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マーガレットステークス 回顧

・はじめに


2/26 阪神競馬場10R 三歳別定 芝1200m
マーガレットステークスの回顧記事です。
レース内容というよりは自分で組んだ予測モデルの課題確認です。

・前半3F地点ポジション


ハナ…エコロアイ 33.8s
番手…オメガシンフォニー 33.9s


オメガシンフォニー予測値

ダートから芝への補正で速く予測値がでた。エコロアイがかなり前を主張したのもあるが、それでも脚の回転と歩幅から補正値を出したやり方にまだ信頼性がないという結果に。

問題は前半からの失速率による上がり算出方法で、こちらの方が予測値33.7実測値35.5というかなりかけ離れた数値になった点。
芝とダートの変換式の条件分岐を見直さなくてはならなくなった。年に何回必要かといわれると労力に見合わない気もするが、納得のためにやっている作業なのでやむ無しか。

・上がり3Fポテンシャル

前半に割を持っていかれた形で、ビッグシーザーで34.5s
ビッグシーザーとブーケファロス、ミルトクレイモーは34.0-34.4のポテンシャルゾーンと算出されていたので上位は特に問題なし。
全体的に上がりが少し掛かったと数値上の印象。

・予測走破タイム


一着 ビッグシーザー 予測値68.4 実測値68.5
二着 ブーケファロス 予測値69.2 実測値69.0
三着 オメガシンフォニー 予測値70.4 実測値69.4
四着 ミルトクレイモー 予測値68.4 実測値69.5

オメガシンフォニーとミルトクレイモーの補正値の取り方が今回の失敗か。
ミルトクレイモーは阪神二歳レコードを出している分、どうしても基本システムのほうで上位だったとは思う。
今回の上がりが今後固定された能力となるのか、たまたまだったのかは次走以降への宿題となる。
オメガシンフォニーに関しては前述のとおり、ダートと芝の変換が課題。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い


コーパスクリスティが下位グループの中では上位。ただし能力値が高い馬との対比は朝日杯のみなので実績よりも人気過剰になりそう。
ビッグシーザーが予測値1位のミルトクレイモーに勝利していることと、他馬との予測値の隔たりを考慮すれば、この2頭が抜けた存在と判断できる。

コーパスクリスティは対戦レイティング通り、これまでの相手が低レベルだった。これを消せたのは正解。
へんなシステムより対戦レイティングとかvanのマイニングの方が優秀。

・タイムレンジの比較による勝敗予測

予測値から全体の分布を算出すると、やはり上位2頭のミルトクレイモーとビッグシーザーが抜けている。
特にビッグシーザーは余力残しでのレースがあるだけに、数値に反映されていない伸び代がまだありそう。
若駒、少頭数ということで紛れがあるとしても赤ラインまで。

ダート→芝のオメガシンフォニーとアームズレインの予測値の甘さで引っくり返されるとは思わなかった。
馬場補正は当日の状況にもよるが、0.2-05前後で全体が変化するだけなので今回のレースでの問題点はなし。



・結論


最有力
04ビッグシーザー→一着
有力
07ミルトクレイモー→四着

ウイン5はこの2点。
ビッグシーザーは今後を見据えてあまり前に行かない競馬をするのかどうか。距離の融通が利けばNHKマイルも見えてくる逸材。
ミルトクレイモーの付け入る隙はビックーザーよりも前にポジションを取って凌ぎきる形しかない。ビッグシーザーが前にポジションを取った場合はさすがに着狙いしかなくなる。
ただ脚の溜め方ひとつでメンバー最速の上がりを出せるケースもありそうなので成長力に期待する人はこちらからでも。

コーパスクリスティは秋明菊賞のレースレベルがあまり高くないので前有利な馬場の時だけ考慮すればよいだろう。

・個人的な買い目


ビッグシーザーとミルトクレイモーの馬連04-07

ビッグシーザーからの三連複流しでミルトクレイモー、ウメムスビ、トールキン、ブーケファロスの6点。

04-01.03.05.07

ハズレ

ミルトクレイモーがどんどん買われていって目も当てられないオッズだと苦笑いしていたら馬券にもならないというオチ。
競馬怖い。


©️ぺぬ

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