基本三数リーディングと“宇宙波動”
「基本三数リーディング」には“副産物”がありました。
宇宙この世界の根幹法則「基本三数」によって、ホロスコープ・リーディングを続けていると、自分でも気づかないうちに“宇宙波動”にアクセスすることになるためです。
何気に宇宙この世界の“真実”を感知しやすくなることが起こりました。
【根幹法則「基本三数」の発見】
最初は単に「基本三数」は宇宙この世界の根幹法則だと思っていました。
実際「基本三数」とそこから派生する「数理法則」をベースとして、宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」を導き出しお伝えしました。
古代ギリシャ時代のホロスコープ解釈の古典理論「四大元素説」に匹敵するものです。
その最新版が「基本三数」だといえます。
ホロスコープ解釈のバックボーンとなる「数理法則とクオリアル・ワールド」は、2012年に“伝授講座”としてご紹介しました。
星の動きからみて「天王星」が「春分点」を超えて牡羊宮に入宮し、「海王星」が自らの共鳴サイン(宮)に入宮したことで、2010年に「霊識元年」といえる“宇宙波動”の時代がはじまったからです。
19世紀中頃の発見後、ホロスコープを1周した「海王星」は、そのまま水瓶宮の影響圏から自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」に入宮しました。
同時に、再び世界に混乱をもたらす「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化、時代変化)を2009年から投げかけはじめています。
この時代変化の意味は、宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)への歴史の大河の流れの中に、双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)への逆流となる“宇宙波動”が同時並行してもたらされ、アンビバレント(二律背反)な新旧混在の動きが世界に起きはじめたので。
事実、1989年の「東西冷戦の終結宣言」以来、鳴りを潜めていたロシアや中国が“世界覇権”に向けて蠢動しはじめたのです。
日本では旧民主党による鳩山政権が2009年に誕生し、彼は「これは革命です!」と述べたものです。
そのような“支配/被支配”の歴史パラダイムによる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化、時代変化)ですが、現在、海王星が「春分点」を超えて牡羊宮を正式にトランシットしはじめるまで、あと2年余りに迫りました。
「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの終わりのみならず、双魚宮時代の“宇宙波動”の完全終了です。
そのため、現在は”双魚宮時代の終末現象”が起き、混乱期になっています。
【ホラリってみれば真実が読める】
政治向きのお話はともかく、「基本三数」の発見は想像以上でした。
宇宙この世界の単なる根幹法則だと思っていたのですが…。
「基本三数」によってホロスコープを解釈し、事件や事故などのホラリー・リーディングに適用していくと、ものの見事に、面白いように事件や事故の深層また真相が次々と見えてきます。
「ホラリー・ホロスコープ」は、すべてのホロスコープの基礎となるものです。
事件や事故など“イベント”が起きたその瞬間の時間設定によるホロスコープで、そこから背景などのリーディングを行なうことができます。
その“イベント”の時間を、個人の誕生の瞬間に設定すれば、一般的な「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)になります。
ふつうに個々人の性質や運勢をリーディングするホロスコープです。
「基本三数」は宇宙この世界の客観的な根幹法則なので、根拠のない主観交じりの“占い”ではなく、現実に沿った「実学」になります。
もちろん、その解釈には人為が伴ないます。
“信じる/信じない”はご自由です。
実際に「基本三数」をホラリー・リーディングをはじめ、宝瓶宮時代のアストロロジーによる独自のディレクション・リーディング、また一般的なホロスコープ・リーディングに適用してきて、我ながら「スゴイなぁ!」と思います。
想像以上だったからです。
単なる根幹法則ではありませんでした。
事件や事故などの「ホラリー・リーディング」であれば、第一に事件なのか事故なのか、自殺なのか他殺なのか、その隠された深層また真相まで案外と明確にリーディングできるからです。
ある程度の経験や慣れは、なにごとにも必要でしょうが、自分でもできるくらいです。
難しくはありません。
なぜ、そのようなリーディングが可能になるのかといえば、「基本三数」に伴なって、時空を超越した“宇宙波動”があるためです。
【物理宇宙とエネルギー宇宙】
基本三数リーディングと“宇宙波動”のお話をします。
学校教育やマスコミなどで現在、社会通念となっているのは、客観的な“物理科学”的なとらえかたです。
ですが、それは宇宙全体からみたとき、一部にすぎません。
本物の科学者はそのことを自覚していて、物理科学は宇宙の一部にすぎないとご存じです。
宇宙この世界を満たす“光”(電磁波、波長)に例えれば、「色」として見える可視光線に相当するごく一部が「物理科学」の分野にすぎません。
実際の宇宙この世界には、「色」のすぐ外側に見えない赤外線や紫外線また一般に電波と呼ばれるさまざまな周波数が連なっています。
同様に“可視光線”に相当する「物理宇宙」の分野だけでなく、見えない「エネルギー宇宙」(宇宙波動世界)が連なっているるのです。
本来「ホロスコープ」も同様です。
物理存在の「天体」(星)の位置を写しとり扱いますが、重要なのは、その背後にある位置関係を含めた見えない“宇宙波動”すなわち象意だからです。
時空を超越した“宇宙波動”の世界がなければ、ホロスコープ・リーディングは成り立ちません。
「なぜ、空の星から地上のことが分かるのか」といった“根本命題”に通じる奥が深いお話です。
「基本三数」は、宇宙この世界の根幹法則なので、すべての分野が含まれています。
「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”からもそういえます。
【物理科学を超えたエネルギー世界】
これまでの双魚宮時代は、影響圏における仏教やその後のキリスト教などの「世界宗教」にはじまり、近代物理科学の発展に伴なって、信仰ではなく科学的な客観性が重要視されてきました。
そのため、戦後の学校教育もマスコミも、唯物的な思想を是とし当然のことのように喧伝されてきたのです。
半分正しく、あと半分は間違いです。
科学万能主義に属する社会通念”は、100%間違いというのではありませんが双魚宮時代末期の“幻想”です。
19世紀の中ごろに発見された「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”に基づいた“事実誤認”です。
なぜなら、宇宙は物理だけではなく、物理を超えた“エネルギー世界”(宇宙波動)が併存しているためです。
かといって、俗にいう“お花畑スピリチュアリズム”とは異なります。
また、人間が遠近ある星を勝手につなげて創った“星座”や“神話”とも異なります。
そういった人為的な創作や想像ではなく、宇宙この世界の根幹に最初から実在し、通底しているものが「基本三数」であり、それに伴なう“宇宙波動”です。
“宇宙波動”は、時空を超越し、目には見えませんが、実在は科学的に実証されていますが証明はできません。
なぜなら、物質の範疇でしか解明できないためです。
「基本三数」に伴なって、見えなくても“宇宙波動”は存在しているため、“占い”から実学への展開が可能です。