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day9, pig&hug, NAJERA〜GROÑON, CAMINO, 21/02/2025

ナヘラからなんとなくサンタドミンゴを目指して。
朝は1時間半くらい時間を取ってみた。
やっぱりいつもみたいにゆっくりと準備したほうが気分は緩やかになるね。
さらに、歩き始める前に1人の時間を取って、今こうやって書いてみてる。
どうだろう、今日は。
霧がかってる天気。
アルベルゲのお二人が本当に素晴らしい方で、なんかとても居心地がよかった。
広い長屋のような空間に少ない人数だったし、お二人はそこで寝泊まりしているようで、キッチンは使いやすい、掃除も行き届いてる気がして、なんかそう、人の「念」みたいなものってあるのかもなぁと感じられるような場所だった。
単純に物理的にキレイだっただけ、と言えばそれまでなんだけどw
誰かとそんなにコミュニケーションしたわけではないけど、なんか自然と和らげた。
今日は歩くからちょっと気合いを入れてる節ある、ちょっとリラックスして、ゆらゆら歩いて、色々思いのままにやってみよう。
とりあえず、今日の朝書くのはこれぐらいでいいかなw
わたしの今日の気分というより、アルベルゲの印象みたいになっちゃったなw
まぁ、消化だと思えば、ね。

目の前で起きていてわたしに関係のないことは存在しない、なんていう言い方があるけれど、残念ながら、今のわたしにはそれを感じ取ることができていないみたいだ。
まず、本当にこれはわたしに起きていることなのか、ってことが気になる。
一つのショーを観ているような、舞台で隔たっているんだよな。
今のところ、「思考」についてはそうではない、と思う。
まだ、というのか、ちゃんとわたしに起こっているように感じるっちゃ感じる。
いやー、「起こる」ってほど現象っぽくないんだよなー。
「流れてきている」、のような、通り過ぎていくような、少なくともキャッチするような感覚はない。
思考に実体があるような感覚できたけど、んー、これは一体なんなんだろう。

apartする理由を探してるから、なんか感じ取ったなぁ。イヤなことは当然していないし、ただ、やや「当たり前」になってる可能性がある。それはまじで要らない。
今日の朝の出来事を引き合いに出すくらいにはなってるってことみたいなんでw
あーいう違和感は気をつけないといけない
再会するのかどうかはわからんけど、今日から別行動にしてみっか!
「関係」に「慣れ」が出てくるのは仕方ないんだけど、「慣れ」を「仲良く」と考えたくはないし、わたしはそのスタンスに「慣れる」ことができない。
わたしは「わたし」と毎日新しく出会いたいし、それは世界にも当てはまる、もちろん他者にとっても。
ちょっと説明的な言葉になってるきらいはあるけどw
「新しく」出会うが、果たして何を意味しているのか、ほんの少ししか垣間見えていないけど、今のわたしにとっては「慣れ」が少し「危ない」ものに思えるのはたしかだ。

昨日炊いたご飯、ソナマスリライスっぽい仕上がりになったやつ、塩かけておにぎりっぽくしたけど、想像以上に非常食がつよかったww
だけど、お弁当を買わないで持ってるのは初めてで、その部分への満足感はすごかった。
道中食べるお弁当は、マジで美味い。
明日はバゲットサンドをなんとかお弁当にして歩こう!チーズとにんじんのラペ、とか、ツナメインでもいいなー。
まずはなるべく手間が掛からないのを作ってみよう!

んー、今日はちゃんとここまで行ってみようかなー、みたいな漠然とした感じで動いてみてるけど、案外どうにかなりそうだなって。
道にはナビゲートあるし、なんならアルベルゲもここだよってあるし、わたしのやることは、飯食って歩いて寝るだけでいーんだわw
そこにフォーカスするだけでえーやん。
感じるがままに動く、ってのはおもろそう。
前日の予習もどこら辺に行くかも、何もしない。

感覚のままに着いたGroñonという町でまたアンビリーバブルな体験をしたなー。
表面上は本当にあり得ないような体験をした。
今日は何一つ連絡をしなかったし、なんならルートとは違っていたのに、結局そこで再会したw
一緒になることが定められてるような感じだった、そんなこともあるんだなぁ。
これは何をしても一緒になるんじゃないか、もしかしてw
なんかとても不思議で、40人近くのホスピタレイロが一堂に会するタイミングで、めちゃめちゃパワフルな方々に囲まれてワイワイガヤガヤやってきた。
もう一度会いたいと思っていたやつに、ここで再会するという驚嘆もあった。
ログローニョと同じような教会に附属されたアルベルゲだったから、また誰もいない教会で祈りをする機会をいただいた。
横の人に直接祈りと言葉を捧げる、とか、一人一人全員とハグする、とか、非日常がバンバン繰り広げられていった、なんこれw
昼に考えてた「わたしとの出会い」について皆に話す機会を与えられて、タイミングだなーと思ったりした。
まぁ、「すごい」ですよ、まじで。
タイミングがパーフェクト過ぎる。
感覚を信じてよかった、って言ったらまるで良いことが起きたから言ってるような、利害の発想からきてる感じになるんだけど、本当にそう思う。
違う選択などなかったんだと思う。
ここに来るようにできていたんだな、って自然に腑に落ちるような体験だった、まじすげーw
ここのアルベルゲ、クレデンシャルにスタンプ押さないんだって、全てのアルベルゲの中でここだけなんだとw
なんでかというと、それは紙に押すものじゃないと。
てことは…そう、ハートに押せ、ってことなんだと。
じゃあ、なにを、どうやって??
みんなとハグして、それを刻め、ってさ、なんだこのテイストw超絶好みなんだがw

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