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【想定外のカベ・・・】看護師が起業後に直面する課題と解決法



私が起業を目指す理由

増え続ける看護師の挑戦者たち

看護師として働く中で、「このままでいいのだろうか・・・」と思う瞬間はありませんか?

患者さんの命を預かる大切な仕事をしている一方で、自分の可能性をもっと広げたい、社会にもっと大きな貢献をしたいという思いが湧き上がることがあります。そのような思いから、看護師という枠を飛び越え、自分の手で新しい価値を生み出そうとする人が増えています。

例えば、オンラインで健康相談・心理サポート、地域の中での活動など
「へ~こんなことしてる人いるんだ」ってSNSを見ていると目にするんじゃないでしょうか?

起業をすることは、単にキャリアを広げることだけにとどまらず、看護師が持つ知識と経験を社会全体に届ける重要な挑戦でもあると思っています。


実体験から学んだ大切なこと

実際に起業を経験した人たちが口を揃えて言うのは、

「失敗を恐れないこと」です。

すべてが計画通りに進むわけではありません。しかし、失敗を学びと捉えることで、自分自身を成長させる機会に変えることができました。

また、看護師だからこその視点が、起業の場でも大きな力になることを知るでしょう。患者さんやその家族と接する中で培った「人を大切にする姿勢」は、商品やサービスの本質を見極める力として発揮されます。そして、この姿勢は、ビジネスの成功に直結する要素でもあります。

起業してみて感じた3つの難しさ


売ることへの戸惑いとその克服

看護師の多くが「売る」という行為に対して戸惑いを感じます。私もそうでした。人を助けるために働いてきた看護師にとって、お金を追求することに罪悪感を覚えることも珍しくありません。しかし、ビジネスでは「売る」ことが社会に価値を提供する手段の一つであると理解する必要があります。

これが中々ムズカシイのですが・・

この壁を乗り越えるためには、「売る」こと自体ではなく、提供するサービスや商品がどのように人々の役に立つのかを深く考えることが重要です。

自分の活動が誰かの健康や生活を良い方向へ導いているんだ!ということが実感できると、「売る」ことへの抵抗感も少しずつ薄れていきます。

自分の殻を破るマインドセットの変化

起業には、看護師としての現場経験だけではなく、新たなマインドセットが必要です。特に、リスクを取ることや、自分の弱みを認めつつ成長を目指す姿勢は、看護師としての安定したキャリアではあまり求められない部分かもしれません。

成功者の中には、自らを「常に学び続ける存在」として捉える人が多いです。

新しい知識やスキルを積極的に吸収し、時にはこれまでの自分を否定するようなチャレンジにも挑むことが、起業の成功に繋がります。

殻を破る勇気が、さらなる成長を後押ししてくれるのです。

異業種とのつながりがもたらす発見

看護師としての経験だけに頼っていては、視野が狭くなることもあります。他業種の人たちと交流することで、自分の考えや価値観を見直す機会が生まれます。特にビジネスの場では、異業種の知識や視点が新しいアイデアを生む鍵となります。

例えば、IT分野の人々と話すことで、オンラインサービスの可能性を広げるヒントを得たり、マーケティングの専門家から効果的なプロモーション方法を学ぶことができるでしょう。このようなつながりが、看護師としての経験を活かしたビジネスの成功を支える重要な要素になります。

壁を越えるための私がやった工夫

売るという行為の本質を学ぶ

「売る」という行為は、単に商品やサービスを提供することではありません。お金を払う相手に価値を提供することが本質です。このことを深く理解するために、「お金を払って得られる価値」とは何かを考える時間を持ちました。

例えば、スマホの価値は「いつでもどこでも情報を得られる便利さ」や「離れた人とつながる安心感」にあります。同じように、自分が提供する商品やサービスの価値を見直すことで、「売ること」に対する抵抗感を減らすことができました。これは、売る行為を自信を持って行うための重要なステップです。


小さな成功体験を積む

「まずは100円でもいいから、お金をもらう練習をしてみなさい」とアドバイスを受けました。この指導に従い、初めて少額のお金を受け取るときは大きな抵抗がありました。しかし、実際にお金を受け取ることで、自分が提供したものに価値があると実感できるようになりました。このような小さな成功体験が徐々に自信となり、「自分が提供する価値はお金をいただくに値する」と確信できるようになってきました。


異業種の人と交流する

同業種のコミュニティでは、自分の知識やスキルが「当たり前」のように感じられ、価値を見失うことがあります。しかし、異業種の人々と交流することで、自分の持つ知識や経験が新鮮であり、他者にとって役立つものだと再認識できました。例えば、健康に関する基本的なアドバイスでも、異業種の人々から「教えてくれてありがとう」と感謝される経験をしました。このような交流が、自己の価値に対する自信を高めるきっかけとなりました。


起業の道は不安や困難がつきものですが、「今の自分にできること」を少しずつ積み上げていけば、必ず道は開けます。


失敗を恐れず、今日話した内容が少しでもあなたのヒントになれば嬉しいです。

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