情報リテラシー論⑬長岡造形大学
さて今回は、画像生成AIの話が授業で出てきました。
怖いですね。
ほんっとに仕事奪われるんじゃないかって心配です。
pixivとか見ても、 #AI生成 というハッシュタグを度々見かけますよね!
私は最近急にAI生成が出てきたイメージでしたが、そうではないんですね…
今回は、ちょっと面白いなと思った記事があったので紹介したいと思います!
早速なんですが、その記事の筆者は、
「画像生成AI 美術史年表」というものを個人的な見解で作られていました!
まとめてみると、
2015年
Google「Deep Dream」
2016年
人工知能が描いた「レンブラントの新作」
人工知能美学芸術研究会 発足
2018年
深層学習によって「蛇の回転錯視」の知覚再現に成功
OpenAI 「GPT」
「AIが描いた作品、約4800万円で落札」
2019年
OpenAI 「GPT-2」
2020年
OpenAI 「GPT-3」
2021年
OpenAI「DALL-E」画像生成AI
『「眼杯」がついた脳オルガノイド』
『「脳オルガノイド」がゲームをプレイ、 AIよりも早く操作を学習』
⚠︎脳オルガノイドとは、試験管の中で幹細胞から作るミニチュアの臓器のこと
2022年
画像生成AIがたくさん出た
↓
OpenAI「DALL-E2」
「craiyon」
Google「imagen」
Microsoft 「NUWA-infinity」
midjourney
stable Diffusion
Google「DreamBooth」 など
画像生成AIは2015年以前からあったんですけど、この筆者は「この出来事を通常の美術史に付け加えてもいいんじゃね?」って思ったんですって。
あと、この出来事以前にも
江戸時代 からくり人形「文字書き人形」
1959年 「自動デッサン機」Jean Tinguely (ジャン・ティンゲリー)
1985年 つくば万博 松下館の似顔絵ロボット
というようなものがあったみたいですよ。
たしかに、今の画像生成AIに繋がりあるかもしれませんよね。
自動デッサン機なんかは、抽象的な絵を描いてくれる機械みたいなので、本当に繋がりあるんじゃないかと思っちゃいます。
この年表は、一つ一つ筆者の見解がありまして、その中で1つ紹介します。
先ほども出てきました、
2016年
人工知能が描いた「レンブラントの新作」
レンブラントというのは、17世紀の有名な画家です。
そのレンブラントの新作がオランダで作られました。
ディープラーニングで作品の特徴を分析して、3Dプリンターを使って“レンブラントらしさ”を再現しました。
そして、とうとう人工知能は、人の才能と技術の模倣に成功しました。
(このプロジェクトは、オランダを本拠とする総合金融機関INGグループが出資。オランダのマウリッツハイス美術館とレンブラントハイス美術館のチームが、デルフト工科大学、マイクロソフトと協力して制作。)
筆者は当時このニュースを見て驚いたそうです。
このような『故人の新作をシミュレーションする』というようなコンセプトの作品は、現代美術でも結構あるんです。
これは、美術の価値に対する一種の思考実験なのですが、ある意味、机上の空論の側面があります。
それは、シミュレーションとはいえ、描いた人間がいるからです。
ですが、この「レンブラントの新作」は人工知能によって空論じゃない現実になってしまった、という感じたそうです。
筆者はこのプロジェクト自体がひとつの作品だな、と思ったそうですよ。
なんか今って、才能とか技術をAIに奪われるんですよね。
亡くなった人の絵でさえ新しく描いてしまうんですもんね。
だから怖いんですよ。
「自分にしか描けない作品を描きたいです」
とか言ってられるのかな……。
本当に、デザイン系を目指してる身としては大問題ですね。
そんな感じで、画像生成AIについて調べてみました。
今後が不安ですが、頑張ります…。
参考
中日新聞
MBL
オルガノイドポータル
https://ruo.mbl.co.jp/organoid/overview/
担当教員横田先生のHPです!
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