1/13(月) 初春ステークス (中山10R)
・序
【日付】2025/01/13
【場所】中山競馬場 10R
【クラス条件】3勝クラス ハンデ ダート1200m
【レース名】初春ステークス
そろそろ当たると助かるんですが、そのうち当たるとは思うので気長に待ちます。
・馬場傾向
凍結防止剤を撒くも、先週迄の含水率1-2%の超パサパサよりは推進力が逃げない馬場。
時計の掛かり方も常識的な冬のダートレベル。
降雨は無いものとして、前日の含水率から似たような馬場状態をピックアップしたものがこちら
【データ概要】
・2023-2025 1勝クラス以上 含水率4.0-7.9% 「稍重手前」の条件を抽出
・対象は36R (556頭出走)
【まとめ】
・逃げ先行(黄色)、中団(緑色)、後方(紫色)の馬券比率は55.5%-24%-21%、と差し追い込みも互角の割合
(データ②から感覚的にも分かるほど緑紫の割合が高い)
・勝ち馬の比率は先行馬が66%
・さらに2勝クラス以上に注目すると差し追い込みの比率アップ
・先行のみで決まったレースは6/36R≒16.7%と低い
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
【この項目におけるポイント】
・出脚は似たようなスピード。
・押していけば11アロットドリームがハナ。ただし内枠の抵抗も有り。
・13アルムラトゥールは転厩だが、スピードを測るために逃げてどこまでかを試してくる場合も。
・33.5sより速くなれば差し有利、遅ければ前がそのまま。
①11アロットドリーム
②01レベレンシア
③03クリダーム
④06グランフォーブル
⑤09ブシン
⑥13アルムラトゥール
【予測値からの隊列長】
2.55-3.14s 11.5-15.7馬身 (縦長の隊列)
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.05-0.37s 0.2-1.85馬身 (内枠次第で競り発生)
・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)
【この項目におけるポイント】
・強力な追い込み性能が2頭
・赤囲みは失速率の低い差しタイプ
①07ロレンツォ
②12ウナギノボリ
③08プレシオーソ
④05パルデンス
⑤15エレガントムーン
⑥09ブシン
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
・基準馬 06グランフォーブル(基準レーティング1500)
high
02ブルーシンフォニー (1490-1570)
middle
08プレシオーソ (1470-1550)
07ロレンツォ (1450-1550)
09ブシン (1440-1560)
05パルデンス (1440-1550)
☆06グランフォーブル (1450-1558)
14ハイアムズビーチ (1430-1530)
11アロットドリーム (1430-1530)
15エレガントムーン (1400-1500)
13アルムラトゥール (1390-1510)
low
04ミユキアイラブユー (1390-1490)
03クリダーム (1380-1480)
最下位
12ウナギノボリ (1380-1500)
※01レベレンシア、10ロードフロンティア、16グリュースゴットは対戦ノードが少ないためオミット。
【この項目におけるポイント】
・勝敗ノードでの差がほぼなく、着差ベクトルに影響されたレーティングとなった
・勝敗ノードに差がないと差し追い込み馬は着差ベクトルが小さい場合が多く、実質的にはかなりの団子状態。
(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位7頭)
【この項目におけるポイント】
・ハンデにより最大ポテンシャルは拮抗
・能力値だけなら09ブシンが頭ひとつ抜けているが……
①09ブシン
②08プレシオーソ
③02ブルーシンフォニー
④06グランフォーブル
⑤04ミユキアイラブユー
⑥13アルムラトゥール
⑦01レベレンシア
・結論
上記各項目の内容から
・33.5sを切るハナ争いで差し有利
の展開を重視
なので今回は先行馬軽視の組み立て。
最有力
02ブルーシンフォニー
☆中位から確実に脚は使ってくる馬。
芝ダートどっちつかずのイメージだが、スピード的に稍重寄りのダート向き。
鞍上が投げやりなタイプなので割りきっての購入。
有力①
08プレシオーソ
☆差し馬のなかで安定感を求めた場合これが筆頭。
システム、レーティング共に2位なのでこちらが軸でも。
有力②
04ミユキアイラブユー
☆出遅れなければ中団から小さい減速率で前を差す競馬が出来る。外枠でなくとも今回はバラけた隊列がシステムで算出されたので問題なし。
お楽しみ①
10ロードフロンティア
長期明けで快勝。元々の能力値が上と捉えて評価。
マーカンド騎手も慣れてきた中山は問題なし。
消し
09ブシン
☆アピールポイント
さすがに戦ってきた相手が違う、と言いたい所だが途中で競馬を辞めてしまうタイプでもあるだけに絶対の信頼は置けない。
中途半端に前に行って後ろに全部ひっくり返される可能性も。 横山和夫騎手と手が合えば圧勝も、このオッズでは押さえ筆頭がせいぜいか。
補足
先行馬の01レベレンシア、06グランフォーブル、11アロットドリームはオッズを下げているので紐に入れても問題なし
・個人的な買い目
02ブルーシンフォニー 単勝300円
08プレシオーソ 単勝500円
馬連02.08-02.04.09.10 7点×100=700円
ワイド02.04.08box 3点×500円=1500円
合計3000円
【2025年成績】
月毎に集計して別記事にてシステム検証
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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