新潟日報賞(8/5)
・はじめに
8/5新潟11R 新潟日報賞 ハンデ 3勝クラス 芝1400m
過去走のデータを基に重回帰分析を利用して作成した独自システムで走破予測値を算出。
相対的比較で勝ち馬・穴馬を探っていく記事となります。
力量差が小さく、また前傾ラップを特性とする先行馬が少数。
差し馬も騎手の意識次第では前を狙ってきそうなレース。
馬柱の成績にとらわれず振り回してみたい。
・前半3F地点ポジション
まだ芝の状態はキープされていると判断。
となれば先行馬が少ない構成なのでそこから押さえるのが定石。
リサリサは先行タイプに見えて自身のラップ構成は後傾寄り。内回り軽ハンデを意識して前を狙ってきそうだが、その分末脚は甘くなる想定も必要だろう。
さらに午後にかけてのにわか雨という話もあり、今回は先行タイプ三頭にターゲットを絞りたいところ。
14ハギノメーテル
07アルーリングウェイ
11ニシノラブウインク
さてここからどれをチョイスするか。
・上がり3Fポテンシャル
後ろからでは到底間に合わない。
先頭との位置関係が重要。
データは省略。
・予測走破タイム
0.5s以内に9頭というまさにハンデ戦ならではの予測値。
単勝10倍以内が果たして見合うオッズかと言われたら疑問。
ハーヴィルの公式から期待値効用を算出するとしても『上位オッズ馬の勝率が低すぎて期待値割れ』を起こす状態に。
主観確率で『一番人気のリサリサが勝つのは20%程度』という考えの人は要注意。
各馬の取りうるタイム予測値を確率密度関数に直し、それらを重ね合わせて算出される勝率はもっと低い数値に。
『それは2着とどのくらいの着差で勝利する想定ですか?』と問われたときに答えられるくらいの独自指標がなければ、それは単なる希望的観測というやつに成り下がるということ。
・対戦マトリクスから見る混戦度合い
masseyレイティングでの対戦成績が実際のオッズとかけ離れそうな結果に。
トップはドゥラモンドとアステロイドベルト
そして意外にもメイショウベッピンが続く。ただアステロイドベルトとメイショウベッピンは完全に後ろからの競馬となるので今回は展開に恵まれないと厳しそう。
やや離れてニシノラブウインク
そのあとは大混戦
スコールユニバンスはこのメンバーではファロロジーにのみ勝利しただけの閉じたノードとなっている。
・タイムレンジの比較による勝敗予測
ポテンシャルの幅が大きい、つまり『好走と凡走の差が大きい』アルーリングウェイ。
今回はノーザンファームしがらきからの乗り込み十分で、あとは暑さと輸送による当日気配が鍵か。
ポテンシャルの下界Bから上位を判断すれば上界Aの上位5頭が馬券内に近い。
その中から先行馬に決めうちして少点数に留めておきたい。
・結論
最有力
なし
有力
05ドゥラモンド
07アルーリングウェイ
ヒモ候補
11ニシノラブウインク
10グレイトオーサー
09サトノペルセウス
04リサリサ
11ニシノラブウインクが実績と脚質から狙いやすい一頭になるのだが、それは堅めの馬券が好きな方におまかせしたい。
個人的には相手、もしくはヒモ扱い。
04リサリサは昇級と前走の馬場からなのか指数が低く出た。
田村厩舎のこのローテーションは取りあえず感が見え隠れ。
というか関東馬が計算ずくで出走してくるのは来週の出張馬房解放からのはず。
5着の次走権利で我慢して飛んで欲しい。
スコールユニバンスは能力は足りるがメンバーに対する勝率が低すぎる。
アステロイドベルトとメイショウベッピンは脚質から今回は思いきって切り。
これらが来るときはやる度に結果が違うようなペースのはず。
ハギノメーテルは逃げがどこまで持つか不確実なのでカット。
おまけ↓
さすがにノーザンファームも取れそうな所は……といった感じでの出走。
・個人的な買い目
07アルーリングウェイの単勝
05ドゥラモンドと07アルーリングウェイの馬連5-7
とワイド5-7
©️ぺぬ
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