浦安特別 (9/15 中山9R)
・序
9/15 中山9R 2勝クラス ダート1200m
浦安特別におけるシステム予測値とレーティングの比較。
めずらしくフルゲート割れ。脚質も極端なタイプが居るので展開重視の判断をしたい。
・馬場傾向
細かい話はこちらの記事を参照
・前半3F地点ポジション(上位6頭)
分断気味の隊列になりそうな予測値。
上位3頭はゲート次第で先頭が決定する。
05ロープスピニングはデキの良さ次第、10はベテランらしからぬヤネの騎乗スタイルなので何とも言えない所。
前をより意識したいのは12エコロアレス、鞍上の菅原は先行馬だとかなり譲らないタイプ。
10と張り合う形でなければ有利な展開となりそう。
①05ロープスピニング
②12エコロアレス
③10サザンステート
④04ターニングアップ
⑤07アイズ
⑥13トウカイファクター
【予測値からの隊列長】
2.46-2.95s 11-14.7馬身程度
【予測値からの1番手と2番手の差】
0.03-0.1s 0.14-0.5馬身程度 (エコロアレス→ロープスピニングの場合)
エコロアレスが完全に前に出切ってしまうには少し押していかないと苦しい。
・上がり3Fポテンシャル(上位5頭)
大きくポテンシャル差が出た上がり性能。
頭数と全体時計から気にすべきは03カンザシあたりか。
①02カンパニョーラ
②06キュムロンニンバス
③03カンザシ
④08セントラルヴァレー
⑤10サザンステート
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
・基準馬 ☆09トーセンニック(基準レーティング1500)
high
12エコロアレス(1630-1680)
02カンパニョーラ(1580-1630)
05ロープスピニング(1570-1630)
middle
03カンザシ(1490-1560)
10サザンステート(1460-1560)
☆09トーセンニック(1450-1550)
low
04ターニングアップ(1420-1520)
01マイアミュレット(1390-1450)
11ネバレチュゴー(1380-1440)
13トウカイファクター(1380-1440)
最下位
06キュムロンニンバス(1360-1430)
12エコロアレスが負けノード無しの最上位。
着差ベクトルも差があるので圧勝までありそう。
07アイズ、08セントラルヴァレーは対戦ノードが少ないためオミット。
(レイティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)
・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位7頭)
10サザンステート、03カンザシは脚質的にどうしても幅のある予測値に。差し脚不発ならポテンシャルの下方に、といった認識で良い。
安定しているのは12エコロアレス、05ロープスピニング。この2頭のどちらかを軸としてあとはオッズとの兼ね合いとなる。
①10サザンステート
②03カンザシ
③12エコロアレス
④05ロープスピニング
⑤06キュムロンニンバス
⑥08セントラルヴァレー
⑦04ターニングアップ
【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】
予測値上位の青枠から12エコロアレス、05ロープスピニングの2択。
・結論
12エコロアレス
最有力
前にすんなり行けるかどうか、最初の1秒で全てが決まる。
行ければあとは楽な展開。
10サザンステートと05ロープスピニングを内側に置く形なら諦め。
☆アピールポイント
森秀厩舎&チャンピオンヒルズの定番調整で8/28帰厩。仕上がりをどう見るかだが、同馬はこのパターンだと57%の馬券率なので問題ないだろう。
有力
05ロープスピニング
☆アピールポイント
8/28山元トレセンからのお帰り出走。厩舎は微調整程度。
こちらもスタートで無理をせず番手選択なら馬券内とみる。
余談だが美浦で鈴鹿トレセンを使ってくる所がどのくらいあるか、これが今年後半から来年にかけての穴探しポイントになりそう。
お楽しみ
なし
消し
07アイズ
詳細は控えるが、民泊レベルのお泊まりで9/3帰厩なら地力に頼る出走では?
吸って吸って飛んで頂きたいところなのだが。
・個人的な買い目
逃げ馬の損益分岐点、期待値購入ラインは別記事に記載してあるのでそちらも参照されたし。
エコロアレスの単勝4倍はさすがにつかないと思うので
05-12の馬連とワイド
これだけで。
03カンザシは脚質的にこの頭数では前が楽をしすぎて間に合わないパターンも十分ある。有っても3着と考える。
©️ぺぬ
自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
r1:新規
r0:前回結果
K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
S:勝敗ノード
μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。
その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。
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