1分で楽して覚える省エネインドネシア語学習①~英語ほぼそのままでいけるやん!その1~
(インドネシア語の勉強をしたいけど時間がない!という方は最後の画像だけご覧ください。1分で終わります。)
これまでインドネシア語検定について記事を書いてきましたが、今回はそのようなガチの試験勉強ではなく、インドネシア語を趣味として、あるいは旅行などのためにカジュアルに学んでいる方向けにお話ししたいと思います(これから、このような語学学習のことを「カジュアル語学」と呼ぶことにします。)。
インドネシア語を学ぶメリットとインドネシア語検定については、下の記事でご紹介していますので、もし関心がありましたら是非お読みください。
今回このカジュアル語学についてお話しするに当たり、最初にお伝えしたいことがあります。それは
1 第二外国語の学習はとにかく手を抜きましょう
ということです。いきなり何を言い出すのかと思われたかもしれません。外国語は文法などをきちんと体系立てて学ばないと身に付かないのでは、と思われた方もいると思います。
確かにガチの試験勉強であれば、ある程度の時間、机に向かって勉強することはどうしても必要になります。
しかし、みなさん学生当時のことをよく思い出していただきたいのですが、中学から高校までの6年間、毎週数時間授業で英語を習い続け、高校生になったら文法、リーディング、リスニング、ライティング、英会話など更に細かい科目に分かれて勉強していたと思います。その結果英語を「日常的なコミュニケーションツール」として使えるようになったでしょうか?
もちろんこれらの勉強それ自体は意味があります。私自身学生時代に文法をきちんと学んでいたので、社会人になって英語が文法どおり書けるようになったのは事実です。
しかし、挨拶、お店や飲食店での注文、同僚や友人とのスモールトーク、LINEやWhatsAppでのメッセージのやりとりなど、日常的な英語のコミュニケーション能力を身に付けるためには、これらの勉強の中には必ずしも必要でないものも結構含まれています。
特に毎日が忙しい大人にとっては、学生時代の勉強スタイルをそのまま続けるのは難しいのです。
英語ですらそうなのですから、第二外国語でそれをやるのは超人以外ほぼ不可能と言ってよいと思います。
私は大学時代に第二外国語としてドイツ語を履修しましたが、時間があり余っている大学生であっても苦労しました。せっかく勉強したので…と思い社会人になってから一時期集中的に勉強してドイツ語検定2級を取ったものの、結局身につかず現在に至ります。短期集中型の勉強では身に付かないのです。
語学は成果が出るまでに6か月はかかると言われており、何より継続することが大事です。1日10時間のガチ勉強を3か月続けるより、1日10分の「ながら勉強」を毎日続ける方が、長期的に見てはるかに効果的なのでです。
そして、毎日学習を続けるためには、冒頭で述べたとおり「いかに手を抜いて楽して続けるか」が最大のコツです。
2 1分で楽して覚える省エネインドネシア語学習①~英語ほぼそのままでいけるやん!その1~
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
このシリーズでは、とにかく手を抜いて、「1分」でインドネシア語を覚える方法を追求していきたいと思います。
初回は「英語ほぼそのままでいけるインドネシア語単語 その1」です。
インドネシア語は英語ほぼそのままの借用語(インドネシア語で「kata serapan」と言います。これはB級レベルなので覚える必要はありません。)が数多くあります。
インドネシア語の単語の構造は規則的ですが、やはりなじみがないのでその規則性を覚えるだけでも大変です。
これに対し、借用語は英語ほぼそのままなので、パッと見て「あっ、この人英語の世界で一度会ったことある」となり、覚えやすいはずです。初対面の人より1度会ったことがある人の方が名前も顔も覚えやすいのと同じですね。
できればスペルも発音も英語と一緒だと助かるのですが、日本でも英語をカタカナにして使うので、必ず起きる現地仕様だと思って受け入れましょう。むしろ、日本と違い同じアルファベット表記なだけありがたいと言えます。
今回は第1回ということで、インドネシア語検定E級の試験に出てくる借用語を10個ご紹介します。
みなさんの学習のお役に立てれば幸いです!