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我が家が都心から郊外へと引っ越す4つの理由

来年の春、我が家は都心から郊外への引っ越しを予定している。
ちょうど長男の就学のタイミングで、以前から引っ越しを考えていたのだが、この数年間は当面の間”どこに住むか問題”は、私たち夫婦の一番の悩みの種だった。

そして何度も議論を重ね、都心から郊外にある私の実家付近への引っ越しを決めた。

決めるにあたって、色々と考えたことがあるので、今の私たち夫婦のリアルな考えを書き連ねてみようと思う。

生活コストが高い

私たちが住むエリアは、ここ5年間で家賃が5万円近く高騰した。
これは私たち夫婦に限ったことではないと思うが、家賃等生活コストの上昇に比して、給料は上がっていない。

もし私が何らかの事情で働けなくなった場合、高い生活コストをかけつづけながらも、夫の給料だけで子供たち二人が望む教育環境を与えてあげられるのだろうか?(実際に私は失業したし。。。笑)

それでいて、高い家賃を払っても、子持ちは都会の良さを享受しきれない。
煌びやかで、おしゃれかつ洗練された雰囲気は魅力的だが、子育てとは対極にある。

そもそも子供がいないひとり時間を確保できたとしても、もう着飾って都会で遊ぶモチベが湧かない。

若いころとは違った、穏やかな幸せをサステイナブルに続けていきたい・・・それが今の気分だ。

ジジババヘルプはプライスレス

子供が二人になってからというもの、何かが私の中で吹っ切れた。
自分が穏やかで心地よい生活を送るには、圧倒的に人手が足りない。

というか、子供二人に対しては大人が四人いるくらいが丁度いいのではないだろうか。

子供は起きている間はいつも全力だ。
後のことを考えて、体力を残しておこう...なんて考えは毛頭ないので、まともに向き合っているとすぐに親のHPがゼロになる。

もちろんジジババはジジババの楽しい老後ライフがあるので、それを尊重するつもりではあるが、私は決意した。

出来るなら、お世話になろう、ジジババヘルプ...

どこも人が多過ぎる。

その上人気のお店等は行列していて、子供達は到底待てない。
子育て世代の安息の地はやはりフードコートorファミレスだが、どこも混んでいる。

まぁ、郊外でもそこは変わらないのかも知れないが、郊外であれば車が持てるので、生き帰りの体力温存ができるのはやはり有難すぎる・・・

震災リスクが怖い

実際に住んでいる人もたくさんいるので、これは決して大きな声では言えない話だ。

ただ、あくまで私個人の考えとしては、
江戸時代は海だったところを埋め立てて作った土地の上に暮らすのって...
冷静に考えて、大丈夫なのだろうか、という不安が常に付きまとう。

私は昔の埋め立て技術を信じ切れない。

かといって住宅密集地帯もそれはそれで怖いし・・・ある程度安心できる場所を探すと、どうしても郊外寄りになってしまう。

そうは言っても・・・


もちろん都会の良さも分かっている。

無限の財力があり、それでいて日々の暮らしに余裕があるのであれば、わざわざ郊外に引っ越すという選択肢はなかったかも知れない。

少し子育てが落ち着いたころ、また都心に戻ってくるのか、もしくはそのまま郊外で暮らすのか・・・その答えは未来の自分に委ねようと思っている。




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