がり3Fポテンシャル


チェイスザドリームは上がり37秒付近がパターン化しているが、単騎逃げで道中完全にコントロール出来れば36秒台も可能だろう。稍重が予想される馬場で時計が速くなるのであればさらに有利か。

前半飛ばさなかった分、チェイスザドリームは36.4というまずまずの数値。しかし持ち味を殺して4着というのは回数を使う矢作厩舎の戦略なのかもしれない。

・予測走破タイム



わりと上位はすっきりした分布。スティクスがどれだけ適性があるか、といっただけでほぼ上位5頭は揺るがない。
馬場状態で±0.25sのズレはある。


→あまりにも簡単で、やはり上位で決まった。毎回これならシステムにデータ入力して上から5頭を配分して馬連とか三連複を買うだけで楽なのに、と思った。過去着順に左右されないシステムなので穴も拾えるしね。

・馬場によるポジション変動の有無


こちらは当日Twitterでぶつぶつと。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い


対戦マトリクスを用いたレイティングだとケイアイドリーが最上位
次点でスナークダヴィンチ

ディサーニングあたりが丁度真ん中ぐらいの強さといった扱いになった。

ここもまあ問題なし。JRA-vanに加入されている人は対戦マイニングがこれに近しい算出方式なので「正答率60-70%」の指標として参考にすれば控除率分負けで済むと思います。
当たるかどうか、と控除率のせめぎ合いをしている人は「人気馬からの組み立て」をして「オッズ次第の年間成績」になってると推察される。
あとは買い方がー、となるのであれば参入者の多いG1、ボックス買いの多い最終レース、そして無駄撃ちが必ず発生するウイン5に完全シフトするべきでしょう。
「競馬を楽しんで」なんてフレーズを見かけますけど、自ら馬に乗る訳でもないし、ハズレて金を巻き上げられて楽しかったとか思うならそれは現実逃避が染み付いた思考。
ギャンブルから離れてスポーツやアウトドア、あるいは楽器演奏など自分の身体を使うレクリエーションをすべきでしょう。
人生は有限です。

元ゴト師からの余計なお世話てすけどね。

・タイムレンジの比較による勝敗予測



各馬の取りうる値からレース中央値を設定し、そこからの偏差による指数を並べたものがこの表。
スナークダヴィンチは阪神1200の場合4F目の処理の仕方で中山よりも上がりタイムは遅くなるのでもう少しファイアランスやケイアイドリーとの差は小さくなる。
逆にチェイスザドリームは馬場恩恵が大きくなれば底上げされるので、直前まで悩むのもありだろう。

稍重といえども時計はそこまで速くならず。逃げを争う馬が3頭というのが分岐点になると思う。雁行状態からの差し展開ってかなりあると思いませんか?


・WIN5用に


アタマはほぼ02.06.13.14.16のどれかだろう
薄い可能性で湿った馬場の09スティクスまで
絞りたいなら前残り13チェイスザドリームとレイティングとタイム上位の02ケイアイドリーまで
ただ安い形を嫌うならそれ以外の上位を上の図から選んで見ても。
みなさんの健闘を祈ります。

→前残り気味だったのでケイアイドリーとチェイスザドリームの二点でここは正解。
ケイアイドリーは59キロ背負って大したもの。

・結論


最有力
14スナークダヴィンチ

有力
02ケイアイドリー
13チェイスザドリーム
12リアンクール

もしかして
5イバル(初B)

ケイアイドリーが在厩調整なのはいつものこと。短期放牧後の走り具合で13チェイスザドリーム(宇治田原優駿S)と12リアンクール(NFしがらき)は共に馬券率8割を超える特筆すべき数字に。

昼間の馬場から「またスナークダヴィンチは遅刻か?」と思ったが、何とか滑り込み3着。
石橋騎手なら多分遅刻だったと思う。小崎息子は道中無駄に下げなかった。

・個人的な買い目

14スナークダヴィンチ単勝

14スナークダヴィンチからの馬連14-02.06.13
ジャニュアリーSの敵討ちとなるか

おまけで
三連複流し14-02.06.09.12.13.16を配分してなるべくガミらないように。無理ならヤメ。
これ、人気順で決まってスナークダヴィンチまた4着ですかね?

59キロのケイアイドリーに着差以上の負けを喫した印象。
それでもスナークダヴィンチが一時間前までは4人気だったので三連複購入でなんとか勝利。
下手に絞らずに全体指数の上から5頭で利益が出るならそっちの方がリスクヘッジ大きく取れる。
Twitterにも記事にも挙げた累計指数


また頑張ります。


©️ぺぬ

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