2022 秋華賞
初手
1F目の最速はブライトオンベイス。次がサウンドビバーチェなのだが、これが大外8枠15番に。となれば枠ならびからタガノフィナーレが前に出るのは確実。
ラブパイロー、ウォーターナビレラ、共に過去走で記録したテン1-2Fのタイムはタガノフィナーレより0.5sほど遅い。
ここで消費して2000m持つタイプではないのでナビレラは出たなりか。
ラブパイローは……仮に2F目にハナに立っても引っ張れる程の力はないので軽視。レース質を変えるほどの先行タイプではない。ハナに立ちたいとかコメントあるけど、それをやったからどうにかなるとは思えない戦法はどう評価したらよいものか。
イメージだとナビレラはもっと前かと予測してたんだけど、ぺぬ関数で算出した数値はそれ程でもなかった。
1600m戦の比較でもメモリーレゾンの方が前よりのポテンシャル。
ブライトオンベイスは1400でやってきたわりにはそこまで速くないタイプ。2Fの押し上げもそこまでではないのだが、短距離ペースが身に染み付いていると3F 目で11秒前半を出してしまい距離が持つのか、という心配がでてくる。
スタニングローズも相手関係で前目に居ただけのタイプで、いつもの位置を取りに行くと少し余計なことをしなければならない。しまい重点の追いきりをみてもここでは追いかけないだろう。
ただ全体的に先団グループの先行力にそこまでの差は見られないので、「団子状態」が出来上がるのは確定。
道中は隊列決まったが最後、4コーナーまで動けないコース形態なので、インを取った馬で我慢の出来るタイプに凄い向くのが秋華賞。
追走と余力
距離延長、および初距離組がいることで想定が難しくなるのが三歳戦の宿命。
ここはいつもの「区間毎の加減速割合」から余力を判定。
追走力に関しては距離延長組だけ気にする感じです。
オークスおよび2000m経験組はその時の過去映像とラップ推移から判定。
アートハウス、エリカヴィータ、プレサージュリフト……早めにジリジリと進んでいきたいタイプ。加速区間は長く取れる。
スタニングローズ、スターズオンアース……よくも悪くもマイラーよりの普通の切れ味。
ナミュール……ラスト2Fで一気に加速するタイプ。展開次第ではものすごく強く見える。
阪神内回り2000mにピッタリなのは……
最後の直線(10/15一部修正)
356mの直線まで我慢するのか、下り坂を上手く利用してコーナー途中から押し上げるのか、その辺の攻防。
ナミュールとプレサージュリフト以外に末に賭ける馬はストーリアだけ。
あとはたまたま今回のレースで末脚出ました、って程度。
毎回上がり上位じゃないことからもそれは明白。
最終結論
2000mを逃げて勝った馬がいない時点で、ハナに立つと実は厳しいレースが秋華賞。虎視眈々と中団より前でチョイ差しを狙うのがベストとなればスターズオンアースとしては得意なパターンなはずなんだけど、数値的には抜けてないんだよね。
この世代、今のところ混合でやっていけそうな空気無いんだよなあ。あんまり強くないかも。
一応勝ちタイム予測でナミュールが119秒切るぐらいの予測値になったのでその辺りを中心に。
ということで少しだけ捻って
◎ナミュール
○エリカヴィータ
▲メモリーレゾン
☆スターズオンアース
プレサージュリフトの大外はもうアートハウスと一緒に途中で脚を使ってでも上がっていかないと間に合わない。
アートハウス自体はジリジリタイプなのでこの頭数は合わない。中団から川田!とかあんまりないしね。
スタニングローズは善戦すれどもやはりここぞ、で足りないキャラ。レースぶりからも分かると思う。
ならば前目につけてロスなく進めるメモリーレゾンが最大の狙い目。
ヤネ……まあ自分で動く必要のない位置ならさすがに最後の直線で頑張るだけだし、何とかなるんじゃないでしょうか。
購入馬券は◎─○▲の馬連、▲→◎○☆のワイドの5点
おまけで▲メモリーレゾンの単勝で4角だけ楽しんでも。
余裕があれば◎→○▲☆の三複という手もあるが、一番人気のスターズを含めての多頭数買いは非効率なので自分はパス。
予測モデルに使用した区間ラップは例のごとくMahmoud氏のサイトの数値を利用させていただきました。
それではまた来週! ©️ぺぬ