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君たちは、どう生きるか。令和女性の生き方戦略~①子供時代編~
はじめに
「女の子は結局子供を産むんだから、”手に職”をつけるが勝ちよ」と、
母親から言われて育った女性は、きっと私だけじゃないはず。
そうは言っても、周りを見渡せば別にみんな”手に職”がなくてもワーママしているし、今はそんな時代じゃないんじゃないの?
・・・と、思っていた私ですが、
突然会社からレイオフされ、2歳(女)と6歳(男)の子供を抱え、絶賛キャリア迷子に...涙
とはいえ、これからも娘には同性としてカッコいいママの背中を見せたい。
日本で子供を産み育て、働く(少なくともその意志はあるw)母として、
”これからの日本社会で、女性として生きていく娘に伝えたいこと”をテーマに書いていきたいと思います。
早速今回は第1章として、
「子供時代をどうすごすか」について書きたいと思います。
子供時代~”好き”と”得意”を見つけよう~
”好きなこと”を見つけるは永遠のテーマ
皆さんは、子供時代どんなお子さんでしたか?
何が好きで、どんなことに夢中になっていましたか?
子供時代はすごく素直に、直感的に物事を取捨選択できる貴重な時期だと思います。
純粋に自分の”好き”を極められる、貴重な時期。
大人になってから好きなことを探そうとすると、他者の視点が入ったり、純粋に”好き”で始めるのではなく、”○○すべき”で物事を選びがちになります。
ちなみにうちの息子は、誰に教えられたわけでもないのに1歳を過ぎた辺りから電車にドハマりし、週末はいつも電車に乗っていました。
一方の私は、死ぬほど電車に興味が無かったので、何とか恐竜とかレゴブロックとかに興味を持ってもらおうと仕向けたのですが、徒労でした。(笑)
子供時代の”好き”は純度100%。
誰になんと言われようと、好き!本能で好き!
こんな感性を持てる時期って、他にないですよね。
そしてその”好き”こそが、その人の個性を作り上げていくのだと思うのです。
ところが多くの人は、成長過程で社会に適合しようとするあまり、
”好き”を蔑ろにしていくものだと思います。
ある程度成長してくると
”ジャ〇ーズが大好きだけど、このままだとモテないし・・・”
”○○が得意でも稼げない。もっと得意な人は五万といるし・・・”
といって、他人軸で好きなことを止めてしまいます。
結果自分が何が好きか分からない「無趣味な大人」が大量生産されるのではないでしょうか。
かく言う私も、その一人です(涙)
人生を豊かにするには、好きなことがあった方が絶対にいい。
別に好きなことを職業にすることはないけれど、何らかの形で続けていけたら良いのではないでしょうか。
一度他のことに目が移っても、
ふとした瞬間に、あぁ、そういえばあれ好きだったな・・・と、戻ってくる宝箱とような存在が、たくさんあるといい。
子供の”好き”を否定しない親で在りたいと思います。
”苦手なこと”はそれなりに。”得意なこと”にフォーカスして、才能を伸ばす
私は学生時代、得意な科目と苦手な科目がとても顕著なタイプでした。
いわゆる理数系科目が壊滅的に出来ず、高校時代は毎年赤点で留年の恐怖に怯えていました。
一方、英語は何故か最小限の労力で直ぐに結果が出て、面白いくらい点数が伸びました。
結果英語の成績がずば抜けて良かったことで、大学は内部進学で希望の学部に滑り込めたのですが、あの時の私はずっと思っていました。
「英語が出来ても、英語圏の人は子供でも英語話せるしな・・・」
「帰国子女には敵わないだろうしな・・・」
あえてネガティブな暗示を自分にかけて、才能を伸ばそうとしなかったのです。
人生は短い。特に学生時代なんて、本当に一瞬で終わります。
得意なことを一生懸命やり、突き詰めた経験が1度でもあると、自信に繋がります。
こんなことを言うと就活時代に受けたアドバイスみたいですが、
別に社会から評価されたり、就活を有利に進めるために、言いたいんじゃないんです。
あくまで自分のため。
自分自身の人生の基盤を作るためにも、
子供時代には、好きなことや得意なことを見つけられたら、百点満点だと思うんです。
つい老婆心から色々とク〇バイスをしたくなってしまうけれど、
このくらいの気持ちで子供たちの子供時代を見守っていけたらと思います。