【英語】肘井学『大学入試 すぐわかる英文法 赤本プラス』

お疲れ様です。
Dattaです。

今回紹介したいのは、肘井学先生の『大学入試 すぐわかる英文法 赤本プラス』です。英文法・語法の参考書です。

参考書キャッチコピー(datta個人による)
『THE正攻法(まっすぐ)な英文法・語法参考書!』

【この参考書のオススメ対象者】
・中学レベルの英語はマスターしている人(偏差値50程度)
・一冊で英文法・語法を学びたい人
・関正生先生の参考書が合わなかった人(正攻法な参考書が好きな人)

【予想到達点】
・偏差値55程度
・受験英語に必要な英文法・語法の知識を身につけることができる
※別に問題演習の参考書を勉強する必要あり(この参考書の問題数が少ない
 為)

【超個人的なレビュー】

肘井学先生が出した「英文法・語法」の総合参考書になります。いわゆる講義系で、これ一冊で受験に必要な英文法・語法の知識が身につく、非常に網羅性の高い参考書になります。

まず初めに各項目のイントロクイズがあり、そこから文法解説にうつっていきます。解説はまわりくどくなくシンプル。複雑な物は図にしてまとめてくれています。

有名な関正生先生が閃き(ひらめき)を活かして記憶量を減らす画期的な参考書だとすれば、肘井先生は正攻法で覚えていく参考書(解説自体はシンプルでわかりやすい)になります。

関先生の参考書は合う合わないがあります。合わない人は全然頭に残らず苦しみますが(個人的な感覚だと2~3割の人は合わないイメージです)、肘井先生の参考書は正統派なだけに、「合わない」という人は少ないと思います。

この参考書の唯一にして最大の欠点は450ページ弱あることです。しかも紙質が無駄に良いので、600ページ近い参考書よりも分厚い上に重いです。気軽に持ち運ぼう物なら、肩を脱臼します。その為、持ち運びたい方は、肩周りの筋肉を鍛えるトレーニングをお勧めします。

肩周りの筋肉の鍛え方は、youtubeにて、白い歯をした筋肉マンが笑顔で教えてくれるので、ご参照下さい。

話を戻します。
上にも書きましたが、この参考書の網羅性は非常に高いです。某サイトのレビューの中には「○○の説明が無ぇじゃねーか! このクソ参考書があああああ!(※コメントの特定を防ぐ為に、一部変更しています)」というものがあります。

しかし、この参考書に書かれていない物はだいぶマニアックなので、個人的にはマニアックなものまで覚える必要あるか? と思っています。英検では英文法問題は無くなったと言われ、大学入試も減少傾向にあると言われています。英文法・語法問題は、講義系の物を1冊こなしたら、別の問題演習にうつって、多くの問題に触れるのがベストだと思います。

時間は有限です。英文法の沼にダイブしたら(マニアックな内容まで覚えたい!となってしまったら)、大学合格が遠のきます。

この一冊もしくは関正生先生の一冊を仕上げて、さっさと問題演習に移ることをオススメします。

※どんなに優れた参考書でも、当然、合う合わないがあります。ご購入前に、上記に添付されたリンクより本書のページに移動し、「サンプル」をクリックの上、内容の一部をご確認下さい。サンプルが無い場合は、できる限り書店にて内容をご確認下さい。合わなかった場合の責任は一切取れませんので……。



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