
万年筆のご紹介 パイロット カスタム823 細字(F) Custom823 (F)
自分はそこそこ文房具が好きです。
自分が好きで愛用している文房具をご紹介していこうと思います。
はじめに
色々御託を並べる前に一言。
「本当にありがとうございます、パイロットさん。」
「真っ先にパイロット社への敬意と感謝の気持ちを表したいです。」
万年筆が好きになった自身を魅了して止まない、この「世界観」と、圧倒的な「Japan Quality」を併せ持つプロダクト「カスタム823」をよくぞ世に出していただきました。パイロット社の矜持を強く感じています。
※注意)この記事では、良い事しか記載していません。物事をメリット、デメリットで評価される方は、お手数ですが、他のレビュー記事をご参照ください。
世には、高かろう、良かろうといった万年筆が多数あります。
ペリカンM800しかり、モンブラン149、146然り。
でも、冷静に考えると、価格が高くて、良い。これは至極当たり前の話です。自身にとっては、そこに大きな感動はありません。
そりゃそうだよな。という納得感しかありません。
しかしこいつは違います。Value for Moneyのトップをひた走る万年筆はこのカスタム823であることに疑いの余地はありません。なんせ、昨年の2回の価格改定以前では、実売 約2万円5千円程度だったのです。
今回の記事では、自身がこの万年筆に感じる魅力をごくごく簡潔に記載します。
前提として、自身が所有するカラーはクリア(透明)軸です。
自分色に染められる
透明軸から覗く色鮮やかな好みのインク。
文字を書く以前から、眺めるだけで視覚を訴求し、満足感に包んでくれる。
そこにコンバーターという余計な構造物は無く、純粋な混じりっ気なしの色のみがもたらす世界を堪能できる。
どこまでも書き続けられる
超大容量のインクタンク。筆記に没頭できる安心感。
インク切れなど、余計な事を考えることが必要ない。
優雅な世界と、日常の世界の共存・融合
ポップでライト。おもちゃ感が出てしまいがちなクリア軸。
しかしながら、全くそれを感じさせない高級感。
クリップ、キャップリングなど、随所にゴールドパーツ、金色を散りばめ、不思議なくらい違和感なく対極の概念が共存している。
最高の重量バランス
軸の中心を走るステンレス製のプランジャー軸。万年筆に適度な重さを加え、筆圧をより不要とする。
調整不要のパイロットニブ
圧倒的な品質管理水準の高さを感じる、日本のものづくり。
パイロット社の万年筆にはハズレなし。つるしのまま、下ろしたその日から最高の書き味。紙への当たりが優しく、細字でもカリカリせず、シルキーな書き味。
まだまだこの万年筆には沢山の魅力がありますが、この辺にしておきます。
購入を迷っている方へ。おすすめします。
いいなと思ったら応援しよう!
