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【Introduction】「ふるさと納税」の確定申告方法について


1.ふるさと納税とは

 ふるさと納税とは、額面通り「ふるさとへの納税」なんてことは無く、住民税に自治体間の競争原理を導入し、「一定金額」を好きな自治体への納税を可能とする制度です。納税者は魅力のある自治体へ地方税を納付しますが、この魅力とは「返礼品」であることが殆どです。2000円の手数料が発生し、納税者の年収によってその「一定額」は異なりますが、ふるさと納税を行うことにより、その「一定額」30%相当の「返礼品」を得ることが出来る。お得なシステムです。
 ざっくり計算で、住民税の20%をふるさと納税ができて、そのうち30%が「返礼品」として還ってきますので、20%×30%と考えると、住民税6%の減税効果を得ることが出来ます。なので日本に在住して納税している人であれば、必ず行なわなければならない社会人の必須科目です。そんなありがたい「ふるさと納税」ですが、色々な面倒をクリアする必要があります。

2.申請の方法

「ふるさと納税」を行った後に、

  • これだけの金額を「ふるさと納税」したよ

  • だから本来支払う住民税から「ふるさと納税」分を差っ引いてね

って税務上の申請を行う必要があり、この申請には「ワンストップ申請」と「確定申告」による申請の2種類が存在します。元々は「確定申告」しか無かったのですが、数年前、新たに「ワンストップ申請」なるものが出現して、これが申請の簡略化を実現したため、「ふるさと納税」の利用を拡大させることに貢献しました。
「ワンストップ申請」は、電子申請により寄付先の自治体が申請を肩代わりしてくれる制度です。「ふるさと納税」の拡大に貢献する位手間がかからない制度ですが、幾つか制限があって、そのうち最も気を付けなければならないのが、

寄付先は5か所まで

って制限。6カ所以上になると確定申告しか受け付けてくれなくなるため、ここ一番大事なところです。マジで。

3.やっちまった、ふるさと納税・・・

年末、
「そういや最後に寄付したホタテが届いてないな・・・」
なんて思いながら、楽天ふるさと納税サイトにおける、今年の寄付履歴を何となく眺めていて、数えたら・・・

7か所に寄付してるじゃねーか!

 あー、やっちまった。去年までは結構気を付けてたのですが、今年は調子に乗って、ビールだの、鰻だの、ホタテだのと、あれこれ頼んでしまってましたわ。これで確定申告決定です。なので、忘れないようにここに書いておきます

2025年2月16日 確定申告 絶対実施! 
忘れたら十数万の住民税がパーになる!マジでやばい!


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