どこにFOCUS?〜茨城編〜
○ ご挨拶
こんにちは。FUJIOKAです。
前節は島根に1勝1敗。勝った試合も反省点が目立つ試合となりました。
周人のコンディションが気がかりですね…。長くないと良いのですが…。
今回はどこにFOCUS?茨城編です。
○ 抑えておきたい数字
特に抑えておくべき数字です。
〜チーム〜
・FT% 76.2% リーグ4位
〜個人〜
・ルークメイ PPG 22.5 RPG 11.5
・チェハーレスタプスコット PPG 13.5 APG 4.0
〇 チームスタッツは当てにならない
茨城は現状の成績もあり、チームとして突出した数字は数多くはありませんでしたが、FT%はかなり高めです。
安易なファウルは避けていきたいですね。
しかし他のスタッツはあてになりません。
その理由は次に記載します。
〇 個が変わればチームも変わる
まずはルークメイ。
この選手は2P 3Pかかわらず、比較的タフなショットでも決めてきます。タフショットに強い選手がいるだけで、「タフに追い込めてるのに、それ決めるのかよ…」とメンタルにきますよね。
非常に厄介です。
リバウンドも初ゲームでこれだけ取れているため、凄く強いとは言い切れなくても、決して弱くはないでしょう。
そして言わずもがなタプスコット。この選手は点を取ってくるイメージが強いですが、ポイントは平均アシストの4.0。
つまり「自身でアタックしながら周りも見えている」と言えますね。
この2人が1番怖いと思っています。
タプスコットは3FG%が34.8%と理想の数字を残せていますし、ドライブが脅威だからといってNo 3P扱いできません。
ルークメイはこれだけやっててもまだ未知の部分が多く、スカウティングも難しいです。
〇 他選手との相乗効果
上記に記載した選手に加えて、
ジョニーオブライアントのインサイド
3Pに定評のあるトーマスケネディを加えたビッグ3
推進力のある山口颯斗
シュート力のある平尾充庸
ハンドラーとして優秀な中村功平
DF力のある鶴巻啓太
特別指定で積極性のある大庭圭太郎
それぞれ個性・役割がはっきりとしており,噛み合えばちゃんと強いメンツはいるのです。
去年のような強力なOFがこの試合で発揮されてもおかしくありません。
〇 どこにFOCUS?
では、大事なポイントをいくつか上げていきます。
① TOしない、判断の良いOFのクリエイト
今年のアルバルクはDFが凄いと世間からは言われがちですが、それよりもOF力向上を個人的には感じます。OFFRTG 1位は誇るべき数字です。
当然DFをしっかりやって、60点台に抑えるのが理想ですが、勝利にFOCUSするなら実はOFの出来にかかってくると思います。
平均失点(OPPPTSPG)、DEFRTGが低めの茨城に対して、しっかりとアルバルクのOFを展開できるかが鍵です。
② リバウンドを制す
未知の相手には、しっかりとリバウンドで優位性を保つことが重要です。
特に前節DFリバウンド回収率が悪く、ポロポロ取られていたため、全員で取り切る意識を徹底しましょう。
こちらもルークメイやジョニーオブライアントは初見ですが、向こうもうちのインサイドは初見です。
ここはアドバンテージとなるよう、奮起して貰いましょう。
③ アルバルク必殺、「2人にはある程度取られてもいいよ。しかし他には絶対取らすな!」
先に挙げた2人の外国籍選手には、ある程度DF力のある選手をつけながら、タフに追い込んで貰います。
しかしその選手達からのアシストで他の選手が点を取るというケースは絶対にNGです。
やられるならこの2人の1on1。
それ以外は徹底して抑えましょう。
④ 福澤晃平
安藤周人が復帰未定、橋本竜馬も出場はしてましたが怪我持ちのため、福澤晃平の力が重要になってきます。
茨城のブースターに愛されている福ちゃん。
ここで結果を残しましょう。
完全なローテーション入りするために。
ブースターへの恩返しのために。
〇 最後に
今回は「どこにFOCUS?茨城編」でした。
未知の部分が多いチームではありますが、あくまでも自分達にFOCUSし、自分達の求めるバスケットを展開すること。
結果は後からついてくると思います。
これで以上となります。ご一読ありがとうございました!