良曲紹介11 透明な心臓が泣いていた(甲斐田晴)
⚔️「次なんですけど…あの、これ…修正する時間が無くて結構本当に寝る前ギリギリ意識朦朧で、これあの…送りつけたんですよ。これ甲斐田君なんですけど、甲斐田君ってあの「透明な心臓が泣いていた」っていう曲を出してるんですよ。それを絡めてなんか二つ名出来ないかな…は~眠い、は~眠いと思いながら起きたら…こうなってました。
『透明な甲斐田が泣いていた』 甲斐田晴
どういう意味なんだよ!マジでどういう意味なんだよ甲斐田これ!意味わかんねぇよこれ!どういう意味なんだよ甲斐田これ!おい!どういう意味なんだよこれ!」
🌞「透明な心臓が泣いていたに絡めようとした結果寝ぼけて修正忘れた……?ふざけんなよおいwww予選突破したら修正しろよ剣持!!」
作詞:堀江晶太
作曲:堀江晶太
編曲:堀江晶太
のっけから切り抜きで見ただけの内輪ネタをぶっ込んで申し訳ないですが、今日から良曲紹介コーナーではにじさんじ関連楽曲を集中して取り扱おうと思います。とは言え私生活が春まで若干多忙になるので更新スピードは鈍いかも……。
複数の過去記事で書いた通り、太鼓の達人コラボをきっかけに今年の夏から追うようになったにじさんじ。せっかく新たな界隈に触れたのだから膨大な関連楽曲も追うしかないだろう、という訳でYouTubeで「オリジナル曲」と検索してその時一番上に出てきて、結果的ににじさんじの曲で最初にお気に入りリスト入りを果たしたのがこの曲でした。因みに現在各ライバーの楽曲をローラー形式で追っていて、現状制覇済みなのは月ノ美兎、樋口楓、ROF-MAO、ChroNoiR、ジョー・力一、リぜ・ヘルエスタ、アンジュ・カトリーナ、戌亥とこ、雪城眞尋。あと販売形式でいうとFOCUS ON-NIJISANJI SINGLE COLLECTION-は一旦shortsで全部聞いてから良さげなものだけフルで聞いて、アルバム「SMASH The PAINT!!」は通しで聴き終わってます。
それで、この曲の歌唱担当はVΔLZの一員にしてROF-MAOの一員、皇都の研究家にしてにじさんじ屈指の弄られキャラである甲斐田晴。そもそもVΔLZ自体が音楽に一家言あるメンバーを揃えたユニットなのもあって、彼の歌唱スキルはなかなか目を見張るものがある。サビの透き通るようなハイトーンボイスは一聴の価値あり。ただ高音を張り上げるだけじゃなくて山場じゃないパートでは落ち着きを感じる繊細な声色を使い分けているのも良い。
楽曲提供は堀江晶太。何かどこかで聞いたことある名前だな、アニソン系の作家さんだったような……?と思って調べてみたら何と「六兆年と一夜物語」「拝啓ドッペルゲンガー」を手がけたボカロPの「kemu」と同一人物らしいとこの時初めて知りました。びっくり。とは言えこの楽曲からいわゆるボカロっぽさというものをそこまで感じる訳では無いので、エモい感じの曲とくれば具体的なジャンル・内容は問わずマルチに書ける人なんだろう。甲斐田にとっては堀江氏への製作依頼は憧れだったようで、この曲を3Dお披露目配信でのサプライズ披露枠にするなど思い入れはかなり強いようだ。で、実際の曲調としてはMVの夜景が似合う感じの疾走感と爽快感の中に微かな憂いを交えたアップテンポなポップロック。ギターアレンジも格好いい。
次は歌詞なんだけど……これは結構抽象的で解釈が難しいところ。ただ自分の感想としては、それまで過去進行形(過去完了形)で「泣いていた」心臓はラスサビになるとシンプルな過去形で「輝いた」みたいだから、それまでのフレーズでずっと迷ったり悩んだりしてたのがその特定時点において経験として開花して何かしら成長出来たんだろうな、といった感じ。「透明な」っていう要素も「そのカタチを知ってゆけ」とか言ってるしまだ特定のカラーを持たない不定形な根無し草状態のモラトリアム的な心境を表現しているのだろう。
今回はここまで。改めて太鼓の達人がにじさんじに出会わせてくれたことに感謝ですね。未だにまともに配信をリアタイする気もない超ライトファンですがこれからもよろしくお願いします。