実家の犬はよく逃げる犬

この更新で４０週連続になるらしい。一年連続までもう少しだ。
昨日は実家に帰ってきた。私は父と折り合いが悪く、絶縁しているのだが、その父が泊りがけでゴルフに行っているので帰ることができたのだ。
母、姉、姪、私でイオンに行った。姪はもうすぐ三歳なのだが、きゃらくるカートというキャラクター模様のカートに乗せられていた。そこでチュッパチャプスを舐めている。姉にべったりで、乗っている間も「（カートを）ママが押してほしい」「ママと手を繋ぎたい」と要求してくるので大変だった。私がカートを押してたんだけど、一回姉を轢いて怒られた。運転下手くそなんです……。
イオンでは姉が洋服を見たくらいで、特に何もしなかった。ユニクロでパジャマを買いながら「三年間欲しくて待ってたけど、全然値下がりしないからもう買う」と言っていた。姉は貯金をたくさんしているし、バイトを掛け持ちするくらい働き者なのだから私よりたくさんお金があるのに、全然使わない。いや、使わないからこそ貯まってるのかもしれない。
カルディでコーヒーを貰って、チョコレート屋さんで姉が贈り物を買った。親戚が姪に手作りのいちご型ポシェットを作ってくれたので、そのお礼らしい。
帰宅してからお好み焼きを作って食べた。お好み焼きって簡単にできるからいいな。自分でもやってみようかな。その場合千切りキャベツはきっと買うことになるんだけど……。
その後はイオンよりオシャレな商業施設に行った。姉はいくつか見たいものがあったそうだが、ここでも「ママ、ママ」が発動して、母と私ではお手上げなくらいギャン泣きするので結局三人で回った。こういう時になんとか工夫して連絡を取らないであげる、リフレッシュさせてあげるのがいい家族なんだろうなと思ったけど、知恵がないのでどうにもできなかった。
そもそも私は、何度も会っているのに会うたびに「初対面です」みたいな反応をされるので、一時的にでも姉の代わりが務まるはずがなかった。
帰宅してお風呂に入ってみんなで夕食。姪はうどんを食べていた。大人組は焼サバ、手作りシュウマイ、豆苗の豚バラ巻き、野菜とレンコンのピクルス、栗ご飯と豪華なラインナップだった。母の張り切りようがよくわかる。私は大飯食らいなので茹で卵とおあげを煮たものも出された。食後のりんごと洋ナシまで完食。美味しかった……。
品数の多い食事を摂るのも、足を伸ばして入浴するのも久しぶりのことだったから、心が満たされる感覚があった。いつも一品とシャワーだからね。
母に一か月の食費を聞いたら「おそろしくて言えない」とのことだった。食道楽な実家だ。
帰りは姪が電車に乗るのは大変なため、車で送ってもらった。ついでに私も乗せてもらった。姉の家とうちは車で十分くらいしか離れていない。
帰宅したら猫が興味深そうににおいを嗅いでいた。実家のトイプードルが膝の上に乗っていたから、珍しい匂いがしたんだろうね。
そんなわけでたっぷり休息をして、満たされた気持ちにはなったのだが、今朝起きたら疲労が残っていて福祉サービス施設を休んでしまった。今日は面談の予定だったからどこかで振り替えなきゃいけない。
最近本当に何にも頑張れなくてやばい。簿記の勉強も二週間くらいサボってるし、施設のレポート類も滞っているし、二次創作の原稿も筆が進まない。
寝て、起きて、ご飯食べて、寝るだけ。生産性がない！
でもなんもしたくない時は何もしない方がいいよね。無理してもいいことないってもう経験上わかってるんだ。

最後に勤めていた会社の同僚から連絡が来た。「ここ一年くらい会社に行けない日があって、休んだり行ったりを繰り返してる。派遣会社も変えて新しい職場も決まってたけど行けない。お金がない。どうしよう。メンタルクリニックを紹介してほしい」とのことだった。
私は前に住んでいた地域の医大の紹介で今の病院に通っているから、参考にはならないと断ったうえで、頭痛がひどいとか発達障害の疑いがあるとか、何か専門的な悩みは他にないか聞いてみた。特にないとのこと。そうなってくるといかに早く初診を受けられるかが勝負なので、グーグルマップで口コミを見た上で予約するのがいいんじゃないかと勧めてみた。
とにかくお金がなくて病院代の捻出も難しいとのことなので、ハロワと役所に行った方がいいと伝えた。親バレがとにかく嫌とのことなので、生活保護は難しいだろう。おそらく最速で貰えるのは失業保険だが、貰ったことがないという。いろいろ話して、明日ハロワに行く事にした。私も一緒に。
知識はないからあまり力にはなれないかもしれないが、一緒に行く事で心強く思ってもらえるならそれでいい。朝一でハロワに行って、場合によっては役所にも行って生活相談に乗ってもらうべきだ。生活保護の前段階として、住宅確保の補助金があったはずだから、そういう説明を聞くだけでも不安が和らぐと思う。
お金の面で力になれない自分の無力さは嫌になるけど、お金以外のことでなら力になりたい。頼ってもらえたのは嬉しいし。働けない苦しさ、会社に行けない絶望はよくわかる。

パソコンのキーボードを壊した。埃が入ったのが見えて気になったので除こうとしたらパンタグラフを折ってしまった。いろいろ調べて地方のパーツショップから旧型機種の部品を取り寄せたらぴったりだった。なんとか直せた。よかった。これからはキーボードを無理やり引っ張るなんて愚行はやめます、金輪際！
このパソコンやスマホが壊れたら次は買えないな。大事に使わなきゃ。iPhoneはそろそろバッテリー交換しないと使い物にならなくなってきた。モバイルバッテリーも壊れたし、コンセントを持ち歩いている。お金がほしいよ～現物支給でもいいよ～（泣き言）

早く原稿をしなきゃ。存在意義を自分で作り出せ。