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6/15(土) STV杯 函館競馬場11R
・序
2024/06/15 函館競馬場11R 2勝クラス 芝1200m
STV杯の予測値からの比較。
今回は対戦ノード3戦以上を保有している馬が半数程度なのでぺぬレーティングによる比較はオミット。
・馬場傾向
含水率(4c→G前) クッション値
去年(23/06/17) 13.3%→15.1% 7.8
先週(24/06/09) 14.5%→14.0% 7.5
金曜(24/06/15) 13.7%→14.0% 7.4
この含水率なら前半が速く、まだまだ洋芝らしさは見られないかも。
後半に関してはクッション値の影響もあってスピードが乗り切らず、逆に上がりタイムは掛かりそうと判断して予測値を作成した。
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
速い逃げ馬不在で行こうと思えば好きに行けるメンバー構成。
仕掛ける陣営がいなければミドル、イーブンペースの展開が予想される。
![](https://assets.st-note.com/img/1718356256917-t8SAAP8nWP.jpg?width=1200)
①04オルフェスト
②10ミズノコキュウ
③01ニシノレバンテ
④08レッドアヴァンティ
⑤07ニシノコウダイ
⑥09アンビバレント
このメンバーなら05イグニションがハナを取りに出していくパターンも有りそうだが、最後は垂れるのでそのポケットを取れそうな内枠寄りの01ニシノレバンテに注目したい。
さらにまさかのハイペースなら……
・上がり3Fポテンシャル(上位4頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1718356385208-dtI4q5mbDU.jpg?width=1200)
①03ステルナティーア
②06サウンドクレア
③11ジョリダム
④02トーセンサンダー
⑤-⑥はペースや展開次第。
頭数も少ないので前との距離感が重要。グラフの幅が広い馬は脚を溜めるか否かでそのポテンシャルが大きく上下する。
03ステルナティーアは後半に振ってしまえばキレる脚はあるのだが、函館のコース形態を考慮すると前を意識したレースになりそう。当然上がりタイムはここから落ちるはず。
札幌向きの馬がチラホラいる印象で、滞在を見越した出走も有るだろう。
イーブンペースならば11ジョリダムと02トーセンサンダーがその失速率の小ささから相対的に差してくる形となるので決め打ちするならそれもアリだろう。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
今回はなし。
あえていうなら
(何か)>ミズノコキュウ>(何か)>アンビバレント
という形だろう。
(レイティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位6頭)
![](https://assets.st-note.com/img/1718356731036-11jXs4ou8T.jpg?width=1200)
ポテンシャル幅が広い馬が多く、直線の短い函館でこれを発揮しきれるかは疑問。
前半予測値に比重を置いた判定をしていくのがベストだろう。
勝ち馬候補となるのは青枠6頭から。
①10ミズノコキュウ(前半2位)
②01ニシノレバンテ(前半3位)
③04オルフェスト(前半1位)
④11ジョリダム(前半7位)
⑤07ニシノコウダイ(前半5位)
⑥03ステルナティーア(上がり勝負の場合、前半12位)
10ミズノコキュウ
01ニシノレバンテ
04オルフェスト
あたりが軸に向いている。
・結論
最有力
なし
☆アピールポイント
ポテンシャル幅が安定しているのは04オルフェストだが、コアタイムにあまり差がないので軸にしてもオッズが見合わないだろう。
有力
01ニシノレバンテ
☆アピールポイント
『プラス体重だったら買い』の一頭。(500kg目安)
5/28に西山牧場阿見分場より帰厩。一週前が坂路だったならベストパターンだったのだが、コース追い二週ということで体重発表までは我慢。
トビの関係でゲートが立ち遅れた場合のリカバリーが難しい馬だが、この頭数ならへぐりスタートでも切り替えて巻き返せそう。
06サウンドクレア
☆アピールポイント
こらも特殊パターンで『05イグニションに他が絡んで行ってまさかのハイペース』だった場合に浮上してくる一頭。
前半無風なら当然のごとく『後ろのバカども(笑)』扱いになるのでリスクあるチョイスとなる。
お楽しみ
なし。
消し
04オルフェスト
消し、とまではいかないがNF空港からのダイレクト参戦はノウハウがある厩舎かその馬に合っているかなどのプラスアルファが必要な場合が多い。
もちろんそのパターンの好成績は友道、藤原、堀。
なのでこれを軸にしても安心感は無さそうなので相手までとしたい。
・個人的な買い目
①馬体重次第で01ニシノレバンテの単複
②イグニションがその日の馬場を見て行きそうな傾向なら06サウンドクレアの単複
このどちらか。
イーブンペースならトーセンサンダーとジョリダムのコンビなんでしょうが、このパターンはイグニションの出方次第。
走破タイムの確率分布を重ね合わせると各馬の想定勝率で大きくリードしている馬はいない。
ケンするのが正解だろう。
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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