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仮面を脱いだ私

こんにちは、yuです!

今回は
・自己肯定感ゼロでメンタルがよわよわだった自分に向き合った経緯
・仮面を脱いだ瞬間
をお話しします。



仮面をつけていないと人前に出ることができなかった

学生時代の私は勉強もそれなりにできて、おしゃれもして、友達もいて、、

周りから見ると普通の女の子。
むしろ教室でも中心にいるような明るい人というイメージを持たれていました。
「yuみたいになりたい」と言って憧れてくれる人さえいたくらいです。

ですが、私の根底には
「私は人より劣っているからもっと頑張らないといけない」
そういう気持ちで常に頭がいっぱいでした。
「自分は欠けてる」と思っており、自己肯定感の低さはもちろん、
自分の存在を人に見られることさえ怖がってびくびくしていたんです。

だからこそ周りに自分の弱みを見せたら終わりだ。
そんな気持ちで仮面をかぶって、無理して生きていました。
ハングリー精神という言葉がありますが、
それの「度が行き過ぎた」ような感じです。
どれだけ努力をしていても
「これではだめだ、もっと頑張らないと」と。
底に穴の開いたコップのように水をどれだけ注いでも
一向に水は溜まらない。
そうやってありのままの自分を認めず、常にあら捜しをしていました。

そんな心身の状態、努力をいつまでも保てるはずがなく、
何年かに一度ぷつんと切れてしまうんです。
その切れた代償が「うつ病」として現れたのです。

15歳から24歳までうつ病を繰り返しました。
うつ病になるたび、ある程度時間がたてば症状は寛解し、
日常生活に戻れましたが、
「なぜこんなにうつ病を発症してしまうのだろうか、自分に原因はないのか」
これだけは知ろうとしませんでした。

しっかり心の奥底の疑問部分まで向き合う余裕がなかったのかもしれません。
とにかく疾患を改善して日常に戻らないと、という焦りばかりでした。
でも本音は自分の弱さに向き合うことが怖かったのだと思います。


このままではだめだ

24歳。
3度目のうつ病発症。
いよいよ、仕事もできない、動くこともできなくなりました。
そんなどん底を味わったとき、ふと
「このままじゃ一生うつを繰り返してしまう」
と直感したんです。
「いまの自分でいたらだめだ」って。

その時
あぁ、今までの自分は死ぬほど無理して生きていたんだ。頑張りすぎていたんだ。
と自分を認めてあげたようにも思えたんです。

また、こうも思いました。

「自分って別にだめでもいいじゃん、仕事ができない私も私なんだ」

それからは変なプライドもなくなり、
周りの目を気にするじぶんを捨てました。
これが「私は今から人生を始めるんだ」と思えるくらい
生き方が変わった瞬間です。

今思い返しても
これが自分の人生のターニングポイントだと感じます。

もし今でもあの瞬間を経験していなかったらと思うと
ぞっとするくらい。

それくらいこの気づきと
本当の自分に向き合ったことは
その後の人生を180度変えたと持っています。


自分を殺して生きるとつけが来る

言い方怖いですが、本当なんです。

人間、一人一人個性があって
得意不得意もある、気質もある。そういうものなんです。

他人と比べて自分を受け入れようとせず、
重たい着ぐるみを着続けて人生を走りつづけていれば
しんどくなるのも当たり前だし、
つぶれてしまうのも当たり前。

よく「自分を大切にしなさい」という言葉を聞きますが、
この意味を思い知ることができた、としみじみ思います。

いま生きるのがつらい方、人生の進み方に悩んでいる方は
一度立ち止まって自分の心に訪ねてください。
「自分、無理していない?」って。

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