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内定を貰っても警備員になれない人
警備会社の面接を受けて内定を貰った!
…でも、入社を断られたり
入社日を迎える事はできても、新任教育中や試用期間中に本採用見送りになったり
残念ながら警備会社の内定は貰ったものの、現場の警備員として働く事もままならない状況で、会社を去らなければならない人達が一定数います。
入社を断られるのは、以前にもお話ししましたように、入社にあたって必要な書類を揃えられなくて入社ができないというケースです。
・身分証明書(破産していない事の証明)
・警備業法に基づく診断書(アルコール・薬物の中毒者でない事の証明、業務に従事するにあたって心身共に支障がない事の証明)
この2点を入社日前日までに会社に提出できないと、残念ながら内定取り消しとする警備会社はわりと多いと思います。
(僕の働く警備会社ではそういう決まりになっています)
最悪の場合、入社日当日までに提出すればセーフ、という場合もありますが、会社によるとしか言えないですね。
厳しめの会社だったら前日までに揃えられなければ問答無用で内定取り消しにするでしょうし
ゆるい会社ならば入社後、一定期間の猶予を与えてくれるかもしれません。
大手は概ねどこの会社も厳しめだと思います。
新任教育中や試用期間中に本採用見送りになるケースは恐らく、その期間中に
・反社チェックに引っかかったか
・経歴に虚偽がある事が発覚したか
・重責解雇の履歴がある事が発覚したか
・警備員の経験者だった場合、前職調査において、過去に何らかの警備事故を起こした経歴が発覚した
・本人の犯罪歴等の調査で看過できない点が発覚したか
・素行調査の結果、問題ありと判断されたか
などなどのいずれかに該当した場合には、本採用見送りとなる事があります。
通常ならば、就職の際に前職調査というものは、本人の同意がないのに企業側が勝手に調査する事はできませんが、警備会社はその例外になります。
警備会社が警備員として雇用する場合には、警備業法に基づく「欠格事由」に該当する者を警備員として雇用してはならないと定められていますので、前職調査や身上調査を入念に行う必要があります。
その中でも反社チェックと犯罪歴の調査、警備事故を起こした履歴の有無は特に神経質なくらいに徹底して行われます。