北陸ステークス(10/19 新潟11R)
・序
10/19(土) 新潟11R 3勝クラス ハンデ
芝1200m 北陸ステークスにおけるシステム予測値とレーティング比較。
結論から言うと「買えないレース」
雨の影響があるとすれば更に難しくなるので最終12Rのダート1200mの逃げ先行馬を買った方がクレバー。
ところでなんでこの3勝クラス北陸Sは定量戦だったりハンデ戦だったりするんですかね?
・馬場傾向
2023-2024で稍重・重で施行されたのは2023の4レース。
今回のメンバー構成からも前半33s台で折り返す馬が数頭存在するのは明白。
馬場コンディションも加味すればかなり失速度合いの高いレースとなることが想定される。
・前半3F地点ポジション(上位7頭)
7頭近くが前半33s台をマーク可能。
中でも上位5頭のポテンシャルの近接具合は高いので、折り合いがつかなければかなり縺れた形でコーナーへとなだれ込む形になりそう。
競り合い発生なら確実に脱落者が出る構成なので、単騎を好む性質の馬には厳しい展開。
①01ジャスパーノワール
②14シロン
③07プロスペリダード
④02アドヴァイス
⑤12タリア
⑥05ショウナンマッハ
⑦11エイシンエイト
【予測値からの隊列長】
2.08-2.42s 9.3-12.1馬身程度
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.15-0.27s 0.75-1.2馬身程度(01ジャスパー→07プロスペリダード)
・上がり3Fポテンシャル(上位7頭)
前がかなり失速しそうな組み合わせなので、やりあわずに済む中団以降の差し馬を選びたい。
①09ブルースピリット
②06ランドオブラヴ
③18ハピネスアゲン
④08ツインクルトーズ
⑤10タツダイヤモンド
⑥04マイネルレノン
⑦17サウンドブライアン
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
・基準馬 ☆11エイシンエイト(基準レーティング1500)
high
04マイネルレノン(1580-1630)
14シロン(1550-1630)
middle
10タツダイヤモンド(1460-1560)
13ドーバーホーク(1460-1560)
07プロスペリダード(1440-1560)
☆11エイシンエイト(1450-1550)
09ブルースピリット(1420-1530)
low
15サトノグレイト(1390-1470)
18ハピネスアゲン(1390-1460)
12タリア(1390-1450)
02アドヴァイス(1380-1470)
03エコロレジーナ(1350-1520)
17サウンドブライアン(1340-1460)
最下位
05ショウナンマッハ(1320-1400)
レーティングトップも突出した数値ではない。
01ジャスパーノワール、06ランドオブラヴ、08ツインクルトーズ、16コナブラックは対戦ノードが少ないためオミット。
(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位10頭)
ハンデ戦とはいえここまで予測値が拮抗するともう手を出す余地はない。
何かひとつ展開が向くか否かで着順はガラッと変わる。
①07プロスペリダード
②09ブルースピリット
③11エイシンエイト
④14シロン
⑤18ハピネスアゲン
⑥06ランドオブラヴ
⑦12タリア
⑧04マイネルレノン
⑨17サウンドブライアン
⑩08ツインクルトーズ
【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】
差が小さいので何が来ても不思議はない……
・結論
回避推奨
特に連系は抜けが出ると目も当てられない。
やるなら決め打ち単複か、穴目からの総流し。
最有力
なし
有力
なし
お楽しみ
18ハピネスアゲン
大外で迷わず構えるしかなくなったのは却って良い。
13ドーバーホーク
不利の分が数値に反映されてしまったが、補正値込みなら人気より確実に上のポテンシャル。
消し
・個人的な買い目
完全に差し馬場となっていれば
13ドーバーホークか18ハピネスアゲンのどちらかの単複
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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