見出し画像

火打山特別(5/21新潟10R) 考察と予想

・はじめに


5/21新潟10R ダート1200m 2勝クラス
火打山特別の考察と予想になります。

人気上位はオッズほどの実力差はない、とデータから読み取れるので順番違いの高めを期待したいところ。


・前半3F地点ポジション


03コルニリア、05ディベルティール、15レゴリスがテンのダッシュが速い。次のグループである13ロックユアハートが15レゴリスと競り合うように前に出ると、芝スタートも相まってペースは上がる。
01クローリスノキセキが最内で閉じ込められるのを嫌って前に出すか、それとも我慢の競馬か、ここがひとつのポイントに。


・上がり3Fポテンシャル


抜けた上がりを出せそうなのは04ジャングルキング、12ダイリュウブラック、14タイセイブレイズ、そのあとに01クローリスノキセキなどが続く。
ただ前との距離感に左右される程度の末脚なので、前が止まるかどうかはきちんと判断したい。

テン3F1秒以内に6頭ならハナにこだわる競り合いがなければそこまで止まる展開はないはず。



・予測走破タイム


予測値は下図の通り。
オッズの序列ほどの差は見受けられない。
特に上位人気の12ダイリュウブラック、14タイセイブレイズは他と似たり寄ったりの走破タイムなので、単勝や軸にするのはリスクの方が大きいと考えるべき。

決着タイムは71.5-71.7付近


・馬場によるポジション変動の有無


土曜よりさらに乾くと考えると追い込むだけの豪脚も見当たらないので前ポジション重視でいい。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い


Masseyのレイティングベクトルを使用。
ブーケオブアイリスの外へ向けたノードが基底となるのか、
クローリスノキセキ、タイセイブレイズ、コルニリア、ジャングルキングが上位。
ここに未対戦のダイリュウブラック、メイショウフジタカ、フラップシグナスと比較。

着差ベクトルの分タイセイブレイズ、ダイリュウブラックが少し上に、クローリスノキセキは一枚落ちる結果となった。
フラップシグナスは対戦した馬が他のレースで勝ち上がっていることから、ダミーを作って計算するとこちらもトップクラスとなる。

・タイムレンジの比較による勝敗予測



ポテンシャルの可変域に幅が出るのは高速馬場や芝の経験がデータに内包している為。
クローリスノキセキが上限下限の幅が小さく、また高水準なので安定して上位に食い込む力がある、と見てよい。

人気のダイリュウブラックはオッズほどの強さが見受けられない。ただクラスが上がってもそこでまた一段上を引き出す、と考える見方もある。そういった結果論で後から付いてくることは数値では説明できないので無視しておく。

対戦系で強さを見せたフラップシグナスが走破タイム予測値で苦戦。クラスが上がって自身のタイムも更新するタイプだと思われるがどこまで縮めてくるか。



・結論

最有力

メイショウフジタカ

有力

ミユキアイラブユー

ヒモ候補

タイセイブレイズ
ダイリュウブラック
クローリスノキセキ
ミラビリス
ロックユアハート
フラップシグナス
レゴリス

ここまでは差がなく展開のアヤひとつ、と考えたい。

フラップシグナスが思ったより上位に絡まなかったが、その通りならありがたい。

外厩ローテに注目すると、
04ジャングルキング 天栄&木村
06メイショウフジタカ ヒイラギawaji &飯田祐
07ミユキアイラブユー 天栄&小島茂
14タイセイブレイズ チャンピオンヒルズ&牧浦

叩きニ戦目
12ダイリュウブラック (前回宇治田原優駿S) 梅田
13ロックユアハート (前回チャンピオンヒルズ) 矢作

矢作厩舎得意の連闘は面倒だが押さえないと死ぬので注意。

ミユキアイラブユーの小島茂調教師は毎回毎回対外的なコメントが非常にポジティブなのでそれだけを信じるのはやめておきたい。


・個人的な買い目


人気オッズのフラップシグナス、ダイリュウブラック、タイセイブレイズを外すか三着扱いで考えた馬券に妙味あり。

単勝
07ミユキアイラブユー
06メイショウフジタカ
の二点。

ワイド 06-07
枠連 4-全

合計11点


©️ぺぬ

記事内の独自データ、画像の転載、複製、改変等は禁止します