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Cocco 25周年 ベストツアー~其の 1~[ライヴレポート]in Zepp Namba


ボクはこのアーティストが大好きです。感情的になりすぎてライヴレポートどころではありませんでしたが…思うままに書いてみます。

はじまりは開始5分前でした。
場内アナウンスの読み上げをなんと、coccoが担当!ボクは最初わからなかったけど、気がつくと隣席のおねえさんがクスクス笑ってる。アナウンスに沖縄独特のなまり、Cocco独特のなまりが頭に鳴った。

Coccoの声だと気がつき、ボクも笑みがこぼれました。バンドメンバー登場、Coccoが登場しました。ボクはここから、あんまり記憶がないとゆーか…感情がぐちゃぐちゃ…

1曲目は「強く儚い者たち」。略して「つよはか」といわれている、coccoの代表作。
おー!!いきなり!!ボクはやっぱり、この頃にCoccoから1番刺激を受けている。感情が一気に沸き上がってるのを感じた。

「カウントダウン」、「雲路の果て」「樹海の糸」とヒット曲が続き、昔のボクががフラッシュバックする。社会と向き合えずCoccoの唄に出会い、詞をなぞっては自分を呪い、メロディーを口ずさみながらまた挑戦…
「風化風葬」がかかると、ついに涙あふれ視界が滲んだ。

でも大丈夫あなたは
きっと私を
忘れるから忘れたかな?

すごい歌詞ですよね。「何でそんなんゆーん?」でボクは思ってました。この「大丈夫」の使い方は孤独、別れ、闇を連想します。今もCoccoは「大丈夫」と歌いますが、今は寄り添いを感じます。苦しんでもがいてる人の背中に手を当てて、声をかけてくれている気がします。

左右にゆらゆらと揺れながら、大きく手を振り高らかに響き歌う。Coccoのスタイルは今も昔も変わらない。
孤独や別れ、葛藤、もがき苦しみ、呪いを表現する。

だけど我らがダークサイドクイーンは、大変おてんばでもあるんですね。魔法少女が変身するような効果音が鳴ると、始まったの最新曲「お望みどおり」。
サイケデリックなダンスナンバー。ボクはたまに全力でふざけてくる(ふざけてないと思いますが)Coccoと、それを通してしまう事務所が大好きです。

奇妙で奇抜な手作り車が現れ、舞台を獅子舞いみたく横切っていく。ジャケットではCoccoはこの車を腰に装着。大きなサングラスと長い金髪、蛍光色強めの衣装で何者ですか?と言いたくなる姿に。我らがダークサイドクイーンは歴史の中で時々、おてんばになってきたが今作は一番おてんばや思います。

「藍に深し」「Raining」「焼け野が原」ラストは「羽根」。MCなしのノンストップで歌いきってくれました。

そういえば今回のライヴのタイトルって、~其の1~ってなってますね。~其の2~もあるってことかなー?ありがとうございました。Coccoのライヴは3回目なんですが、今回のライヴ…今までで1番、照明がまぶしかったです!


この記事書いた人:のぶQ
音楽とお酒を愛するwebライター。
毎朝、ぬか床を混ぜる。手を洗うついでに、昨晩使った食器も洗ってしまう。

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