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松風月ステークス2023 


・はじめに


6/4(日) 阪神競馬場11R ダート1200m オープン ハンデ
松風月ステークスの考察と予想になります。

今年からの斤量変更の流れのなか、久々に『ハンデキャッパーいい仕事したな』と思わせるようなハンデの付与。

馬場状態が変化してきそうですが、稍重寄りの予測モデルを比較データとして使用してみました。

・前半3F地点ポジション



確たる逃げがチェイスザドリーム一頭。芝→ダートとなるメイショウチタンが同じように出して行けるのかどうかといったところで、ほぼ単騎逃げが見込めるメンバー構成。

クインズメリッサとデュアリストが番手につけ、オーロラテソーロは枠を考慮するとコーナー迄に切れ込めるかどうかが焦点になってくる。大外から前につけたところで終始外を追走する形では千葉ステークスの時と同じように途中で力尽きる可能性が大きくなる。
逆に前走のような出負けからの追い込みを選択する手もあるが、馬場が稍重のままであるなら前が止まることはないのでこれも厳しくなる。
ヤネ変更ということで前目に上手く取りつく作戦だろう。


・上がり3Fポテンシャル


前有利の馬場の補正値がはいると、前傾タイプの前後配分で走る馬が馬場のアシストを受ける形。
灰色指定の2頭は後半の加速に注力した走法なので、直線の位置が重要になる。



・予測走破タイム



スナークダヴィンチは脚質的に工夫をしたいところ。小崎がハマらないパターンは多彩で、後方まま、中位追わず、届かない激追い込みと様々。
阪神のコース形態が合う馬だとは思われるが、能力程の信頼は置けない。



・対戦マトリクスから見る混戦度合い



Masseyレイティングから算出した結果は混戦模様

クインズメリッサがトップ
次点デュアリストは着差ベクトルで敗北ノードが大きいので勝率に対しての信頼度は低い

そのあとにオーロラテソーロ、スナークダヴィンチと続く

ただこの2頭と地方交流で勝っているケイアイドリーの着差を考えると評価は上げてよい。


・タイムレンジの比較による勝敗予測



下界Bの三頭の内、前目を狙うオーロラテソーロを基準としてそれより上位となる馬を選択したい。
当日の馬場傾向次第でチェイスザドリームは相当人気しそうだが、抜けた存在ではないので妙味を求めるならアティード、メイショウチタン、スナークダヴィンチ辺りか。


・結論


最有力
01デュアリスト

16オーロラテソーロ

有力
12チェイスザドリーム
09アティード
05クインズメリッサ

01デュアリストはムラがあるものの、最内の最短経路は大歓迎。ポジションもきっちり先行集団のポケットを確保出来る。
似たような前半スピードの他馬がポジション争いで消耗するなか、じっとタイミングを伺って直線でチェイスザドリームを差すだけのお仕事。
16オーロラテソーロは前走スタートで挟まれたのを失点と陣営が考えていることからも前目を狙うことが予測される。
バテなければ力上位なのでチェイスザドリームを行かせてそれを目標にしたいところ。後はその内側に並ぶ馬との兼ね合い。消耗すると千葉ステークスのようにコーナー出口で怪しくなってくる。
ただ鞍上変更はヤル気の表れだろうし、人気を落とす今回は狙ってみる価値大。

チェイスザドリームはほぼ単騎確定だが、揉まれたくないメイショウチタンにつつかれる可能性が残る。それでも状態の良さからゴール手前まで粘れるだろう。ただオッズがよろしくない。

出遅れ癖がなければアティードを推したいところだが、これはもう運任せになるので軸には出来ない。
クインズメリッサは離された番手になったとき詰めの甘さが露呈しそうなので4番手評価。

スナークダヴィンチは阪神1200が合っていると思うが、コーナーの処理が上手くないので中団で挟まれた場合はブレーキが掛かるタイプ。
京都開催のときに改めて狙えば、とは思うがそれはそれで間に合わないのが悩ましい。
去年から本命にする機会が多かったが、コーナーの処理で勝機を逃すことが多く、流石に信頼度は下がった。

サンライズアムールはこのメンバーに入るとそこまでではない。1-2番人気なら吸いまくって盛大に飛んで頂きたいところか。

WIN5なら
01 16 05 09 12にサンライズアムールを足すかどうか、位ですかね。個人的にはサンライズアムールは切りたいと思いますが。

・個人的な買い目


01デュアリストと16オーロラテソーロの単勝
馬連01.16-01.05.09.12
三連単01.16-01.16-05.09.12




©️ぺぬ

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