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クリスマス休戦 本当にあった話

「戦争」をやめてもらいたい・・・
それなのに、北朝鮮は「核兵器を使用する」なんていっているという・・・
狂っている!!・・・。
ロシアは北朝鮮の兵士を、ウクライナで戦闘に使おうとしているという
冗談じゃない!

歴史をみると、最前線に他国の兵士を配置し、その後に支配地の兵士,
その背後に自国の兵士を・・・

「元寇」の時も、[元]は制覇した高麗軍を最前線に配置した。
その主力は朝鮮の兵士だったという。ひどいことをする!!!

こんなことを「歴史は繰り返す」と使いたくない・・・
無惨すぎる・・・今回も!!!

クリスマス休戦・平和への祈り

クリスマス休戦は本当にあったのですか?
1914年のことです。
第1次世界大戦の最中に「クリスマス休戦」は、西部戦線の塹壕の中で発生しました。この休戦は、ドイツ兵と連合国(フランス・イギリス・ベルギーなど)の兵士たちが自主的に行ったのです。
塹壕戦争ですから、両軍が塹壕に篭り、非常に過酷な状態にありました。   

引用:カラパイア

クリスマス前夜、兵士たちはお互いにクリスマス・キャロルを歌ったり、クリスマスプディングを交換したりしました。休戦になると、敵対行為を中止し、兵士たちは塹壕を乗り越えて親交を結んだのだそうです。

これは、政府の上層部の指示ではなかったのです。現在まで、多くの報告や手紙・写真が残されています。ベルギーのイーベル(Ypres)・フランスのアルトワ(Arras)・ヴェルダン(Verdun)が有名ですが、各地で似たような出来事が発生したようです。     

引用:ハフポスト

この感動的な出来事は、一時的なもので、後には戦闘行為が再開されたのですが,
戦争とは、「国家権力と国家権力の争い」であり、
一般兵士は手段として使われ、捨てられ、殺されていく存在にすぎないことを、美談と共に伝えてくれますね。

北朝鮮の兵士をロシアに派遣するというニュースは「やりきれない」です。

世界中のクリスマスが、12月25日ではありません

私たちは、クリスマスといえば「12月25日だ」と思い込みがちですが、これは西方教会(カトリック教会・プロテスタント教会)の宗教行事であって、ギリシャ正教会(ロシア正教会など)では、「1月7日」に行われます。    

グレゴリ暦

これは、紀元前45年に有名なカイサル(シーザー)が決めた「ユリウス暦」に従うギリシャ正教会と、「閏年の設定」を修正するために、1582年にグレゴリウス13世が「グレゴリオ暦」を設定したことに従ったローマカトリック教会などの食い違いから起こったものです。
西方教会が、クリスマスを12月25日にしたのです。

カトリック総本山

最近になって、「ウクライナ正教会」は、ロシア正教会と決別するために、「グレゴリ暦」に変更することを決定しました。だからウクライナ正教会のクリスマスは「12月25日」です。
しかし、諸事情で1月7日の地域もあるようです。     

いまごろ、ベツレヘムはどうなっているのだろうか?

いま、ガザ地区だけでなくレバノンでも、イスラムとイスラエルの戦闘が、烈しく行われていると報道されていますが、
イエス・キリストが誕生したベツレヘムはどうなっているでしょうか。

私は、ベツレヘムに行ったことがあります。ここには、イエスが誕生したといわれる「馬小屋」の土地にキリスト教会があります。

新約聖書には、ローマ皇帝(アウグスト)の命令で人口調査が実施されることになり、この地に「イエスの父ヨセフと母マリアが滞在していた」のだと記されています。このことは「ルカによる福音書」に沿うものが多いですが、同じ聖書でも「マタイによる福音書」にもあります。
記された誕生秘話は多少異なります。   

降誕教会の前庭

教会の前に広場があって、観光客や信者が集まってイベントなどが行われます。クリスマスはキリスト教徒にとって重要な行事です。が、この地域はイスラム教徒の人々が住む地域なのです。複雑です。
キリスト教徒はイブ(前夜祭)を中心に、教会の前の広場で音楽会を開いたり、祈りの集会を実施したりします。            

旅の中で感じた宗教の違い 
私が旅行中に体験したことは「宗教によって休息日」が異なることでした。
 「イスラム教」の「休息日」は金曜日です。「ジュアマ」とよばれ、ムスリムたちは仕事・学業を休み、共同体のモスクで、集団で祈ります。
「ユダヤ教」の休息日は土曜日です。「シャバット」とよばれ、安息日ですから祈りの日です。

だから、バスもタクシーも動きません。例えば、ユダヤ教の原理主義者は、働くことや日常生活を最小にして「祈りを中心」に生活するので、一度に歩く「歩数」も制限しているというコミュニティがあるそうです。
         
こんなことに「無頓着」で旅行していました。だから、日曜日に出発する飛行機を予約していました。土壇場で「飛行場に行く足の確保」でジタバタしました。
私が知っている「キリスト教」では、日曜日が安息日ですから、イスラム教もユダヤ教も似たようなものだと思い込んでいたのです。
「タクシーが動かない」ということで焦ったのです。旅行には、地域や宗教に対する理解が必要だと痛感した想い出です。

これからどうなるの?

中東での戦争には「第5次中東戦争」の臭いがあります。
背後にあるものは宗教です。
「一神教」は「多神教」と異なり、互いを認めず、排斥・拒否しますから、
イスラムの排他主義は、イスラエルの原理主義と、対立・衝突・抗争は避けられません。「妥協しないから深刻」です

排他的な一神教の下では、「力による支配」が優先します。
「武力」です。イスラエルには、より強力な力を持つ「アメリカ」、イスラムはスンニ派・シーア派などがあり、統一されていませんが、ハマスやヒズボラを支援しているシーア派が多い「イラン」が影響力をもっています。
こちらが全面対決すれば「世界戦争」になってしまうのです。

双方の攻撃が部分的とはいえ「過激」になっているので「怖い」です。
日本は、アメリカの同盟国ですから「私は知らない」というわけにはいかないです。平和的解決の方法を模索していますが、まだ見通しが立っていませんね。

いまの状況では、「クリスマス休戦」は期待できないです。
占領地の支配権力の争いですから「国連の出番」という形が見えてこないのです。国連の介入は、第2次中東戦争で失敗した経過もあります。
これからが「不明」なだけに怖いのです。高い意識をもって注視しなければならないことです。

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