DMに寄せられた質問 就活編

Q:低学年です。将来MRになりたいのですがこれから具体的にやっておいたほうがいいことはありますか?

自分も周りもMR志望の人がいないのでほとんど知ってることはなくて申し訳ないのですが、MRについて自分なりに調べて見たり、キャリアセンターに協力してもらってよくよく調べることが大事かなと思います。キャリアセンターには病院就職に詳しい人、企業就職に詳しい人など色んな人がいるので、「将来MRになりたいんですけど、何したらいいか分からなくて」って相談するのもいいと思います。
 

 
Q:薬局が就職候補から外れた理由を教えてください。

いちばん大きな理由は、自分の理想の薬剤師像とは違っていたからです。実習先した薬局が、とにかく早く薬渡さないと!という感じで、ファストフード店みたいだなって思って…私はどちらかといえば1人の患者に対して沢山時間を割きたいなと思っているのでとにかく時間をかけずに捌くような薬局の働き方とは方向性が違うかなと感じました。あとは単純に急かされたくなくて。
それに加え、薬の処方意図が推測しか出来ないことも大きな理由です。検査値や病名も患者に聞かなきゃ分からないしそう簡単に聞けるものでもないのでモヤモヤして…詳細が分からないので推測が必要になるんですが、自分で推測した結果が果たして治療の方向性に合ってるのかどうか分からない、そもそも分からないことが不安というか、自分の推測から得た考察に自信が無いというか…この辺は性格上の問題とかとあるかもしれません。病院であればドクターや患者とは顔を合わせるので色々聞けるしカルテで全てわかるので適切な治療へのサポートがしやすいのかなと思いました。
あとは薬局という小さなコミュニティが怖いと感じたからです。コミュニティが小さい、狭いということはそこでのルールしか知れないということ。色々な考え方を取り入れて柔軟な考え方ができるようになりたいので他の医療従事者との関わりがあった方がいいなというか、他視点で見るから色々なことが見えてくるのではと思っています。あとは人間関係とかで何かあったら病院であれば部署異動とかで済むのに対して薬局だと辞めるか店舗移動とかが面倒だなというか、入ってから人間関係で何かあった場合、も考えてかも知れません。心配性で…。それプラス、病院の方がいろんな職種いて出会いあるし、って感じです。元々病院志望だったことも大きな理由かもしれないです。
 


Q:月給23万円以上と決めているのはどうしてですか。

人生設計をして計算して、これくらいあれば思い通りに生きていけるかなと言う感じです。仕事しながら生きていく上で自分が何を大事にしたいか、を考えました。食費、生活費、光熱費など身近なものから休日の過ごし方、長期休みの過ごし方、家の広さ、奨学金返済、パートナーがいるのであればどう過ごしていくのか、結婚願望の有無、結婚するとしたら何歳くらいか、その時相手の年収はどれくらいと予測できるか、結婚したらいくらかかるのか、将来子供は作るのかどうか、子供が出来たら育休必要だしその期間のお金はどうするのかとか、子供の学費はどうするか、など色々と考え計算した結果、月給23万円以上は譲れないなとなりました。将来のために貯金をしたいという思いもあり、カツカツではなく多少余裕を持って過ごしたいので23万です。23万あれば家賃補助や交通費補助なくても生きてけるかなという下限です。
 
 
 
Q:病院薬剤師の夜勤についてどう考えてますか?

個人的には夜勤への嫌悪感みたいなのはあまりないです。夜勤手当でるし、月1~2回程度だったらいいかなと思ってて特に気にはしてないです。場所によっては毎週のようにある場所もありますがそれは病院によりけりなので、就活のタイミングで聞くのが1番だと思います。30代40代の方に育休などをとらせて、夜勤は20代にってところもあるみたいなので、この辺も就活の際色々聞くといいかもしれません。もちろん、そういったところであれば産休や育休を取りやすいということでもあると思うので、産休、育休を大事にしたいなと考えてるのなら20代のうちはちょっと頑張って、その時になったらちゃんとお休みもらおう、ってのもいいと思います。また薬剤師の人数が少ない場所だと必然的に夜勤当番の回転率が高くなるので夜勤減らしたいならある程度薬剤師数がいるところがいいと思います。
 


Q:就活するうえでどんなことを考えたらいいですか?

私が考えたのは自分がどんな薬剤師になりたいか、給料、休みに関してです。
何を大事にして働きたいかと考えたとき薬局であれば多くの患者にかかわれますし、地域と密接にかかわることができます。しかし、急がなきゃいけないことや、深いかかわりを得ることはできないことなどもあると思います。病院であれば多くの患者にかかわるというよりかは一人の患者に時間をかけて接していけますが、慢性期病院だと長い期間入院してる人が多いのでできることに代わり映えはないことも考えられます。そう考えたときに、私は一人の患者に時間をかけてみていきたいなと思ったので病院がいいなと思ってます。
給料に関してはほかの質問の回答にもありますが食費、生活費、家賃や交通費、などいろいろ考えたうえで23万円と決めました。年収より月収を意識してます。
 休みに関しては、自分の精神面、体力面をよく考えたうえで週休完全二日制や土日祝日休みでないと厳しいなと考え、週に2日以上の完全な休日があるところを選んでいます。しっかり仕事するのには精神的にも肉体的にも休養が必要と考えてるのですが、どちらかといえば精神的にも体力的にもタフなほうではないので、しっかりと休みが取れるような場所を条件として探しました。人によっては20代のうちはとにかく働いて給料ほしい!って人もいるので人それぞれです。
あたりまえですが休みが少ないほうが給料は増えます。夜勤が多いほうが給料増えます。個人的に仕事において休みと給料は相反するものというか、休みがたくさんあるのに給料たくさんもらえるなんて場所はめったにないです。私も昔は土日休みで給料それなりに高い場所がいい(というか、医療業界は割とホワイトが多いと思ってた)と思っていましたが、休みはやっぱり譲れないし、そんなにたくさん稼いで何に使うんだとか思い始めて、働いたら月どれくらい必要か計算して、それより少し上ならいいかなと思って給料の下限を下げました。
あとは友達と自分の考えを話してみることです。何が譲れないのか、何なら妥協できるのかは人によって異なるのでいろいろな気づきがあったりします。実際私も月収やボーナスなど基本的なことから結婚するかとか子供欲しいかとかその場合のお金はどう捉えるかなどまで友達と話したことあります。話すことで自分がどういう価値観なのか、何を大事にしたいのかってのがわかってくると思うのでオススメです。

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