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飛騨S 回顧

中京 3勝クラス芝1400m飛騨ステークスの回顧となります。

結果

1着 4サトノアイ
2着 2エグレムニ
3着 セッタレダスト

予想したのは
有力
10バルトリ→4着
上位
5ブルーシンフォニー→6着
11ショウナンアレス→8着
9エピローグ→5着
8タイニーロマンス→9着

状態次第で
3オースミカテドラル→7着

馬券内なし(笑)
これは酷い

各項目の振り返り

・初手2F


通過タイム22.9 予測値23.3-23.5(誤差大▲0.4-0.6)
エピローグが行ききれず、セッタレダストがハナを主張。
ペースが想定よりも速くなったのは馬場よりもセッタレダストの主張という部分。
セッタレダスト自身のテン2Fポテンシャルの上位25%部分でのタイム。前半で能力を引き出した好騎乗。

・3F

通過タイム33.9 予測値34.2-34.5(誤差大▲0.3-0.6)
ここでエピローグはハナも取れず、ラチにも寄れずといった形で終了。外目を追走するだけの形に。
セッタレダストはここで自身の持ちタイムの未知の領域に入って完全にオーバーペース。34秒台を切って逃げても戦えることを示したので、相手次第では1200戦もこれからは視野に入れていける。

・コーナー特性


こちらはデータが揃ってから次回に反映するものとしたい。

・5F

通過タイム56.3 予測値57.1-57.5(誤差大▲0.8-1.2)

さすがにこの通過タイムは少頭数にしては速い。番手グループは無理に追走した形で完全に潰された格好に。
そういう意味ではセッタレダストの先行馬としての伸び代があって、そこを見抜けなかった部分が今回の敗因だと推察できよう。

・上がり3F


エグレムニ34.1
バルトリ34.4
サトノアイ34..5

レベルA予測33.9-34.2
レベルB予測34.3-34.6→このゾーン予測の三頭

ここは特に問題なくレベルA組がペース負けして伸びきれなかっただけとなり、レベルB組がそのままいつもの脚で差してきたという結果。

『ハイペースでその末脚を発揮できるか否か』という項目は1200-1400戦では重要になってくるのかも知れない。

つまり、レベルAと判定したものの、実はハイペースではレベルCまで能力値は下がる可能性を内包している、ということを今後予測していかなければならない。
となれば、何かしらそこを判定する項目を設定する必要がありそう。加速度なのか、追走区間との比較なのか、相関関係を調べて次回以降に反映させたい。


・予測タイム

走破タイム実測値
サトノアイ 80.1→レース予測値80.5
サトノアイの予測値↓

サトノアイ自身はドンピシャ。
ただタイムとしては合っていてもこの予測モデルでサトノアイの順位は7番手。
ということはペースに左右されてタイムが変化する先行馬に関しての予測、つまりレース全体の想定を失敗したということが分かる。
サトノアイはいつもの自分の能力通りで勝った、ということに。

・総括

全体ペースを左右する『似たような能力の先行馬が複数』というケースに対してどんな補正を掛けるべきか、これが今後の課題か。

バックテストから導きたい所なのだが、データベース化してるわけではなく、レース毎に各馬のモデルを作成しているのでちょっと厳しいのが現状。
何かしら替わりとなるやり方を模索していきたい。

それにしても恥ずかしい結果。
まだまだ勉強が必要ですね。



今回の予測データ作成もMahmoud氏のサイトの数値を利用させていただきました。いつもありがとうございます。

©️ぺぬ

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