なんだかんだでずっとやりたい気持ちが続いているのは世界一周船旅

やりたいことはその時にやる方で、さて退職しましょうと思っても、退職後に楽しみにしているほど「やりたいこと」がない。
だから働きづつけていたようなところもあるのだけど、「生きがい探し」をある時点で止めたら、仕事も辞められた。

昔の60過ぎなんて、縁側で猫の背中撫でて、孫が帰ってくるの待ってても良い年ですよ。いつまでも「やりがい」だの「生きがい」だの探す必要ないんじゃないの?と。

それを探し続けていると、いくらお金があっても足らないし、動けば動くほどお金かかるから、働き続けなければならなくなる。

世界各国あちこち行ったし、行って帰ってきたことに満足しちゃうし、年食ってからの旅行って記憶も曖昧(私だけ?)。

映画も今や1年経たずに配信されるし、席に座っていなければならない映画館より、家でダラダラ見たいかも。

ボランティアだの社会参加だの、さんざん人間関係に悩まされてきたのに、もう新たなところに自分から飛び込む気にもならない。

と、「何にもしたくない自分」を受け入れることにした。

その中でも、仕事を辞めたらやりたいと思っていたことに、「世界一周船旅」がある。
そのためにコツコツと「船旅積み立て」をしてきた。
100日以上かかるので、こればっかりは引退後じゃないと一般人は無理だろう。とはいえ、一人旅が好きな私にとっては、ハードルが高い。

相部屋で一人参加もできるプランもあるようだが、知らない人と二人で一緒の部屋で100日以上は、相性悪かったらどうなるのか。
親しい人と誘い合ったとしても、100日以上他人と同じ部屋にいられるのか。ダメじゃん私。

おそらく私はなんとかする。
いびきがうるさいと言われれば、夜昼とっかえて、相部屋さんが寝ている夜は起きていて、昼間に寝てもいい。時差ぼけしない体質だから。

でも、相手が言えずに我慢しているのではないか?と思ったり、それを思い過ぎて使わなくて良い気を使って疲れたりするのがどうにも嫌だ。

それなら二人部屋を一人で購入すればよいわけだが、悲しいことにそこまでの経済力はない。
払えないわけではないが、払った後の老後人生が不安だ。

やろうと思えばやれるけど、やらないことを選択し、それが嫌な結果を招くのが嫌なのね。貧乏性だからか。

ケセラセラで宵越の金は持たず、自分が楽しければそれでよし。他の人のことなんて知ったこっちゃない人が実はうらやましい。

イースター島やパナマ運河や、飛行機の旅で行くにはとっても大変な場所に行く船旅。

とはいえ、日本発着の一人参加相部屋可能な某船旅は、乗客の9割以上が日本人で、海外感ほぼない船の中が旅程の2/3を占める。
さて、どうしようかな。

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