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仕事をしたい!!でも、仕事がない!どうしよう!
仕事がない・・・
どうしても、自分にあった仕事が見つからない・・・
働きたいんだけど、どうしたらいいのかわからない。
Webでも探した。ハローワークにも行ってみた・・・
しかし、自分にあった仕事が見つからない。
自分が貯めてきたキャリアを活かしたい。でも、見つからない。
じゃ、新しいキャリアをマスターするしかない。どうしたらいいか?
中・高年者は深刻だ。嘆きとも、叫びとも言えない声が響く・・・。
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一方で、人手が足りない。少子化で働く人が見つからない。工事現場は海外からの労働者に頼るしかない、という声も届く。介護や福祉の仕事のなり手がない。賃金も安すぎる・・・。働き方改革、少子化、高齢社会などというけれど、現実は厳しい・・・。」
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高齢者の雇用の問題ではない。若い人にとっても深刻な問題だ。
生活を維持するために「仕事」が欲しい
猛烈なスピードで、生成AIの開発が進んでいます。AIが仕事を奪っていく。
そんな感じで不安や恐怖を感じている人が多いですね。
単純労働はロボットでやり、知的な労働は人間で・・・
そんな「単純なもの」ではなくなっていますね。(苦笑)
むしろ、高度の知的な仕事の分野で
AIを抜きにして、私たちの日常生活が成立しなくなっています。
仕事を選ぶなんて「贅沢だ」とも聞きますね。
先日、大手IT企業の部長と会いましたが、
中小企業だけでなく、大企業、弁護士、会計士、弁理士の仕事にも、AIの活用抜きには考えられない時代になったといいます。
IT分野では「人材不足」だという
IT分野では、何しろ「人材不足」で、プログラムを組むことができる人が足りないと聞きます。自社では確保できないから、スピードよく開発してくれるところに委託する企業が多いという。
理系の研究職の仕事も、知識と経験が不足していて、採用しても「使えない人」が多くて困っているようです。能力差が大きいそうです。
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AI(人工知能)によって、さまざまな「仕事の質と量」が変化したのですね
膨大なデータから、AIは「瞬時に」画像や動画の作成ができる
AIを活用すれば、アルゴリズムで集められた「膨大なデータ」から、瞬時に画像・動画・文章が出来るのですから、驚きです。会話が自然体でできるし、簡単な映画だってつくることができます。すでに止めようがないレベルまで到達しています。今年はもっと進化するでしょう。
ちなみに、最新の「チャトGPT」で、AIに対応した「プログラムを作成しろ!」と言ったら、瞬時に反応してきました。スピードが速いです。
スタートアップの企業は栄えるけれど・・・
スタートアップとはアメリカで使われ始めた言葉です。
その後日本でも広く知られるようになりましたので、ご存じの方も多いですね。一般的には「起業や新規事業の立ち上げ」を意味する言葉ですが、特に「革新的な商品・サービス」を提供して、「短期的に成長する企業」を指します。経費がかかります。報酬はいいですが、仕事はハードです。
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ベンチャーの中に捉えられることが多いですね。
ベンチャー企業は「長期的な成長」や「持続可能な事業を目指します」が、
スタートアップ企業は、「クリエイティブな発想」や「革新的なアイディア」を要求しますから、若くて「やる気」がある人には適していますが、中・高齢者には厳しいと思いますね。
例えば、Google、Amazon、Facebookなどの新興企業がスタートアップに該当しますが、そこで有能な仕事をするとなると厳しいですね。若くて、優秀な野心家には適しています・・・。
生成AIの実験をしてみたら・・・
先日、友人と「生成AIがどこまで出来るか」喫茶店で実験してみました。
スマホを私の顔に近づけて、自分勝手に会話するのです。
普通の会話と同じように、スマホと会話するのです。そこで、私はChatで宇宙船の「画像の作成」を要求してみました。
何とまあ、1・2秒のうちに希望した「画像」が提供され、この像の上に加えるものはないかというのです。
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私は、わからないまま、月から見た宇宙船などいろいろな注文を出したのですが、即座に「質の高い対応」をしてくるのです。ここで分かったことは「論理的」に話すこと、私が出す要求が「正確であること」が重要でした。驚きましたね。
これでは、いろいろな使い方があるはずです。
そこで大学入試の「志望理由書」を書かせたのですが、自分の要求にそって、要件を与えたら「個性的なもの」まで書けるのです。
ふざけて「遺言書」も作成しましたが、立派なものができました。どこまで「AI仕様」なのか分からないくらいレベルです。
これでは、学校の先生よりAIを駆使する小学生の方がつよいですね。
ジョブ型雇用への移管で戸惑っている人が多い
私が、長年親しくしている会社が、4月から「ジョブ制度」を採用するというので、戸惑ったベテランから、いくつもの相談を寄せてきます。
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ジョブ制度は、専門的な知識や技術を持った人材を確保するためには適しています。DXの推進やリモートでビジネスの展開には適していると思いますが、ベテランの人には「評価」もあって戸惑うのですね。
どんな仕事を、どこで、どの範囲で、どれくらいの報酬でやるか、を明確に契約で示すのですから、勤務場所も、昇格も降格もないというのです。
「成果」次第で「評価」されるのですから、若くて向上心があふれる人材には適していますね。
しかし、子育てにカネがかかる年齢や、教育関係の仕事・福祉のような業務にあたっている人には適さないですね。目的的に仕事をやらせようという経営者が、従業員をリストラするには良いような感じですが。
スポーツの世界も甘くない
大谷翔平選手の契約が、派手にマスコミで報道されていますね。
しかし、彼はプロの野球選手として「仕事」をして、高額の契約金を稼いでいます。これは、背後にそれを評価する人・企業がある「仕事」ですから、厳しい査定があります。これを軽くみると誤解が生じますね。
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サッカーの選手がプロ契約には「ピッチで何分プレーしたか」「どんな質のプレーをしたか」という査定基準があります。ご存じでしたか?
試合における「貢献度」とか、コンピデンシ―を重視する考えです。選手にとっては、厳しい条件です。契約時に出てきます。
こうしたチェックをしている人がいますし、次の契約の要件になりますね。若いスターがチヤホヤさせる背後に、こんなことがあるのです。
それでも、私は生きていく・・・
太平洋戦争と、戦後の混乱期を通っている私は、「こんなことでは潰れない」です。仕事を選ばなければ「どうにかなる」ハズです。
新しい知識も獲得する意志があれば「何とかなります」ね。それに、対応する努力をすれば「生成AI」も、使える技術として、マスターすることができます。
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私の場合でいえば・・・
会社に所属している時は、たくさんの人が助けてくれました。不得手のパソコンの故障だって、「簡単」に乗り越えることができました。
自宅で仕事をするようになった今は、パソコンの故障にも「自力で対応する力」が要求されます。やればできます。甘えは禁物です。
化粧が好きな人が増えました。しかし、化粧の下は変わらないでしょう。
スポーツを楽しむ人が増えました。が、収入を得るだけのレベルに達している人は少ないでしょう。
鍛えることが嫌いな人は、「プロになる覚悟」が必要です。
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人間であることの尊厳は、「生きる力」を持つことです。
意志をもって行動し、自分自身で判断することです。誰かに任せてしまうことではありません。
ましてや、現在は英語ベースですが、今後、日本語の大規模言語モデル(LLM)の開発が進めば進むほど、「主体性」が要求されます。
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今年は、ヒト型ロボットの開発が進むでしょう。
生成AIは「自然な対話」に近づいていますが、人間のように視覚や聴覚の情報をもとに、周囲の状況を即座に判断して、ロボットを動かすことはできません。
だから、介護や福祉の仕事には向いていないわけですが、ヒト型ロボットの開発が進めば、やがてこの問題は解消されるでしょう。
私たちは、守勢にまわらないで、先へ、先へと「好奇心を燃やして」いけばなんとかなると思います。簡単じゃないけどね。
それが、いま必要な「強さ」です。お互いに頑張りましょう!!