SHOGUN 外人はどうみた??

エミー賞を受賞した「SHOGUN」。
早速、ディズニープラスに加入してみた。

この作品は、真田広之氏が「authentic Japan(本物の日本)」を合言葉に
こだわりぬいて、作り上げたもの。

これまでの日本を題材にしたハリウッド映画は、
外国人が作り上げたイメージ。
我々日本人からすれば、「なんじゃこりゃ」の連発。
それを歯がゆく感じた真田氏が、
日本の役者、日本のスタッフを引き連れて作った作品だ。

小説が原作で、10編からなるドラマ。
「本物の日本」、どこまで描かれているのだろう??
意地悪な目線で見る。

なるほど、これまでのハリウッドとは明らかに違う。
衣類、背景、風習 などなど。

ただ、大河ドラマを見続けてきた私からすれば、
それほど驚きはなかった。

贔屓目抜きで、特出べきなのは数点。

①CGで作り上げた俯瞰。冒頭に出てくる映像や大阪城の街並みは
 大河ではみたことがない壮大な光景だった。

②リアリティさ。
 特に切腹、人が殺されるところ、セックスシーンは、とてもリアルだった。
 腹を切ったら、内臓が飛び出るところ、
 今までの大河では、自制もあってか見たことがないシーンだった。

みていて驚いたのは、大勢の人が簡単に死ぬこと。

大将に歯向かった武将はもちろんのこと、村人はすぐに殺される。
これが史実だったのか?こんなに簡単に殺されていたのか?と思うほど、
人が簡単に死ぬシーンが描かれていて、ショックを受けた。

総括としては「何を描きたいのか良く分からないドラマ」だった。
外国人は何に感動したのか?なぜ受賞できたのか?
外国人が書いたレビューをみてみた。

10個ほどみてみると、やはり皆が着目したのは「本物の日本」が描かれていること。
「武士道」や「死生観」についての記述はなかった。
モヤモヤが残るのう。


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