春風ステークス (2024/02/25中山10R)
・序
3cクラスのダート1200mハンデ戦
降雨が馬場に与える影響大なので、購入の際は御注意を。
今回はハンディキャッパーが非常に素晴らしい仕事をした印象。
結論から言うと手が出せません。
詳細は以下
・前半3F地点ポジション
毎度お馴染みウラカワノキセキのスタートダッシュ。
ただ他馬の色の薄い所が被っていることから、ゲートの出やコンディション次第で逆転可能な程度の差。
ロードオブザチェコの鞍上の手札の少なさを考えるとここと競り合う形になりそうな気配。
隣のアイファーシアトルはややゲートに難があるタイプだが、偶数番で上手く出られたならばこちらもハナを主張してきそう。
これだけ先行タイプが揃ってしまうと差し追い込みを狙いたくなるのが常だが、脚抜きの良い馬場だと前だけのサバイバル戦になることもありそう。
そこを見極められなければ購入は見送るべきかと。
・上がり3Fポテンシャル
こちらはうって変わって特筆すべき差し脚を持つのは09ルクルトと02ヴァリアントの2頭。
良馬場なら前が総崩れを狙えたが、今回は降雨も有りそうなので厳しい戦いか。
レースを作れない馬だとしても工夫しないのが日本の騎手だけに、過度の期待は禁物。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
Eloレイティング変形版を作成し、着差ベクトルに補正値を加え算出。対戦ノードが5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
high
15レヴール
middle
13サザンエルフ
08ミレヴィーナス
09ルクルト
12ウラカワノキセキ
low
02ヴァリアント
最下位
05ロードオブザチェコ
06アイファーシアトルと16マニバドラは対戦ノードが無いのでオミット
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測
つい最近「独自計算のレーティングが低くても予測値1位は買う」というルールを掲げたのだが、今回もまた微妙な02ヴァリアントが予測値トップとなってしまった。
ハンデ戦ならではの接戦だけに上位4頭に差はないと思ってよいだろう。
また、次点グループもコアタイム(色の濃い部分)が71.3s-71.8sに固まってはいるが、最大ポテンシャルを発揮したときはトップ4頭に十分届く結果に。
・結論
最有力
なし
有力
なし
お楽しみ
09ルクルト
02ヴァリアント
どちらも前崩れ想定で輝くタイプなので、含水率次第で用無しかどうかの見極めは容易いはず。
そこまでのレースの逃げ馬の失速率が前半3Fと後半3Fで2s以内に収まる馬場ならば今回は見送り。
・個人的な買い目
回避一択。
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。
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