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6/29(土) TVh杯 函館11R


・序

2024/06/29 函館11R 3勝クラス 芝1200m
TVh杯のシステム予測値と独自レーティングの比較

・馬場傾向

先週までの3コーナー突入時ポジションと着順の相関がこちら


函館着順傾向

前が有力なのは言わずもがな、特筆すべき点は10番手以降の成績。

・前半3F地点ポジション(上位6頭)

この先行馬の分布からはミドルペース寄りのレースが予想される。

前半予測値

①01ロックユアハート
②11ショウナンマッハ
③07エイシンエイト
④04ナリタローゼ
⑤13タリア
⑥06クリダーム

11ショウナンマッハのハナが有力だが、騎手を考えると他の馬に先手を取られる可能性も。その場合は06クリダームが逃げる展開になるだろう。
01ロックユアハートも最内から押して行けばハナは取れる。

この先行上位6頭から馬券になる馬を選択するのがベスト。

・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)

函館競馬場の直線の短さ、ペースによる加速具合を考慮するとこの予測値よりやや時計は掛かると見ておきたい。

後半予測値

①09ミッキーハーモニー
②03アルーリングビュー
③14マイネルレノン
④15エイシンフェンサー
⑤05シュヴェルトライテ
⑥07エイシンエイト

赤枠でポジションが前目の馬向きの展開。


・対戦マトリクスから見る混戦度合い


・基準馬   ☆05シュヴェルトライテ(基準レーティング1500)

high
03アルーリングビュー(1580-1660)
14マイネルレノン(1560-1640)

15エイシンフェンサー(1520-1600)

middle
07エイシンエイト(1460-1560)
16ブルーシンフォニー(1450-1560)
☆05シュヴェルトライテ(1450-1550)

06クリダーム(1420-1530)
09ミッキーハーモニー(1490-1520)
10ドーバーホーク(1470-1530)
11ショウナンマッハ(1470-1520)
13タリア(1460-1520)

low
04ナリタローゼ(1430-1510)
08スリーアイランド(1420-1490)

01ロックユアハート(1410-1480)

最下位
02サニーオーシャン(1310-1410)

(レイティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
(注)12レッドアヴァンティは対戦ノードが少ないためオミット。

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位10頭)


走破タイム予測値

予測値上位に後半型が多いので注意。
前半予測値と組み合わせると

①03アルーリングビュー
07エイシンエイト
③15エイシンフェンサー
④14マイネルレノン
13タリア

04ナリタローゼ
⑦05シュヴェルトライテ
⑧11ショウナンマッハ
⑨09ミッキーハーモニー
⑩12レッドアヴァンティ

太字で示した3頭は前半予測値上位なので、ここから軸をチョイスしたい。



・結論


最有力
07エイシンエイト
☆アピールポイント
前々走のポカを払拭する走りをした前回。奇数枠がやや引っ掛かる所だが、素直にゲートを出れば内を見ながらのチョイ差し競馬が可能。

有力
13タリア
☆アピールポイント
矢野英×松風馬事センターの組み合わせはサンプルサイズ240に対して馬券率19%と『まあ悪くはない』程度。

ただ5/30に帰厩して乗り込んできた分、ここは勝負所と判断。

03アルーリングビュー
☆アピールポイント
走破タイム予測値、レーティング共に上位。
懸念材料は脚質。そして吉村厩舎×山元トレセンは件数が多くない。馬自身も普段はグリーンウッド経由なのだが、あえて山元にチェンジしたのは意味あってのことか。
並び的に前が開かずに終了の可能性もあるので最有力とまではいかなかったが、持てるポテンシャルは最上位。

お楽しみ
04ナリタローゼ
昇級、オッズと総合すると前回よりお得感は下がったのであくまでもヒモまで。

消し
12レッドアヴァンティ
前回はまさに鞍上のベスト騎乗。全てが上手くハマった。
さすがに今回は位置を取りに行く競馬だろうが、そうなると可もなく不可もなくといった競馬になりそう。
外枠ということでまた後ろからだとしてもキレはミッキーハーモニーやアルーリングビューには及ばない。

15エイシンフェンサー
自在脚質ではあるが、大外に配置された今回は中団を選択しそう。そうなると勝負所の仕掛が重要性になってくるが、鞍上の成績やローテを考えるとここは叩きの気配か。

・個人的な買い目

03.07.13の馬連
利益が出るなら単勝三点でも。


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
 r1:新規
 r0:前回結果
 K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
 S:勝敗ノード
 μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。

その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。



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