見出し画像

知立ステークス (12/08中京11R)


・序

12/08 中京11R 3勝クラス 芝1200m
知立ステークスにおける予測値とレーティング比較

・馬場傾向

2024年の中京芝1200mは12/07現在までに19R施行。
そのうち10Rが前半後半差1.0s以内のミドルペース。

当然前が有利。直線が長くそれなりに坂もあるせいか騎手の意識が抑え気味に働くのだろうか?


2024中京

【データ概要】
・逃げ1番手の馬券率は21.5%
・1-5番手の馬券率は73.7%


・前半3F地点ポジション(上位5頭)


前半予測値

①08アシャカタカ
②10アドヴァイス
③06プロスペリダード


④05アンクルクロス
⑤07ヤマニンアンフィル

前3頭が談合気味に行けばそこで試合終了。
失速率は良い順にプロスペリダード→アドヴァイス→アシャカタカなので、安全策としてはプロスペリダードをチョイスか

ハナを取った馬が競りかけられなければそれで決まるのだが、騎手の意識と行動は常に我々の斜め上。

【予測値からの隊列長】

2.57-2.94s 11.6-14.7馬身程度 (分断した隊列)

【予測値からの1番手と2番手の差】

0.04-0.17s 0.2-0.8馬身 競り発生


・上がり3Fポテンシャル(上位6頭)


後半予測値

ポテンシャルは似たり寄ったり。
追走に脚を使えば下限寄りとなるので分断からの追い込みで届くのは厳しいと判断。

①01スーサンアッシャー
②11タイセイブリリオ
③09アスクビギンアゲン
④13シュヴェルトライテ
⑤03トーホウディアス
⑥12スリーアイランド


・対戦マトリクスから見る混戦度合い

・基準馬 ☆04ヴェールアンレーヴ(基準レーティング1500)

high
03トーホウディアス(1600-1650)

06プロスペリダード(1580-1630)
07ヤマニンアンフィル(1580-1630)

middle
12スリーアイランド(1470-1570)
01スーサンアッシャー(1460-1570)
09アスクビギンアゲン(1460-1560)
☆04ヴェールアンレーヴ(1450-1550)
13シュヴェルトライテ(1440-1560)

low
10アドヴァイス(1360-1430)
08アシャカタカ(1350-1410)

最下位
02メイショウツツジ(1300-1380)

05アンクルクロス、11タイセイキューティは対戦ノードが3戦に満たないのでオミット。

(レーティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位8頭)


走破タイム予測値


ハイペースならば能力値に近い結果となりそうだが、頭数の少なさと今の中京競馬場の馬場を鑑みるとミドルペースの前有利で修正した方が良いかもしれない。

となると先行、もしくは中団の06プロスペリダードか07ヤマニンアンフィル、05アンクルクロスあたりが絶好か。

①09アスクビギンアゲン
②05アンクルクロス
③06プロスペリダード
④07ヤマニンアンフィル

⑤08アシャカタカ
⑥13シュヴェルトライテ
⑦03トーホウディアス
⑧12スリーアイランド

【トップ予測値から0.3s以内→馬券候補】



・結論

最有力
06プロスペリダード
☆アピールポイント
11/16名張HPより帰厩。在厩かと思いきや少し変化を入れてきた。その一環としてチークP着用。
アシャカタカと張り合うことになるが果たして。

有力
05アンクルクロス
☆アピールポイント
騎手でオッズは緩和されるのでお得なお買い物。
ミドルペースの展開なら頭まである。
前との距離感が重要。

07ヤマニンアンフィル
☆アピールポイント
左回りなら、という抑え。

お楽しみ
10アドヴァイス
この馬番ならハナは諦めて番手競馬を希望したい。

消し
08アシャカタカ
丸山の逃げは何の工夫もない逃げ。
少しでも競った場合アシャカタカの後半失速率はダート馬並みになる。
前有利とはいえ単騎が叶うかどうかは微妙なので買うには値しない。


・個人的な買い目

05アンクルクロス
06プロスペリダード
の単勝
05-06の馬連とワイド

10アドヴァイスからのワイド10-05.06.07



©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
 r1:新規
 r0:前回結果
 K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
 S:勝敗ノード
 μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。

その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。



記事内の独自データ、画像の転載、複製、改変等は禁止します