生き方は変えることができる
「今幸せか?」と自分の心に問い直してみると、「間違いなく幸せ」だと心から思うことができます。
それは気力、体力ともに「今」が1番充実していると感じるからです。
なぜそんなふうに感じるのか?
それは間違いなく「睡眠、運動、朝散歩」で身体と心を整えているからです。
しかし過去には、「突発性難聴」になったり、「痔瘻」、「鬱」と病気のオンパレードな時期を過ごしていたことがあります。
体調不良を改善しようと思うきっかけを与えてくれたのが樺沢紫苑先生の書籍やYouTubeの動画でした。
そんな樺沢紫苑先生が新しく出版された「精神科医が進めるこれからの生き方図鑑」では、精神科医としての30年以上の経験、YouTubeで5000問以上の質問に回答した経験をベースに47のノウハウが紹介されています。
過去の体験も振り返りながら、本書で学んだ気づきを紹介したいと思います。
これからは、脳疲労に気をつけるということです。強いストレスを抱えていると「脳の警報装置」である扁桃体が興奮すると言われています。過去に鬱を経験した時は、職場の人員整理が行われていた時でした。一人ひとりにかかる仕事の量が増え、普段は穏やかに見える人もイライラしているのが分かるくらいでした。殺伐とした雰囲気の中で仕事をしていると、僕自身もイライラしていました。家族で、週末に出かけても仕事のことが離れず、リラックスすることができずにいました。そんな毎日を過ごしていたら鬱になってしまいました。今、振り返れば、脳疲労の状態が続いてしまい、セロトニン神経が疲弊し、セロトニンが枯渇してしまったんだと思います。それからは脳疲労を溜め込まないためにも「睡眠・運動・朝散歩」で体調を整えるようにしています。おかげで鬱症状も改善し、毎日たのしく生活することができるようになれました。
これからは、パートナーとのつながりを強くするということです。僕は結婚して10年が経ちます。10年間の間には、病気で悩んだ時期があります。自分1人ではどうしていいかわからずあたふたするばかり。そんな時、妻は僕のそばにいてくれ、いつも支えてくれました。そんな妻のおかげで僕は元気になることができました。一緒に病を乗り越えた経験により、病気になる前より仲良くなれた気もします。
これからは、「ちょい難」に挑戦するということです。今年の初めから電気工事士の国家試験を取得するために、勉強に取り組んでいます。初めてテキストを読んだときは正直訳が分かりませんでした。毎日繰り返していくと少しずつ理解できることが増えてきました。理解できることが増えてくると、勉強が楽しいと思えるようになってきました。学科試験にチャレンジしたら合格することもできました。自分の受験番号を見た時はすごく嬉しくて、「やったー」「やればできるじゃん」と心のそこから喜びを感じることができました。次は実技試験に向けて毎日勉強に取り組んでいます。また合格した喜びを感じられるように、楽しみながら頑張ることができています。
最後に病気で苦しむことがあっても、生き方を変えれば、また楽しく生活することができます。精神疾患は特別な人がなるわけではありません。86%の人が45歳までに1度は、うつ病や不安障害やパニック障害など、何らかのメンタル疾患の診断基準を満たすとも言われています。「毎日が辛い。苦しい」「生き方を変えたいけれどわからない。」そんな人は樺沢先生のこれからの生き方図鑑で生き方を変えてみませんか?